格闘漫画界の巨塔であるバキシリーズの第一作。
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
表舞台に現れた新星、範馬刃牙
空手の選手権大会で異彩を放つ少年が登場した。
空手会の王道、神心会の選手たちを次々と倒して勝ち上がる少年の名は範馬刃牙。
対する神心会は大会3連覇中のエースである末堂が刃牙を倒すべく名乗りを上げる。
試合の前に見事な栄養補給を見せる刃牙。
休憩中のデモンストレーションでは神心会館長の"武神"愚地独歩がコンクリートの土管を素手で破壊する演武を披露する。
〈”武神”愚地独歩による演武 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
そして末堂も3人のミット持ち相手に豪快なキックを披露。
〈決勝の相手は末堂 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
その末堂が刃牙と決勝で対戦することになった。
決勝:刃牙vs末堂
テンプレートを使用する末堂に対し、刃牙は「歯医者さんキラいなんでしょ」と挑発。
〈刃牙が挑発 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
怒れる末堂と刃牙の決勝が始まった。
先制したのは刃牙。
飛び蹴りで末堂の肩をはずす。
仕切り直しとなり、逆に冷静になった末堂はテンプレートをかみ砕いて本気になった。
しかしそれでも刃牙の方が上手。
末堂のローキックの威力を利用したカウンターの回し蹴りでダウンを奪う。
〈刃牙が優勢に [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
と、キレた末堂がルールを無視して刃牙の顔面への殴打を開始。
対する刃牙も反則である寝技で応戦。
〈刃牙が寝技で応戦 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
互いに審判から注意を受け、仕切り直し。
末堂はラッシュを見せるが、刃牙はダメージをうまく逃がして飄々としている。
〈余裕しゃくしゃくの刃牙 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
本気の戦いがしたい刃牙は顔面を殴るよう挑発し、末堂は勝利を諦めて顔面突きを繰り出す。
刃牙はその突きを上回るスピードで顔から飛び込み、逆に末堂の拳を負傷させた。
ここから刃牙の反撃のラッシュが始まり、末堂を倒して一本勝ち。
〈試合は刃牙が圧勝 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙を狙う影
優勝した刃牙に接触する独歩。
独歩は刃牙が裏社会の闘技者であることを知っているようだ。
ただ、神心会も黙ってはいない。
末堂の同期である加藤が刃牙に目をつける。
〈末堂の同期である加藤 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
会場の控室でクールダウンする刃牙に加藤が仕掛けようとしたとき、そこに怪しげな空気を纏う男が乱入。
〈刃牙に寄ってきた謎の男 [グラップラー刃牙 1巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙と加藤を狙う男。
しかし刃牙は2人を無視してその場を後にするのだった。
【1巻のまとめ】
空手の大会に颯爽と現れ、あっさりと優勝した範馬刃牙。
面目を潰された神心会の精鋭である加藤と、謎の男が刃牙に目をつけるが、刃牙は気にも留めずに去っていく。
若くして圧倒的な実力を見せた刃牙とは一体何者なのか。
次巻へ続きます。
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