そこで巨大なミズカマキリやタガメの襲撃を受けるが、施設に残された実験データから、昆虫巨大化の原因に迫る。
作戦の末、睦美は知恵を駆使してタガメを撃退するも、台風の接近により足止めされてしまう。
一方、漁港では薫の裏切りが発覚し、葵の説得で脱出は台風明けまで延期。
翌朝、睦美たちはバッテリーを持って漁港へ戻ろうとするが、ヤンマの待ち伏せが立ちはだかる。
6巻のあらすじを振り返ってみましょう。
ヤンマからの逃走と京介の暴走
ヤンマから身を隠すために岩陰に降りた睦美。
元の道に戻るためには思いバッテリーと動けない真美を連れて上がらなけらばならないが、睦美はジグモから回収した糸とボールペンを利用して簡易的なロープを作成。
さらに手鏡を使って太陽光を反射し、ヤンマたちに同士討ちを起こしたり、ヤンマの平衡感覚を狂わせてかく乱する。
何とかヤンマたちの気をそらしている隙に真美とバッテリーを引き上げることに成功した睦美。
しかしちょうどその時、漁港からはしびれを切らした京介が脱出の船を出発させ、ヤンマたちが船を追っていくのであった。
船の沈没と救命艇による脱出作戦
皆が来るまで待機を貫いた葵や付き添いの法嘩らを置き去りにしたまま、京介は薫と共に船を出発させてしまった。
動く物に反応するヤンマたちはすぐさま船を追い、船はスピードで振り切ることもできずに座礁、ヤンマに襲われて沈んでしまう。
薫は食いちぎられて死亡し、海に落下して難を逃れた京介は茫然自失しながら漁港に還ってきた。
希望の船も無くなってしまう絶望的な状況のなか、睦美はヤンマを倒し海に沈んでいた救命艇を引き上げて脱出する作戦を立てる。
居座っているガザミが日の出と共にいなくなってからがチャンスであり、鏡とアキが救命艇に取りついたフジツボを引きはがす役目。
千歳らは燃料の補給、そして睦美・無雲・甲斐がヤンマに挑むこととなる。
救命艇に乗れる人数は限られているため、葵・涼子・千歳・甲斐・真美・香住・望・法嘩・京介の7人を乗船メンバーとし、睦美は無雲・刻・アキらと共に島に残ることを決意するのだった。
ヤンマとの戦闘と決死の出航
日の出と共に作戦開始。
鏡とアキが救命艇を引き上げ、睦美たちがヤンマに立ち向かう。
睦美は長靴に大型魚用のワイヤーテグスを括り付けたものをハンマー投げのようにヤンマへ投げつけ、回転する物に反応したヤンマが自らぐるぐる巻きになって落ちていく。
救命艇の準備が整うと、鏡・アキ・京介・法嘩が睦美の戦い方を真似してヤンマに立ち向かい、睦美を脱出させるために協力。
そして救命艇が発進。
あえてスピードを上げ過ぎなかったことでヤンマを引き寄せてしまうことなく、睦美たちは脱出に成功、連絡が取れていた辰野大島を目指すのであった。
辰野大島への到着と天宮の思惑
無事に辰野大島に到着した睦美たち。
その日は島を上げたニシキエビ祭の前日であり、島民たちの大半は祭の会場に出向いているのか閑散としていた。
と、そこに無雲と電話で連絡を受けていた事業家の天宮という男と、美人秘書の迫田が睦美たちを出迎える。
辰野神島で巨大な昆虫が人を襲っているという睦美たちの話には内心では全く信じていない様子の天宮。
それよりも飛行機事故の生存者を保護したという手柄でSNSをバズらせ、進行中のプロジェクトの宣伝に利用しようと考えているのであった。
【6巻のまとめ】
睦美は機転を利かせてヤンマから逃れ、真美とバッテリーの引き上げに成功するが、京介が暴走して船を出し、ヤンマに襲われて沈没。
状況が悪化するなか、睦美は救命艇を使った脱出作戦を立案。
日の出と共にヤンマを引きつける作戦を実行し、仲間の協力を得て決死の出航を果たす。
無事に辰野大島にたどり着いた一行を待っていたのは、天宮という男の思惑だった。
彼は巨大昆虫の脅威を信じず、彼らを宣伝材料に利用しようとする。
【6巻の見どころ】
この巻の見どころは、ヤンマの猛襲からの脱出劇と、辿り着いた新天地・辰野大島で待ち受ける人間の思惑です。
睦美は即席のロープや太陽光を使ってヤンマをかく乱し、機転で仲間とバッテリーを救い出します。
暴走した京介が引き起こした船の沈没、そして仲間の協力によって実現する救命艇での脱出は緊張感に満ちた展開です。

次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考巨大化した蟲たちの蔓延る島を脱出した先、しかしそこでも地獄が待っていた…『大巨蟲列島』全15巻【ネタバレ注意】
続きを見る

