鬼龍との決闘を経て廃人となってしまった父・静虎が2年間のリハビリを経て奇跡的な回復を遂げた。
地下格闘技「ダーク・ファイト」に身を置きながら治療費を稼いだキー坊は、親友であるリキ丸の計らいで大物フィクサーの柳場道元が主宰する「ハイパー・バトル」へ出場。
決勝では鬼龍の実子ジェットとの死闘を制し、ハイパー・バトルの前回優勝者バトル・キング(尊鷹)への挑戦権を獲得する。
大会では「キー坊と静虎に血のつながりがない」という衝撃の事実が明かされ、さらに大会直後の抗争の中でジェットが命を落としてしまう後味の悪い結果に終わり、帰国したキー坊。
休むのも束の間、大物フィクサーの御子神が主宰する「モンスター・ウォーズ」に参戦することとなったキー坊。
ヤクザ空手家の富岡伴内とプロレスラーの鯱山を倒すが、その一方で御子神の身体の自由を奪った怪物ファントム・ジョーと鬼龍が対峙していた。
ファントム・ジョーは灘神影流と同じ祖をもつ幽玄真影流・朦朧拳を披露し鬼龍に重傷を負わせて去っていく。
このファントム・ジョーの正体は”拳聖”日下部丈一郎の最後の弟子・金城剣史。
同じく丈一郎に師事していた尊鷹が金城との決闘を制し、一命をとりとめた鬼龍もキー坊と共に幽玄真影流との因縁に近づいていく。
丈一郎の息子、日下部覚吾がキー坊の父親の正体という真実を知りながらも、灘神影流の当主として宮沢3兄弟と共に戦う決意を固めたキー坊。
手始めに当主としての器量を試すため、尊鷹がキー坊と立ちあうことに。
キー坊は劣勢ながらも戦いの中で成長を見せ、その強さを認めた尊鷹が渾身のハイキックを放つ。
果たして2人の勝負の行方は―。
32巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
成長を見せつけるキー坊
鋭利な刃物のような渾身の蹴りを放つ尊鷹。
キー坊は頭部でその蹴りを弾丸すべりで躱しながら幻突のカウンターを完璧に合わせ、あの尊鷹をKOして見せた。

〈幻突でのカウンター [TOUGH 32巻](c)集英社/猿渡哲也〉
丈一郎ほどではないが、確実に進化し強くなった姿を証明したキー坊。
意識を取り戻した尊鷹や2人の血統を見届けた鬼龍・静虎らはキー坊を灘神影流の当主として認め、3人でキー坊を支える決意を固めた。

〈キー坊が認められた瞬間 [TOUGH 32巻](c)集英社/猿渡哲也〉
動き出した覚吾と幽玄死天王
解散し、街中に出た鬼龍を幽玄真影流の関係者がつけ狙う。
その殺気に気づいた鬼龍が後を追い、地下鉄の車内で幽玄死天王の1人、”疾風の春草”こと横山春草と対峙する。

〈疾風の春草が鬼龍を襲う [TOUGH 32巻](c)集英社/猿渡哲也〉
春草は傷の癒えない鬼龍の肋骨を攻めたうえで、行違う反対車線の電車に飛び移る驚異のスピードを見せ、姿を消していった。
20年ぶりに帰国した春草は幽玄真影流の道場を潰された復讐を果たすため他の死天王にも接触し、覚吾が帰ってくる約束の日に備える。

〈幽玄死天王が集結 [TOUGH 32巻](c)集英社/猿渡哲也〉
今は市役所で働く”犀の大観”、東南アジアの監獄から脱獄した”大蛇の武山”、そして金城に復讐しようとする御子神を襲い金城を救出した”鼬の観山”らと共に幽玄死天王が集結する。
そして日下部覚吾も帰国を果たした。

〈日下部覚吾も帰国 [TOUGH 32巻](c)集英社/猿渡哲也〉
覚吾は年老いながらも実力はいまだ健在、街中に出没した人喰い熊を斧と素手で倒してのけるのだった。
【32巻のまとめ】
尊鷹から勝利を挙げ、正式に灘神影流の当主として認められたキー坊。
その頃、幽玄真影流を背負う死天王も来るべき日に備えて動き出し、灘神影流との対決の機運が高まっていく。
時を同じくして幽玄真影流の当主である覚吾も帰国を果たしたのだった。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考灘神影流を背負うキー坊の闘いと成長『TOUGH』全39巻【ネタバレ注意】
続きを見る

