地上最強の生物と謳われる父、勇次郎との決闘へ向けてトレーニングに励む刃牙。
自らアリゾナ州立刑務所に収監され、見事オリバを上回った。
その頃、古代から野生人ピクルが蘇る。
単純なパワーでは勇次郎をも上回るその存在に惹かれるように地下格闘士たちはこぞって対戦を望むようになる。
烈と克己が敗れて身体の一部を失い、ジャックもまた「日に2度の敗北」を再び味わう。
そして烈と克己からバトンを託された刃牙がピクルと再戦へ。
ピクルに手加減されたことで刃牙の闘志に火がつき、反撃に出る。
鞭打など初めての痛みがピクルを襲い、ピクルも徐々に本気モードへ。
対する刃牙はトリケラトプスの構えを見せ、ピクルの突進を迎えうつ。
勝負は完全に刃牙のペースに。
しかしピクルの闘志は消えず、憤怒に満ちた表情で刃牙に襲い掛かろうとしていた。
22巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
ピクルの最終戦闘形態
怒るピクルが取った構えは仁王立ち。
正面と背中にわたり斜めにかかっていた傷痕は過去T-REXに噛まれながらも生還したことを物語っている。
各主要関節を組み替え最終形態に移るピクル。
〈ピクルの最終形態 [範馬刃牙 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
そこから繰り出されるすさまじい攻撃に武術を以て対抗する刃牙。
刃牙 vs ピクル 結着
刃牙が武術でピクルを正面から追い詰め、勝利目前というとき。
〈刃牙が勝利目前 [範馬刃牙 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙の悪い癖が出てピクルの前に両方の拳を突き出す。
あえて技術を捨てた真っ向からの殴り合いを挑み、刃牙は敗北した。
〈刃牙があえて真っ向勝負を挑む [範馬刃牙 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
戦いの最中でピクルは技術という武器を手に入れるのだった。
戦いを終え、フラフラと出ていくピクル。
意識を取り戻した刃牙もまた一緒になり、ビルの屋上から景色を見渡して疲れた身体を癒すのだった。
〈ピクルと絆が生まれる [範馬刃牙 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
勇次郎とオリバの力比べ
米大統領を平伏させ、国家と個人で友好条約を結ぶ勇次郎。
勇次郎はアリゾナ州立刑務所のオリバを訪ね、力比べを仕掛ける。
結果、勇次郎はボクシングのグローブをしながらオリバを圧倒し、単純な力比べでもオリバを上回るのだった。
〈オリバに勝る勇次郎 [範馬刃牙 22巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【22巻のまとめ】
刃牙がピクルを翻弄するが、最後は武術を捨てて真っ向からの勝負をあえて望み、刃牙が敗北した。
一方その頃勇次郎は単純な力比べでオリバを下す。
地上最強の親子の激突が近づいていた。
次巻へ続きます。
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