勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす刃牙。
しかしスカイツリーの地下研究施設で極秘で武蔵のクローンが作られていた。
その鼓動を感じ取る地下格闘士たち。
同じく退屈を持て余す花山は勇次郎に救いを求め、挑む。
そして武蔵のクローンが出来上がり、霊媒師である徳川寒子が命を吹き込むと武蔵が目を覚ました。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
花山 vs 勇次郎
勇次郎に思い切りパンチを打ち込む花山。
しかし花山の身体が本能でおびえているのか、踏み込みが浅くパンチが当たらない。
意を決して踏み込む花山に対し、勇次郎はハンドポケットからの居合でカウンター。
花山が吹っ飛んで敗北するが、その顔は満足げだった。
〈勇次郎に敗北する花山 [刃牙道 3巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武蔵 vs 佐部京一郎
武蔵の目覚めと共に刃牙の欠伸がピタリと止まった。
他方、ご老公らから説明を受けて現実を知り、夜の街へ繰り出す武蔵。
「居場所がほしい」という武蔵をご老公は地下闘技場へ案内する。
そこでは実際に人を何人も斬ったことのある剣法家、佐部京一郎が待っていた。
ご老公は佐部と武蔵を立ち会わせようとするが、意識だけで武蔵に7回以上も斬られ、立ち会うまでもなく降参。
〈武蔵に斬られる佐部 [刃牙道 3巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武蔵の素振り
武蔵は剣を握らずとも相手にわかるレベルで斬ることができるのである。
その武蔵が実際に剣を握るとどうなるか。
現代に残る刀を素振りすると、驚異的な握力とスピードに耐え切れずに刀が壊れてしまった。
〈素振りで剣が壊れる [刃牙道 3巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武蔵と刃牙の立ち会い
ご老公に呼び出された刃牙は、隣の部屋から強い気配を感じる。
その気配の主は武蔵。
武蔵と刃牙が邂逅することとなった。
〈武蔵と出会う刃牙 [刃牙道 3巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙は武蔵を見て原爆の巨大なキノコ雲を、武蔵は刃牙を見て地平線まで続く御馳走の数々を連想する。
武蔵を名乗らずとも、刃牙は彼が宮本武蔵本人であることを悟った。
表へ出て、刃牙と武蔵の立ち合いが実現する。
武蔵は刃牙の蹴りを軽々とキャッチし、素振りの要領で地面に叩きつける。
〈刃牙を叩きつける武蔵 [刃牙道 3巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
身を守りながらも後頭部を強打した刃牙は地面にのびてしまうのだった。
【3巻のまとめ】
勇次郎にあっさり敗れながらも満足する花山。
一方、蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
ご老公に呼ばれて刃牙と対面すると、2人は互いにその実力を悟る。
そのまま立ち会いとなるが、刃牙が地面に叩きつけられ敗れてしまうのだった。
次巻へ続きます。
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