偶然にも世界各地で死刑囚5人が「敗北を知りたい」という言葉を残して脱獄し、東京へ向かう。
徳川のご老公は地下格闘士たちを集め、死刑囚たちとの全面戦争が始まった。
5人の死刑囚が後楽園に揃い、刃牙・独歩・花山・烈・渋川の5人と対決することに。
早速激突したのは独歩とドリアン。
独歩はドリアンの仕込んだ特殊繊維で左手首を切り落とされ、勝負は持ち越しに。
そして復讐に燃える猪狩も用心棒を連れてシコルスキーを拉致するも、復讐は失敗に終わり、返討ちに。
一方、スペックに狙われる刃牙。
しかしそこに花山が現れ、スペックと1対1の決闘が始まった。
5巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
スペックを打ち破る花山
花山はさらにスペックに追い打ちをかけていく。
苦しくなったスペックは銃弾を取り出して花山の口に押し込み爆発させた。
〈花山の顔が爆ぜる [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
花山の顔が内部から爆ぜる。
それでも花山は倒れず、スペックを殴り飛ばした。
花山は血まみれになりながらもスペックの身柄を確保し、警視庁本部へ届けるのだった。
〈スペックを突きだす花山 [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
花山 vs スペック 決着
警視庁での治療を誇示し、車で返ろうとする花山。
しかし車が動かない。
気絶から覚醒したスペックが数分の間に警官たちを半殺しにし、花山への復讐のために戻ってきていたのである。
〈スペック再び [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
スペックは車をひっくり返し、花山が這い出てきたところを調達した武器で殴打。
さらに花山の両膝を奪った銃で撃ち、倒れた花山の頭をアスファルトに強く打ち付ける。
トドメとして銃口を花山の口に押し込むスペック。
と、勇次郎に殺されかけたときの記憶が頭をよぎった花山は咄嗟に顔を回転させ、自らの頬を撃たせて逃れる。
そのまま花山は馬乗りになってスペックの顔面を何発も殴る。
〈花山のマウントポジション [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
対するスペックはスタングレネードで花山の目をくらまし、背後に回って締め落としにかかる。
しかし花山もスペックの腕に得意の握撃を繰り出し、最後はスペックのノドを潰して勝利した。
〈花山の握撃がノドへ [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
急激に老衰するスペック
病院に運び込まれたスペックは数日間のうちにみるみる老けていった。
見た目は50歳前後だったのが、実年齢は97歳。
闘いがなくなり、急激に老衰していったのである。
〈急激に老いたスペック [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙・渋川 vs 柳
死刑囚の手は刃牙の通う学校にまで及ぶ。
授業を受けている2階のクラスにドイルが乱入したのである。
〈教室にドイルが乱入 [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙はクラスメイトの巻き添えを避けるために窓から飛び降りてドイルを撒いた。
しかし外庭には用務員に扮した柳の姿が。
〈刃牙 vs 柳 [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
風神鎌で襲われ、辛うじて避けるのが精一杯の刃牙。
と、そこに渋川が現れ闘いに横やりを入れる。
渋川と柳が再び対峙し、柳が勢いよく繰り出したパンチが渋川を襲う。
〈渋川に仕掛ける柳 [バキ 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
渋川の眼鏡と血しぶきが飛んだ。
果たして闘いの行方は。
【5巻のまとめ】
花山が重傷を負いながらもスペックを打ち破り、1名が脱落。
一方、ドイルと柳に狙われる刃牙。
しかしドイルを撒いたところで渋川が現れ、今度は刃牙・渋川と柳の2対1の戦いが始まった。
次巻へ続きます。
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