古代において當麻蹴速と野見宿禰という2人の剛力による決闘が相撲の起源。
同じ名前を持つ野見宿禰という若者が現代に姿を現し、規格外の体格とパワーを見せつける。
強き者との力比べを望む宿禰は、ご老公の差配によって実現した怪力自慢のオリバとの力比べも制した。
宿禰は現役大関との路上での喧嘩にも完勝したことで、現代の大相撲界との全面対決が決まり、刃牙たち地下闘技場の戦士たちにも声がかかる。
宿禰に加え、地下闘技場からは刃牙・渋川・独歩・花山・克己の参戦が決定。
大相撲からは横綱・零鵬、小結・炎、関脇・獅子丸、前頭筆頭・鯱鉾、大関・巨鯨、関脇・猛剣の6人が選抜され、全面対決が開幕。
勝利を放棄した克己以外の5人が勝利を挙げる結果となった。
試合後、宿禰は勇次郎の噂を聞きつけてご老公を通じて立ち合いを希望するが、勇次郎は自分が呼びつけられたことで怒り心頭の様子なのであった。
スピードとパワーを兼ね備えた炎の強さを認めつつも、最後は打撃戦で分がある刃牙が完璧にカウンターを合わせ、炎は地面に崩れ落ちるのであった。
宿禰は勇次郎に挑むも完敗、しかし横綱・零鵬とのストリートファイトでは再び勝利する。
他方、噛みつきをオリジナルの武術である「噛道」まで昇華させたジャックが徳川邸を訪れ、宿禰との対決が決定。
噛みつきを武器とするジャックが宿禰の小指や肉体を噛みちぎっていき、宿禰は大量出血。
そこからジャックは本来のパワーを持ち味とした打撃も織り交ぜ、両者の対決は真っ向からの殴り合いに。
決着の時が近づいているのであった。
14巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
ジャックが宿禰を破る
がっぷり4つに組み合ったまま、宿禰があばら投げでジャックを頭から地面にたたきつける。
しかし頸動脈からの大量出血で宿禰が膝をつき、そのまま崩れ落ちた。
ジャックは地面に寝そべったままだが戦闘続行可能であり、2人の勝負はジャックの勝利で終わった。
観客からの大声援を受けたジャックは、さらに次の戦いを望むのであった。
古代相撲の血を継ぐ當麻蹴速が勇次郎に挑戦
徳川邸では「殺生石」と呼ばれる大岩を蹴り砕いた当麻の蹴速と勇次郎が出会う。
蹴速に興味を持った勇次郎は蹴り比べをすることにし、蹴りに自信のある蹴速が反応できないほどの蹴りで格の違いを見せつける。
蹴り合いの勝負では蹴速のキックを勇次郎が足でキャッチ。
蹴速はそのまま勇次郎を上へ蹴り飛ばし、勇次郎が道場の天井を突き破ったもののダメージは無い。
勇次郎が悠然と戻ってきたところで仕切り直しとなり、今度は勇次郎が強烈な蹴りで蹴速を蹴り上げて天井を突き破った。
しかし勇次郎に敵わないことを悟ってか、蹴速は道場には戻らずそのまま立ち去ってしまうのであった。
【14巻のまとめ】
ジャックが宿禰を破り、噛道の強さを証明する。
他方、古代相撲の血を継ぐもう1人の力士・當麻蹴速が徳川邸で勇次郎に立ち合いを挑んだ。
だが自慢の蹴り合いで勇次郎に敵わないことを悟ってか、蹴速は道場には戻らずそのまま立ち去ってしまうのであった。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考今度の相手は相撲!現役力士vs地下闘技場の全面対決が勃発、古代の力を受け継ぐ力士2人も参戦『バキ道』全17巻【ネタバレ注意】
続きを見る