廃校となった広島県の高校で見つかった1冊のノート。
そこには当時行われていた恐怖の「王様ゲーム」の様子が鮮明に記録されていた。
ノートの持ち主であった本多奈津子は意中の相手である健太朗とともに王様ゲームに抗っていたが、そんな奈津子を嘲笑うかのようにゲームを楽しむ佐竹舞。
クラスメイト達は次々と死に、さらに王様から届いた「それぞれがクラスメイトを最低1人殺せ」という命令がきっかけで殺し合いが加速する。
真冬に狙われた奈津子だったが、舞に助けられ健太朗と合流。
健太朗はみんなで協力して生き残ろうとクラスメイトを集めるが、それでも仲間を殺すものや自ら死を選ぶ者が出て死の連鎖が止まらないのだった。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
狂気が芽生える奈津子
いつの間にか気を失っていた奈津子を抱えて移動する健太朗。
親友の剛の彼女である杏を殺したのが美鈴だと知り、美鈴と口論になっていた。

〈口論する美鈴と健太朗 [王様ゲーム 臨場 3巻](c)双葉社/金沢伸明・粟山廉士〉
美鈴が杏を殺したのは剛を取られた嫉妬からくるものであり、剛の死を悼む健太朗を嘲笑する。
すると目が覚めた奈津子は「健太朗を傷つける者は許さない」とぶち切れ、美鈴をジャイアントスイングで壁に打ち付けて殺害した。

〈キレた奈津子 [王様ゲーム 臨場 3巻](c)双葉社/金沢伸明・粟山廉士〉
誰かの眼球を2つ差し出す命令
健太朗は動揺しながらも奈津子と協力すべく、舞から送られてきた情報を共有する。
舞は今回の王様ゲームを利用して「人肉模型」というサイトに猟奇的な画像をアップし、承認欲求を満たしていた。
そこに王様から次の命令が来る。
「命令10 クラス全員、クラスメイトの眼球を2つ差し出せ。」

〈眼球を差し出せ [王様ゲーム 臨場 3巻](c)双葉社/金沢伸明・粟山廉士〉
疲れと強いストレスから気絶してしまった健太朗を寝かせ、奈津子は死体から眼球を抉りに出向く。
しかし殺したばかりの美鈴の死体は舞によって処分されてしまっていた。
舞に弄ばれた奈津子はそのまま健太朗が目を覚ますのを待ち、行く当てもないまま翌朝を迎えるのだった。
翌朝、とりあえず学校に来た健太朗と舞は、変死体が見つかり群がり始めたマスコミに王様ゲームのことを話す。
舞から送られてきたクラスメイトの死体の画像をもとに位置を割り出し、離れの小屋で慎二の死体を見つけた。
奈津子は健太朗に勧められるがまま、慎二の両目を抉って王様の命令を実行する。

〈奈津子は命令を実行 [王様ゲーム 臨場 3巻](c)双葉社/金沢伸明・粟山廉士〉
あとは健太朗の番。
と、そこに亜矢子から着信があり、旧校舎の図書室に呼び出された。

〈亜矢子からの申し出 [王様ゲーム 臨場 3巻](c)双葉社/金沢伸明・粟山廉士〉
亜矢子の裏切り
愛する太一を失った亜矢子は半ば自暴自棄になっており、太一の遺体と共に大好きな本を焼却炉に投げ入れていた。
思い残すことがない亜矢子は奈津子と健太郎に両目を差し出す意思を暗に示唆していることに奈津子が気づく。
奈津子は健太朗のために密かに亜矢子を殺し、亜矢子の両目を健太朗に差し出させることを企むが、「トイレに行く」といって出て行った亜矢子が向かったのはなぜか舞と佐馬進のもと。
当てにしていた亜矢子に裏切られ、奈津子は動揺するのだった。

〈亜矢子の裏切り [王様ゲーム 臨場 3巻](c)双葉社/金沢伸明・粟山廉士〉
【3巻のまとめ】
クラスメイトの眼球を2つ差し出せという王様からの命令を実行した奈津子は、健太朗にも実行させるために奔走する。
そんななか亜矢子が自ら犠牲に名乗り出てきたが、その亜矢子はなぜか舞のもとへ向かってしまった。
亜矢子に裏切られ動揺する奈津子。
健太朗と共に生き残ることはできるか。
次巻へ続きます。
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参考奈津子が狂気に目覚めた発端の王様ゲーム『王様ゲーム 臨場』全4巻【ネタバレ注意】
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