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前巻はこちら暗躍する鞍馬組、貘は目を抉られ、各所で読み合いと戦いが加速『嘘喰い』21巻【ネタバレ注意】
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22巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
3回目のドティへの誘い
マルコには雹吾が誤入力した番号は見えておらず、貘はそれを知らないまま捨隈を3回目のドティに誘い込んでいた。
互いに選択肢はある程度まで絞れており、このターンで外せばほぼ間違いなく終わる。
捨隈は3ターン目の勝負を受ける前に貘の言葉どおり仲間がやられているかどうかを確かめようとするが、これも貘の想定内。
カギは貘から指示を託されたマルコが握っている。
そして同じ頃、タワー内の蝋人形館に身を潜めていた鞍馬もいよいよ最上階を目指して移動を開始するのだった。
代表戦の大一番で賭郎が完勝
タワーの外では賭郎と警察の決闘第2ラウンドが行われ、嵐童がグリス・李を一蹴して2連勝を飾る。
しかしここで丈一が復活し、第3ラウンドに志願。
笹岡副総監はこの勝負に20人の突入を賭けることにし、嵐童と丈一の再戦が始まった。
今度こそ本気を出した丈一が圧倒し、嵐童の両耳をちぎり、顔面を粉砕して完全勝利。
これで笹岡副総監はトップシークレットを大量に吐き出さなければならなくなるのだった。
勝負の3ターン目
捨隈がいくら待とうとも雹吾は戻らず、上層からは蝋人形が落ちてきた。
捨隈はようやく貘の誘いに応じ、貘が雹吾の誤入力の数を知らないことを見抜いたうえでて3ターン目の勝負を受けることを決める。
まだ貘の珠の数を完全には絞りきれていない様子。
と、そこにマルコが貘のもとに戻り、雹吾が誤入力した番号が8であることを告げる。
それを聞いた貘は13を入力するようにマルコに指示し、ドティでの3ターン目の勝負が始まるのだった。
貘の読みが外れ、捨隈にチャンスが回る
貘はもともと勘で雹吾の誤入力の数が8であることを予想し、このターンの開始までにそれを確かめることに注力していた。
落ちてきた人形はマルコと予め決めていた準備完了の合図。
これまでの情報から自信を持って13をドティに入力。
15年前、中国の貧困街で育った捨隈は自らの力で奈落から這い上がり、どんなことにも心を揺るがさずに成り上がってきたが、当てられれば死というプレッシャーが強くのしかかる。
しかし貘の13はまさかのハズレ。
後攻の捨隈に大チャンスが回ってきたのだった。
鞍馬組と共闘を持ちかけていた貘
数十分前、貘から指示を受けたマルコはレオと雹吾に接触し、貘から預かった珠全てを差し出していた。
これは何かの罠か…
警戒するレオたちにマルコは貘からの手紙を渡す。
そこに合流した鞍馬が自らその手紙に目を通し、どうするかを判断。
鞍馬は雹吾が捨隈から聞いた珠の数も入手し、その合計数を最上階の端末に入力すべく向かう。
貘は鞍馬を信じさせるため、マルコが持つ入力権を使ってもいいと手紙に書いていたのである。
だが鞍馬は自分の勘を頼りに端末への入力を取り止め、マルコに雹吾が誤入力した番号を教えた。
捨隈のことを信じきらなかった鞍馬は、この後に貘が絞り込んだパスワードをマルコに入力させるところを狙うことにするのであった。
カラカルの奇襲
マルコが貘のもとへと戻る一方、鞍馬・レオ・雹吾の3人はタワー内に潜む刺客と接敵する。
壊れたラジオやペットボトル爆弾、スプリンクラーからの漏電といった即席の罠で鞍馬はレオ・雹吾と分断され、レオと雹吾はトイレで侵入者と戦闘に入る。
奇襲を仕掛けてきたのは、カラカルだった。
カラカルはなぜか雹吾が仕掛けていたボイスレコーダーを入手して賭郎勝負の内容を把握すると共に、雹吾たちの動きも把握していたのである。
ナイフを持った雹吾とレオが挑むも、2人がかりでもカラカルに有効打を入れることができず、苦戦を強いられるのであった。
鞍馬に接近するマーティン
他方、鞍馬はタワー内に塩素系の洗剤を撒いているカラカルの部下・マーティンと遭遇する。
ペットボトル爆弾の中身である硫黄系のものを浴びていた鞍馬にとっては、触れれば硫化水素が発生する危険な罠。
マーティンは鞍馬に抵抗する様子も見せずに自分がアイデアルであること、カラカルと2人で来ており、鞍馬組を始末しようとしていることなどを明かした。
あっさりとカラカルを裏切って鞍馬の懐に飛び込もうとするマーティンに対し、鞍馬もひとまず危険は無いと判断して行動を共にすることに。
マーティンはかつて先天性の心疾患に蝕まれた親友ニコラの話を打ち明け、ある日自分と喧嘩をしたことで口も利かなくなってしまったことを告げる。
と、そのときスプリンクラーの水による漏電でブレーカーが落ち、停電で辺りは暗闇に包まれるのであった。
本性を現したマーティン
停電によりカラカルを見失ったレオと雹吾。
カラカルはスプリンクラーで水浸しになった床に改造したAEDで電流を流し、2人を感電させる。
その感電にはマーティンも巻き込まれ心室細動を起こしてしまうが、難を逃れていた鞍馬がマーティンを助けた。
マーティンは鞍馬に感謝しつつも、親友ニコラを殺した自分が生かされたことを皮肉に感じる。
病気に耐え兼ねたニコラの頼みで手にかけたとはいえ、それ以来マーティンはニコラへの罪悪感と共に他人を自らの親近者や友人などに見立てて殺害し、その哀しみを糧にする特異な殺人衝動を併せ持つように。
自分をさらけ出したマーティンのことを少しずつ信用し始めた鞍馬だったが、逆に鞍馬のことを友人に見立てたマーティンが襲うのであった。
【22巻のまとめ】
命を賭けたドティでの3ターン目に臨むが、先攻の貘は確信をもって宣言した数字を外してしまった。
タワーの外では代表戦の大一番で賭郎が勝利し、大負けした笹岡副総監は多数のトップシークレットを吐かざるを得なくなる。
他方、タワーの上部では500億円をかすめとろうとする鞍馬組にアイデアルのカラカルとマーティンが奇襲をしかけ、戦いが激化するのであった。
次巻へ続きます。
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