勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす地下格闘士たち。
しかしスカイツリーの地下研究施設で武蔵のクローンが作られ、霊媒師である徳川寒子によって武蔵が現代に蘇った。
蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
刃牙が2度敗れ、独歩も敗北を喫するなか、ボクシングに未練の無くなった烈が武蔵との対決に名乗りを上げた。
しかしあえなく武蔵に敗れて命を落としてしまう。
戦国時代の戦い方に精通する本部がいよいよ本気になり、刃牙をはじめ地下格闘士たちを守るために立ち上がる。
公開殺人を重く見た警察も動き出すなか、本部は勇次郎を相手にしても「守る」という覚悟を貫く。
勇次郎が先に武蔵に接触するが決着がつく寸前で本部が戦いに水を差し、2人の勝負は流れてしまった。
その本部はご老公に直談判し、ジャックとの決闘を経て武蔵との闘いへ近づいていくのだった。
12巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
ピクルと武蔵の邂逅
ピクルが巨大ワニを仕留めたニュースをテレビで知った武蔵は、すぐさまピクルに興味を示す。
警察もまたピクルの住む下水道の周囲を取り囲んでクロロフォルムを流し、捕獲を試みる。
眠ったピクルはご老公の待つスカイツリーの地下施設へ搬送され、武蔵と邂逅するのだった。
武蔵 vs ピクル
武蔵が意識の上でピクルを斬ると、ピクルも目を覚ます。
〈武蔵とピクルの邂逅 [刃牙道 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武蔵はピクルを「肉の宮」と表し、ピクルもまた武蔵に襲い掛かる。
武蔵はピクルを意識の上で何度も斬るが、ピクルの筋肉に阻まれ致命傷には至らない。
〈武蔵とピクルの邂逅 [刃牙道 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ピクルの目には武蔵がすばしっこく獰猛で高い攻撃力を誇ったデイノニクスのように映っていた。
武蔵の目にもピクルが宝と絶賛の山のように映る。
恐怖を振り切って突進をしかけるピクル。
武蔵は正面から受け止め、手四つの握力比べとなる。
〈力比べ [刃牙道 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
互角のまま武蔵が頭突きをかまして馬乗りになるが、ピクルも武蔵を蹴り上げる。
仕切り直しとなったところで、武蔵が決着をつけるべく真剣を用いての勝負を望むのだった。
〈真剣を望む武蔵 [刃牙道 12巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【12巻のまとめ】
一方の武蔵はピクルと邂逅し、勝負することに。
ピクルの屈強な肉体を武蔵は意識の上では断ち切ることができず、真剣での勝負へ発展していく。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
参考伝説の剣豪 宮本武蔵が現代に蘇り大暴れ!地下格闘士たちは止められるか『刃牙道』全22巻【ネタバレ注意】
続きを見る