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凡田がFA宣言!新天地は兄貴分のトクがコーチに就任した仙台ゴールデンカップスに決定『グラゼニ 東京ドーム編』15巻(完)【ネタバレ注意】

~前巻までのあらすじ~

小さい頃から憧れてきたスター集団の文京モップスに入団した凡田。

モップスでの最初のシーズン、妻ユキの双子の妊娠が発覚し気合が入る凡田だったが、今年こそは絶対に優勝したい鈴木監督によってリリーフの大黒柱として酷使され、シーズン終盤についに凡田の左肘が限界を迎えてしまった。

手術とリハビリで選手生命を伸ばすか、騙し騙し投げ続けて静かに引退するかの判断を迫られ、凡田はトミー・ジョン手術を決断。

しかし新たに就任した辺見監督は、戦力編成の都合から回復に専念する凡田に育成契約を打診し、凡田は昨シーズンの優勝の功労者にも関わらず、年収もどう頑張っても4000万と大幅ダウン、年俸が下がった分は復帰の再契約時に上乗せする予定という非情な仕打ちを受けることに。

仕方なく育成契約を飲んだ凡田は次のシーズンはリハビリに専念して復帰、約束通りの年収に戻るも、キャンプでは球速が戻らず不安が残るままシーズン開幕。

8回のセットアッパーのポジションは則川が指名され、凡田は先発として起用され、運に恵まれて勝ち星を重ねていく。

そんな折浮上した札幌パープルシャドウズで干されている内野手の河内とのトレード話では凡田の代わりに則川が放出され、河内がモップスに移籍してきた。

凡田と良いライバル関係にある河内は凡田が先発する試合に大活躍し、凡田は運に恵まれた10勝0敗という成績でシーズンを終えた。

シーズン5位に沈んだモップスは高橋新監督が就任し、10勝0敗だった凡田の契約更改は難しい判断となるが、結局1億には届かずに9500万+25試合登板で500万のインセンティブとなる。

新体制となり、コーチ陣のなかでも凡田の起用法を巡って意見が割れるなか、結果としてオープン戦でずば抜けた成績を残した凡田は先発でいくことが決定、しかしリリーフで加入した新外国人のリューチェルには不安が残る状況。

双子の妊娠が発覚し家族のためにも先発として金を稼ぐ決意を固めた凡田の新たなシーズンが開幕した。

このシーズンで凡田は先発として1軍でい続けることに高いモチベーションを抱くようになり、シーズン終盤の4連勝という印象的な活躍で9勝8敗という成績でシーズンを終える。

そしてオフシーズンを迎え、新コーチとその先にいるF選手の補強を見据えるゴールデンカップスがトクをコーチに招聘し凡田の獲得に興味を示す一方、古巣のスパイダースも凡田の獲得を狙うことに。

当の凡田は先発での起用を希望するが、モップス残留ならリリーフ起用が濃厚な状況にFA宣言するかどうか悩むのであった。

 

最終巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

凡田にとって兄貴分だったトク

高3最後の大会で県大会1回戦負けを喫してスパイダースも獲得リストから外し、プロ入りが絶望的になっていた凡田だったが、そこを救ったのはトクだった。

東京遠征に来ていた凡田にたまたま出くわした際にトクが凡田を当時マネージャーの羽田に紹介。

その後羽田はスカウト部長に昇進し、トクに目をかけていた羽田は伸び悩むトクに発破をかけるため、気まぐれ的に後輩である凡田を獲得リストに復活させることに。

トクは凡田にとってただの同郷の先輩ではなく、プロ入りの際の恩人でもあり、入団後もサイドスローへの転向などアドバイスや世話をした兄貴のような存在なのであった。

パープルシャドウズはFA市場で河内獲得を優先

凡田がトクについて仙台ゴールデンカップスに移籍することも十分に考えられるストーリーだが、そこに古巣のスパイダースが横やりを入れようとしていた。

引退を決断したスパイダースの元エースの椎名は、自分の抜けたことで先発の枠が空いたこと、そして将来的にはスパイダースで自分が監督をしたときにコーチとして招くため、スパイダースで引退するために移籍しろと言葉をかける。

他方、札幌パープルシャドウズでも今シーズン16勝と大車輪の活躍をした則川が、契約更改の場で優勝するためには凡田を獲得すべきと直訴。

球団もエースの意向を無下にはできず、獲得を検討することとなる。

しかしパープルシャドウズの予算的にFAでの補強は1人だけ。

同じく今年FA権を獲得した河内も、犬猿の仲だったパープルシャドウズの監督が退任したことで意中の相手もいる北海道に戻りたいという気持ちが再燃し、FA宣言を決断。

これによってパープルシャドウズは河内の獲得へと舵を切り、凡田の獲得からは身を引くこととなるのだった。

凡田がFA宣言、交渉は2球団による一騎打ちに

スパイダースの契約更改では、今シーズンまずまずの結果を残した丸金と、トライアウトを経て入団し代打の神様ばりの活躍を残した鳥海が希望を下回る提示額に困惑していた。

というのも、凡田をドラフトで獲得した際の羽田は今や編成部長になっており、FA市場で凡田を獲得するための資金をねん出するために他の選手への提示額を少しずつ低めに設定していたのである。

そんななか、モップスの高橋監督やコーチらから来季はリリーフで起用するつもりであることを改めて告げられた凡田は、FA宣言することを決断。

これにより、凡田獲得に手を挙げたゴールデンカップスとスパイダースの一騎打ちとなるのであった。

新天地は仙台ゴールデンカップスに

ゴールデンカップスの提示額が3年で4.5億であるのに対し、スパイダースの提示額は3年で4.8億。

金額としてはスパイダースの方が上だったが、凡田は対戦頻度の少ないパ・リーグの打者と戦った方が有利と判断し、ゴールデンカップスに移籍することを選択し、一家で仙台へ引っ越すことに。

凡田の獲得を逃したスパイダースでは丸金や鳥海らに希望額通りの条件で契約更改し、さらにモップスから自由契約となった富士野も獲得。

札幌では河内もようやく結婚し、パ・リーグという新たな舞台で凡田の戦いが始まるのであった。

【最終巻のまとめ】

凡田がFA宣言を決断し、兄貴分であるトクがコーチに就任した仙台ゴールデンカップスと古巣のスパイダースの2球団による一騎打ちに。

先発投手としての飛躍を狙う凡田は対戦頻度の少ないパ・リーグの打者と戦った方が有利と判断し、ゴールデンカップスに移籍することを選択し、一家で仙台へ引っ越すことに。

パ・リーグという新たな舞台で凡田の戦いが始まるのであった。

次シリーズへ続きます。

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参考スター球団に入団した凡田、期待と重圧を背負いながら選手としても父としても成長する『グラゼニ 東京ドーム編』全15巻【ネタバレ注意】

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