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前巻はこちら人造人間たち「夕凪の会」の追手が迫る『食糧人類』3巻【ネタバレ注意】
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4巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
人類にできるのは絶対服従のみ
夕凪の会に捕らえられて人体改造されそうになった伊江たちに、桐生は施設の存在や巨大生物たちの秘密について語る。
カマキリのような巨大生物たちは宇宙からやってきた神のような存在で、異常気象の原因も彼らにあるらしい。
人間では到底敵わない存在であり、人間に唯一できることは絶対的服従のみ。

〈巨大生物の正体を語る桐生 [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
この施設「ゆりかご」は巨大生物が好む食事である人間を安定して供給し、一般市民には秩序と安寧をもたらすために政府が作った施設だったのである。
山引とナツネが助けに現れる
いよいよ改造手術が始まるとなり、山引からもらった毒を飲もうとする小倉。
しかしその毒入りのカプセルは改造人間によって没収され、万事休す。

〈いよいよ手術へ [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
伊江は麻酔によって意識が遠のいていく。
と、その伊江たちの前にナツネと山引が現れ、窮地を救う。

〈ナツネと山引が助けに [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
ナツネが覚醒し牛刀一本で改造人間たちをなぎ倒していく。
大勢の改造人間たちを相手に自分の骨を武器にして闘うナツネ。
さらに山引は桐生に「お義父さん」と話しかけ、精神を揺さぶっていく。

〈桐生は山引の義父…? [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
山引の秘密
山引は桐生が教授をしていた遺伝子分野の研究室の学生だった。
山引は天才的な発見を桐生に譲り、桐生は一躍名声を得るようになる。
金の卵を逃すまいと、桐生は自分の娘を山引に近づけ、2人はすぐに結婚した。

〈桐生の娘と結婚した山引 [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
こうして山引を手中に収めて飛躍を遂げる桐生だったが、山引の本当の恐ろしさを知ることになる。
長い講演旅行から戻ると、研究室では山引が得体のしれないキメラを作り出していた。

〈倫理を逸脱する山引[食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
倫理に触れる研究をすぐさま止めようとする桐生だが、サイコパスの山引は悪びれる様子もなく、さらに山引に心酔する学生たちもみな山引の肩を持つ。
やむなく桐生は夜の研究室に忍び込んでキメラを殺害するが、翌朝学生たちが号泣しながらその死を悲しんでいた。
「次はもっと凄いヤツ作りましょーよ。」と笑いながら話す山引を見て、桐生は山引を殺さないとこの流れは止められないと悟る。

〈芽生える山引への殺意 [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
山引を泥酔させた桐生は山引を放射線照射室へ連れていき、事故に見せかけて致死量の放射線を浴びせる。
山引の死を確信した桐生は海外公演を終えて山引の遺体を確かめに行く。
しかし放射線照射室に遺体はなく、山引は研究室でケロリとしていた。
山引は様々な生物のDNAを取り込んで生きながらえていた。
それどころか、山引に心酔していた妻の有希も放射線を浴びて同じように他の生物のDNAを摂取。
有希にはメガネザルやアイアイの原猿にあたるDNAが適合し、その体もメガネザルのように変わり果てていた。

〈娘が山引の手によって異様な姿に [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
山引はヤモリの遺伝子を取り込んだことで天井にくっつくこともできるようになっており、桐生は絶望してその場から逃げ出した。

〈特殊能力を手に入れた山引 [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
その後、路上で行くあてもない桐生を和泉がスカウトし、桐生は山引に復讐するために再び研究に没頭していく。
桐生が山引の胸を刺す
時は戻り、手術室。
桐生は自分の作り上げた改造人間たちが山引とナツネに倒され、再び山引への敗北感を覚える。
それでも負けを認めたくないプライドから、桐生はアイスピックで山引の胸を突き刺すのだった。

〈山引を刺す桐生 [食糧人類 4巻](c)講談社/イナベカズ〉
【4巻のまとめ】
人体改造されそうなところを助けに現れたナツネと山引。
山引は夕凪の会のリーダーである桐生の元教え子で、義理の息子でもあった。
天才でありながらも倫理観が欠如したサイコパス山引を桐生は危険視し、過去に放射線で殺そうとしたが、山引は様々な生物のDNAを摂取することで生き延び、特殊能力をも得ている。
山引への劣等感が爆発し、桐生は持っていたアイスピックで山引の胸を刺してしまうのだった。
次巻へ続きます。
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