大吉は祖父の隠し子であるりんを引き取り、一緒に暮らし始める。
りんを育てるため自分の生活も見直す大吉。
りんと打ち解けるにつれ、りんの母親についても気になるようになり調べ始める。
大吉は祖父の遺書に残されていた電話番号からりんの母親である正子に連絡し会うことになるが、正子はりんを育てるつもりは毛頭無かった。
正子に苛立ちを覚えた大吉はりんを自分が育てていくことを決意し、りんの幸せを願うようになっていく。
そして大吉はりんが生まれた時に祖父が記念樹を植えていたことを知る。
それが自分の記念樹と同じキンモクセイであると気が付き、りんとの家族の絆を改めて感じる大吉。
りんは小学生になり、出会いから1年が経とうとしていた。
大吉の従妹である春子やりんの同級生であるコウキの母、さらにパパ友が子供のために頑張る姿を見て、尊敬の念を抱く大吉。
しかし大吉もりんのために頑張ることは必然になっていた。
世の中には色んな親がいるが、大吉はそれを不幸とは思わなくなっていた。
5巻のあらすじを振り返ってみましょう。
10年後のりんとコウキ
りんは高校生になった。
コウキと麗奈も同じ学校だ。
コウキはりんのことが好きで付き合いたいと伝えるが振られる。
りんはコウキの元彼女に嫌がらせをされたことがあり、それがトラウマになっていた。
りんは中学生の頃、コウキに突然キスされたことを思い出す。
その場では怒ってしまったが、嫌な思い出ではなかった。
りんは大吉にコウキとのことを相談する。
りんは昔はコウキのことが好きだった。
でも以前コウキが自分の苦手なタイプの女性と付き合い始めたのを見て、がっかりしてしまったと言う。
大吉もかつてりんと同じようなことがあった。
大吉はりんの気持ちも分かるが、コウキは信頼できる人間だと伝える。
コウキとコウキの母は反抗期も乗り越え、気軽に話せる良い関係を築いていた。
コウキの母は再婚せず、今も二人暮らしだ。
コウキはりんが知らない番号からの電話は全て着信拒否をしていることを知る。
自分の元彼女からの嫌がらせが原因だ。
コウキはまだ嫌がらせが続いているのではないかと心配するが、りんはあまり気にしていない素振りをみせる。
コウキは家までりんの手を握り歩いた。
りんの進路
大吉とりんが帰省すると、カズミと姪のマミも来ていた。
カズミは育児による睡眠不足で大変そうだ。
大吉の両親とりんの進路の話になるが、りんは成績優秀にも関わらず進学を迷っていると言う。
大吉と大吉の両親は、もし金銭面等自分たちに気を遣っているのであればそれは必要ないと伝える。
コウキと元彼女
コウキは元彼女の紅璃に会いに行き、りんへの嫌がらせは止めるよう話す。
紅璃は自分がやったとは認めないものの、悪びれる様子はない。
腹黒い紅璃にそれ以上強く出ることのできないコウキ。
紅璃はコウキにキスをして笑顔で去っていった。
店の外には新しい社会人の彼氏だろうか、待たせていた車で帰っていき、コウキはさらにモヤモヤするのであった。
夏休み
夏休みに入ったがコウキと麗奈は補習、りんは課外のため登校していた。
コウキは四大に進学し、良い就職先を見つけ母に楽をさせてやりたいと言う。
りんはコウキの考えを尊敬する。
中学生時代
中学生の頃コウキは反抗しては母を困らせ、りんとも疎遠になっていた。
大吉もコウキの母に好意を抱いていたが、会う回数は減っていた。
ある日コウキの母からコウキが帰ってこないと連絡を受け、大吉は探しに行く。
りんから聞いたゲームセンターでコウキを発見し、送り届ける。
コウキは紅璃の影響でかなりグレているようだった。
翌日、大吉はコウキに振り回されている母親を心配しつつ、一緒に暮らさないかと告白する。
しかしコウキの母はコウキが今荒れていることもあり、りんに何かあれば責任が取れないといって断った。
それ以上2人の関係が気まずくならないよう、保留を申し出る大吉。
お互いに好意を抱きながら、まずはそれぞれの道で頑張っていくことに決めた。
【5巻のまとめ】
りんは高校生になった。
コウキはりんに告白するが振られてしまう。
りんは進路に悩んでいるが、大吉は進学を後押しする。
大吉とコウキの母もお互いに好意はあるが前に進めずにいた。
次巻へ続きます。
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