自堕落な日々を過ごしていた主人公“伊藤開司”(通称カイジ)が、債務者を食い物にして悪事の限りを尽くす帝愛グループの打倒と借金返済、人生の一発逆転を目指して、様々なギャンブルに挑んでいく青年漫画。
言わずと知れた大人気漫画の第3作です。
※最新作「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」、スピンオフ作品「1日外出録ハンチョウ」「中間管理録トネガワ」「上京生活録イチジョウ」も絶賛連載中!
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登場人物紹介
伊藤 開司(いとう かいじ)
本作の主人公。バイト先の知人である古畑の借金の保証人となったため、その肩代わり返済のために遠藤にギャンブル船エスポワールへ招待されたことを機に、危険なギャンブルの世界に足を踏み入れていく。
遠藤 勇次(えんどう ゆうじ)
表向きは帝愛グループの傘下にある「遠藤金融」社長だが、その実態は法外な高利貸し(カラス金)を請け負う悪徳ヤクザ。カイジを裏世界に招き入れた張本人。
兵藤 和尊(ひょうどう かずたか)
「帝愛グループ」の総帥である老人。部下からは「会長」と呼ばれている。全編を通じたカイジの宿敵であり、彼を倒すのがカイジの最終目標でもある。
莫大な資産を持ち、なおも飽きることなく世界中の金をかき集め、帝愛による「王国」を築こうとする金の亡者。
村岡 隆(むらおか たかし)
帝愛グループの系列にある裏カジノの社長。変則二人麻雀「17歩」の考案者。
友情や信頼といった美徳や考えを持たず、目の前の金のみを信じる強欲な拝金主義者。あらゆる局面において、より磐石な成功を得ることに砕心しており、そのためには法を犯すことすら厭わない。
三好 智広(みよし ともひろ)
カイジが前編の地下の強制労働場で苦楽を共にした「45組」の1人。大きな目が特徴。カイジと同世代。
気弱なのに調子に乗りやすく、博打に嵌まり過ぎてカイジに「人格破綻者」と評された。
前田(まえだ)
45組の1人。丸坊主で眼鏡をかけている。カイジよりも年上。
坂崎 孝太郎(さかざき こうたろう)
全編のパチンコ「人喰い沼」攻略におけるカイジの協力者。1億以上の大金を手にし、新しい家と別居していた家族を取り戻した。
坂崎 美心(さかざき みここ)
坂崎の愛娘。20歳。先述のように父親に顔がそっくり。
カイジに好意を抱いており、カイジを誘い公園などへ行き、膝枕をねだったり腕に抱きついたりとかなり積極的で、しばしばカイジを困惑させている。カイジが居候していた間、時折2000円~3000円とお小遣いを渡していた。
兵藤 和也(ひょうどう かずや)
兵藤和尊の次男。年齢は推定18歳。帝愛グループの関係者からは通称「坊ちゃん」と呼ばれていることが多い。
茶髪にサングラスというホスト風の容貌で外国人の血を引く。性格は父親似のサディストと思われる面もあるが、本人は一部否定をしている。