最終回には文吾が完璧な投球を見せ、河村も瑛太から学んだジャイロスライダーで空振り三振に仕留め、敵討ちを果たした。
試合はそのまま静央シニアが勝利。
瑛太を救い、相手の主砲をねじ伏せ、試合をひっくり返してチームを救った文吾の姿は、まさに「真のエース」なのだった。
23巻のあらすじを振り返ってみましょう。
激闘を終えて
全国大会で静央にリベンジするべく、敗者復活戦に向けて気持ちを切り替える冨士ヶ丘シニア。
文吾に完敗を喫した河村は半ば自暴自棄になっていたが、試合後は貪欲に河村からも学びを得ようとする文吾から声をかけられ、和解した。
試合を見ていたスカウトたちも続々と文吾の獲得に向けて舵を切る。
その中には、メジャーリーグ球団のスカウトもおり、アメリカの高校への留学オファーも含まれるのだった。
文吾がエースに決まるが…?
関東大会の準々決勝、静央シニアは文吾・瑛太を温存し、石神にマウンドを託す。
石神は粘投するも5回に相手打線に捕まり、逆転を許してしまった。
野田の救援で流れを断ち切るも、相手の細かい継投に苦戦し、運にも見放されて敗北。
全国大会の出場権獲得という最低限の結果を残し、全国大会での優勝に向けて気持ちを切り替える。
そして全国大会では誰もが認めるエースとして文吾がエースナンバーを付けることが決まった。
しかし当の文吾はまだ自分の中では瑛太の方が凄い、自分はエースナンバーを背負うべきではないのでは、と自問し、浮かない表情をしているのであった。
エースを背負う覚悟が固まる
文吾へのスカウトのため、翔西は吉見も連れて正式にオファーを提示。
特例として文吾のためだけに追加で特待枠を用意するという、2年前の吉見と同じ待遇である。
さらに野田と同じ高校への進学を希望する文吾のために、全国優勝した場合はさらに野田のためにも特待枠を用意するという破格の条件。
吉見から、文吾・野田・瑛太と4人で全国制覇しようと誘われた文吾だが、快諾はできない様子を察した吉見はキャッチボールに誘う。
文吾はキャッチボールをしながらエースを背負うことへの疑問など、胸の内を明かして相談すると、吉見は改めて「何を犠牲にしてでもトップに上り詰める」という覚悟を示した。
そして野田もまた、文吾の相棒として相応しい日本一の打者を目指すべく、現状には満足せずに更なる高みを目指すことを決意するのだった。
U-15全米大会が開幕
U-15世代の世界一を決める全米選手権の開幕を控え、各チームから1人ずつ選抜されて日本代表チームが結成された。
家長、伴野、河村、杉浦(真)ら錚々たるメンバーに加え、静央シニアからは野田が選出された。
文吾は不出場のため、ジャイロ・スライダーの精度向上をはじめ、さらに武器に磨きをかけていく。
吉見の言葉を受け、エースを託してくれた皆の期待に全力以上で応えたいと、既にエースを背負う覚悟は固まっていた。
一方、全米選手権では5連覇中の絶対王者でもある日本代表が強さを見せつける。
なかでも野田は打率・本塁打・打点全てで全チーム中トップの成績を残すが、本人はそれでも満足せず、むしろ打者としての威圧感は伴野の方が上だと感じていた。
そして野田や伴野の活躍で日本は予選リーグを全勝で突破し、決勝トーナメント進出を決めるのだった。
決勝の相手はアメリカ
準決勝の韓国戦では完成度の高い右投げと、対左打者に特化した左投げというハイレベルな両投げを武器にする家長が相手打線を圧倒。
最後には文吾のお株を奪うようなど真ん中ストレートで締めくくり、完封で決勝進出を決める。
決勝の相手はアメリカ。
いずれメジャーを志望する実力者たちのなかでも、特に将来的にメジャーリーグで最高契約を交わす逸材として超有望株の評価を受けるマイケル・ウィリアムソンは別格の存在。
打者としては木製バットを使用しながらも軽々とホームランを放ち、また投手としては粗削りながらも150kmに達する剛速球の荒れ球を放るマイケル。
そして最大の脅威であるマイケル擁するアメリカ代表が、母国の威信と誇りをかけて日本代表に宣戦布告するのだった。
【23巻のまとめ】
関東大会が終わり、全日本では文吾がエースナンバーを背負うことに。
そしてU-15全米大会が開幕し、各チームから1人ずつ日本代表に選抜された結果、静央シニアからは野田が選ばれた。
家永や伴野、河村、杉浦(真)らライバルたちと同じチームを組み、6連覇を狙う日本代表は決勝に進出。
相手は投打で高い実力を持ち、将来的にメジャーでも超有望株と評される怪物・マイケル擁する開催国アメリカとなるのだった。
【24巻の見どころ】
この巻の見どころは、文吾が「真のエース」として覚悟を固める過程と、U-15全米大会での日本代表の快進撃です。
敗戦やスカウトのオファーに揺れる文吾が、吉見とのキャッチボールを通して「覚悟」を問われ、ついに自らの意思でエースナンバーを背負う決意をします。
一方、全米大会では野田が打率・本塁打・打点でトップの成績を残しつつも慢心せず、伴野らとともに日本を決勝へ導きます。

次巻へ続きます。
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