鬼龍との決闘を経て廃人となってしまった父・静虎を懸命に看護しながら、治療の金を稼ぐために親友であるリキ丸と組んで地下格闘技「ダーク・ファイト」に身を置くキー坊。
リキ丸は巨額の賭けが行われるこの闇格闘技でクリーンな闘いを貫くキー坊をダーク・ファイトから解放することを決め、大物フィクサーの柳場道元に接触し「ハイパー・バトル」への出場を推薦する。
灘神影流と関係のある流派・覇生流の「風のミノル」こと鈴木ミノルと共にハイパー・バトル予選を勝ち上がり、本戦出場を決めたキー坊。
そして静虎も2年間のリハビリを経て奇跡的な回復を遂げ、鬼龍を倒す共通目的のもとその実力を道元に買われて格闘技のスペシャリスト集団「チームD」に加入する。
万全の調子に思える静虎だったが塊蒐拳のダメージは依然として残り、静虎は余命半年の状態だった。
塊蒐拳の治療法を知るのは鬼龍と尊鷹のみ。
ハイパー・バトルの前回優勝者バトル・キングの正体が尊鷹である可能性に行き当たったキー坊は、塊蒐拳の会得を目指してハイパー・バトル本戦に臨む。
そしていよいよハイパー・バトル本戦が開幕。
聾唖の天才格闘家・マーシオ”ジェット”内藤もキー坊との対戦を楽しみに待つなか、バトル・キングへの挑戦権を賭けて18人の猛者による過酷な闘いが始まるのだった。
12巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
第1試合 ディーゼルノイvsヨハキム・シュルト
ハイパー・バトル本戦が開幕。
初戦は”スピード・ダンサー”ディーゼルノイと”大巨人”ヨハキム・シュルトが激突する。
ディーゼルノイが素晴らしいスピードでかく乱しながら攻めるが、シュルトの強烈なパンチが顔面を襲い、一撃で失神。

〈シュルトの強烈な一撃 [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
さらに追い打ちの踏みつけによりディーゼルノイの顔面が陥没し、衝撃的なKOでオープニングファイトを飾った。
第2試合 菊多サナエvsカーロス・ベンジャミン
第2試合は”寝技フリークス”菊多サナエvs"レスリング・アルティメット・マシーン”カーロス・ベンジャミン。
プレッシャーで押しつぶされそうな菊多に対し、格上のカーロスが超高速タックルでマウントポジションを取り基本に忠実なパウンドで追い詰める。
しかし菊多もチームDのリーダーとしてのプライドから必死に抵抗し、一瞬のスキを突いて変形フット・チョーク「キクタ・スペシャル」を極める。

〈菊多が辛勝 [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
死んでも放さないという執念でカーロスを絞め落とし、何とか菊多が2回戦進出を決めるのだった。
バトル・キングの正体
その頃、バトル・キングの正体を確かめるために控室へと向かう静虎・鬼龍・キー坊。

〈バトル・キングに会いに行く3人 [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
ドアの前に立った鬼龍に対してバトル・キングはドア越しに気を放ち、姿を現す。
すかさず鬼龍が襲い掛かるが、バトル・キングは鬼龍の攻撃を冷静に見切っていなし、まるで子ども扱い。
こんな芸当は尊鷹以外には考え難いが、バトル・キングが仮面を剥ぐと、そこには見知らぬ男の顔があった。

〈見知らぬ男の顔があった [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
いったんは人違いを認め場を納め、引き下がる静虎。
静虎たちを見送るバトル・キングだが、その正体はやはり尊鷹。

〈正体はやはり尊鷹だった [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
独自の整形術で顔と声を変えていたのであり、鬼龍と静虎もその正体が尊鷹であることを確信するのだった。
第3試合 ヤムvsテッド・オースチン
第3試合はモンゴル相撲の大横綱ヤムvsアメリカが誇るベルト・コレクター、テッド・オースチン。
ホームの大観衆を背に強烈な打撃で攻めるテッドだが、チンギス・ハーンの末裔にして戦士として誇りをもつヤムもそう簡単には倒れない。
暴れる馬を相手に鍛え上げた強烈な投げ技をテッドに食らわせ、モンゴル式逆エビ固めでテッドが失神。

〈ヤムの強烈な投げ技 [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
レフェリーストップによりヤムが2回戦へ進出した。
鬼龍を崇拝するジェット
ハイパー・バトルの場で鬼龍と再会を果たしたマーシオ”ジェット”内藤。
幼少期にブラジルでストリートチルドレンとして日々を生き抜いていたジェットは、ストリートチルドレン狩りで殺されそうになったところを鬼龍に助けられ、それ以来鬼龍を悪魔として崇拝していた。

〈幼少期に鬼龍に救われたジェット [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
そのジェットが第4試合に臨み、キックボクシング王者の”ボーン・クラッシャー”アーネスト・カーマンと激突する。
一発でも当たれば勝負が決まるほどの打撃を持つカーマンを相手に、ジェットはどんな戦いを見せるのか―。

〈相手はキックボクシング王者のカーマン [TOUGH 12巻](c)集英社/猿渡哲也〉
【12巻のまとめ】
”大巨人”シュルト、チームDのリーダー菊多、モンゴルの大横綱ヤムが1回戦を突破。
第4試合では鬼龍を命の恩人であり悪魔として崇拝するジェットがいよいよ登場する。
相手はキックボクシング王者のカーマン。
果たしてジェットはどう闘うのか―。
次巻へ続きます。
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参考灘神影流を背負うキー坊の闘いと成長『TOUGH』全39巻【ネタバレ注意】
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