裏切りと巨大ヤマビルの襲撃によってミツオが命を落とすが、輸血は成功し葵は回復する。
脱出のため救命艇を探すも、巨大な蟹やフジツボに阻まれ失敗。通信手段を求めて睦美たちは基地局へ向かう。
襲い来る巨大アブラゼミの死闘と滑落事故を乗り越え、仲間と再集結した睦美はセミの電波妨害を解決すべく捕獲作戦を決行する。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。
昆虫との死闘と巨大カブトムシの出現
午前1時30分から通信復旧作戦が開始。
睦美たちはハロゲンライトでセミたちを誘い出し、甲斐と千歳はその隙にアンテナを調整しつつ、ライトではなくこちらに向かってきたセミを銃で各個撃破。
網で捕獲したセミたちには台所用の洗剤を溶かした水溶液を噴射してセミを溺死させていく。
危険なクマゼミも寄ってきたものの、水溶液を入れたインパルス銃で撃破。
しかしそこに巨大化したカブトムシも現れ、睦美はこの島で大変な事態が起きていることを確信する。
数時間前に山でカブトムシの抜け殻があったことからも、この島ではカブトムシが成体となった後にさらに脱皮して巨大化していることが判明。
環境適応力が高い昆虫が限界を越えて巨大化することで、食物連鎖の順位が極端に入れ替わったことを意味しているのだった。
通信復旧成功と仲間内の裏切り
午前3時、作戦は無事に成功し通信が復旧する。
後は電話相手の大島の役所が電話に出れば助けを呼ぶことができる。
無雲が電話番を引き受ける間、睦美たちは脱出に向けてアジトに戻ることにするが、そこで銃声が聞こえた。
なかでは海上保安官の涼子が撃たれ、アイドルの真美、お嬢様の香住が裸で縛り上げられていた。
犯人は京介と法嘩。
無雲たちが連絡もなく一向に戻ってこないことから、2人は単独で葵を運び出すことを決意し、内輪もめのはずみで京介が放った銃弾が涼子に当たってしまったのである。
京介たちは反対した婆々をも縛り、葵と刻を連れて他にいる仲間との合流を目指して移動を開始。
甲斐がアジトで涼子と婆々を看護するなか、睦美たちは京介たちの後を追うのであった。
草原での合流とカマキリ幼虫の襲撃
夜明けとなり、京介・法嘩・刻は草原で沢田・水嶋・木田・アキ・ミキの男女5人からなる別働隊と合流。
しかしそこを巨大なカマキリの幼虫に襲われ、水嶋が負傷。
全員で立ち向かって何とか水嶋を救出するが、さらに6匹ものカマキリの幼虫が寄ってきてしまった。
そこに睦美たちが銃声を聞きつけて追いつき、睦美は巧みにカマキリの習性を利用して共食いさせることで危機を打破する。
それでもまだ付近には朝になって活動を開始したカマキリの幼虫の群れがおり、睦美たちは気付かれないうちにゆっくりと退却を図ることに。
ところがそこに巨大なカマキリの成虫も姿を現し、再びピンチに陥るのであった。
巨大カマキリ成虫との遭遇と避難先での策動
睦美はカマキリの幼虫の群れを上手く操って成体とも共食いさせようとするが、この成体には羽に眼状紋があり、威嚇された幼虫たちがそのままやられてしまう。
成体と幼虫が戦っている隙に睦美たちは素早く退却し、アジトとは方面が違うものの、付近にあった学校に一時避難。
葵は無事であり、医学部卒の沢田が負傷した水嶋の治療に当たる。
睦美の的確な指示のおかげで難を逃れた一行。
京介は自分たちが生き残る為に睦美を仲間に引き入れることを画策し、手始めに刻を手籠めにしようと狙うのであった。
【3巻のまとめ】
睦美たちは昆虫の襲撃に備えてセミ捕獲作戦を実行し、通信の復旧に成功する。
だがその間に京介と法嘩が暴走し、銃撃事件を起こして仲間を連れ出し脱走。
草原で別働隊と合流するも、巨大カマキリの幼虫の襲撃に遭う。
睦美の知識で何とか危機を脱するが、今度は成虫が現れ、逃げ込んだ学校で一時避難。
京介は再び暴走し、睦美を取り込もうと暗躍を始める。
【3巻の見どころ】
この巻の見どころは、睦美たちが知恵と工夫を駆使して通信復旧を目指す緊迫の作戦と、巨大昆虫との死闘です。
セミの捕獲には洗剤水やインパルス銃を駆使し、さらに巨大カブトムシの登場で島の異常性が明らかになります。
しかし作戦成功の裏で仲間内の裏切りが発生し、銃撃事件に発展。
その後の草原での再会からは巨大カマキリとの連戦が続き、共食いの習性を利用した睦美の対応力が光ります。

次巻へ続きます。
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