だがその間に京介と法嘩が暴走し、銃撃事件を起こして仲間を連れ出し脱走。
草原で別働隊と合流するも、巨大カマキリの幼虫の襲撃に遭う。
睦美の知識で何とか危機を脱するが、今度は成虫が現れ、逃げ込んだ学校で一時避難。
京介は再び暴走し、睦美を取り込もうと暗躍を始める。
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。
学校での避難生活と京介の罠
学校には島で生き残った人たちのほとんどが避難していた。
島の役所に勤める新垣 千里が巫女である刻の客人として睦美たちを迎え入れるが、老人たちは断固としてよそ者の受け入れには反対の様子。
刻は京介が謝りたがっていると睦美に伝え、睦美は鏡にあることを依頼したうえで千歳と共に京介の待つ教室へ向かう。
しかしそれは京介の罠であった。
京介は千歳を人質にし、睦美に仲間になるように脅迫。
島の女とするために男女の契りを交わすように迫ると、千歳が睦美の代わりに身を差し出すのだった。
巨大カマキリの襲撃と混乱
睦美は学校にも巨大カマキリが向かってくることを予期し、鏡と真美に準備の指揮を執るように依頼していた。
学校のように鉄筋コンクリートでできた建造物は要塞のような防御力があるが、いったん中に侵入されてしまうと逃げ場を失う弱点もある。
と、そこに予想通り巨大なカマキリの幼虫が学校に飛来。
怯えた老人2人が正面玄関を開けたまま外へ逃げ出してしまい、そこからカマキリの幼虫が侵入してきてしまった。
真美は襲撃を知らせるサインとして銃を空に向けて放ち、警戒を呼び掛ける。
しかし時すでに遅し、教室では子供2人の面倒を見ていた先生が巨大カマキリの幼虫に襲われてしまうのだった。
体育館でのカマキリ成体との戦い
京介が千歳と男女の契りを交わすなか、睦美はアキ・ミキ・刻を連れて守備の指揮へ。
戦えない人は保健室へと避難させる一方で、カマキリ対策を仕掛けた体育館が睦美の切り札である。
教室に侵入したカマキリの幼虫たちに対しては、夜間採集で使用するレーザーポインターを使って巧みに注意を引きつけ、共食いを誘発。
ところがそこにカマキリの成体も乱入し、睦美は1人で成体を引きつけることとなる。
何とか体育館の方へカマキリの成体を誘導する睦美だが、成体の俊敏さとパワーは睦美の予想を上回る物であり、1人で誘導するのは限界を迎えてしまった。
睦美はアキとミキたちの援護でなんとか成体を体育館へ誘い出し、仕掛けた罠にかける。
網で動きを封じつつ、天井からつるしたCDにハロゲンライトの光を当てる。
送風機によって揺れながらCDが光を反射すると、カマキリは体内に寄生するハリガネムシの習性によってその光に魅入られ、動きを止めた。
このまま成体は光を追い続けるため、あとは体育館を密閉することでハロゲンの放射熱と日差しの熱によって息絶えるのであった。
襲撃後の犠牲と脱出計画の対立
カマキリの成体を倒すことに成功したものの、水嶋・木田・ミキを含め犠牲者も多数出てしまった。
襲撃を退けたものの、他の幼虫が成体になればまた襲ってくる可能性が高い。
睦美はそうなる前にアジトに戻り全員で脱出することを進言するが、京介はケガ人と自分たちを優先して船のある漁港へと進もうとする。
カマキリの死骸の中にいた巨大なハリガネムシに襲われて新垣も命を落とすなか、睦美たちはアジトに戻る派と漁港に向かう派の2手に分裂してしまうのだった。
【4巻のまとめ】
島で生き残った者たちは学校に避難し、睦美たちは京介の罠に遭う。
京介は人質を取り睦美に仲間加入を迫るが、千歳が身代わりとなる。
巨大なカマキリの幼虫が学校を襲い、混乱が生じる。
防御の固い学校も一度侵入されると逃げ場を失い、子供たちも危険にさらされる。
睦美は体育館に罠を仕掛け、レーザーポインターで幼虫の共食いを誘発。
成体のカマキリを巧みに誘導し、光に魅かれ動きを止めて撃退に成功する。
多くの犠牲者を出しつつも襲撃を退けるが、再度の襲撃の危険が迫る。
脱出計画を巡り睦美と京介で意見が分かれ、集団は二手に分裂する。
【4巻の見どころ】
この巻の見どころは、睦美たちが学校に避難する中で京介の狡猾な罠に翻弄される緊迫した人間ドラマと、巨大カマキリの襲撃による絶体絶命の戦闘シーンが際立つ点です。
学校の鉄筋コンクリートの防御力と、その弱点を突かれた混乱がリアルに描かれ、特に睦美のレーザーポインターを使った共食い誘発や、成体カマキリを光に魅了させて罠にかける巧みな戦術が見どころです。
襲撃後の犠牲者の増加と脱出計画を巡る対立は、物語の緊張感をさらに高め、読者の先を知りたい気持ちを刺激します。

次巻へ続きます。
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