紐育(ニューヨーク)崩壊後、構築された都市(ヘルサレムズ・ロット)。異界と現世の交わるこの魔都に、世界の均衡を保つ為に暗躍する秘密結社ライブラが存在した!!
(U-NEXT作品紹介より引用)
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。
運べ、生首!
休日を満喫しようとしていたレオは、ザップから「喋る生首が入ったジュラルミンケース」を押し付けられる。
生首はアメリカ大統領特使であり、生首をコレクションする「首無し公」に狙われていた。
懸賞金がかけられ、特使側の内通者やヘルサレムズ・ロッド中の非合法組織に狙われる特使の首を、レオはできるだけ早くクラウス達のもとに届けなければならない。
家や楽しみにしていたゲーム機を破壊されながらも、ライブラの仲間たちのバックアップを受けて事務所前まで辿り着いたレオだが、うっかり吹き飛ばされて元の場所まで戻されてしまった。
落ち込むレオは「可能性が残されている限り何が何でも一番重要な結果をもぎ取れ」と特使に激励され、再び事務所を目指す。
クラウス達は内通者たちに捕まったフリをしながらレオを待っていたが、無事到着したことを確認すると、敵を瞬殺した。
無事に首と胴体をくっつけてもらった特使は予定通り演説を始めることができたが、レオの家や楽しみにしていたゲームが補償されることはなかった。
繋がれた犬猿の2人
ザップとチェインは「絶対に破壊できない手錠」に繋がれて拉致された。
ザップは昏睡している間に「血液サラサラ剤」を打たれて血法が使えず、チェインは体調不良で質量希釈とステルスしかできない。
2人は一芝居打って手錠の鍵を奪うが、移送車が橋の上で事故を起こし大破してしまう。
手錠で繋がれているザップが宙づりになったチェインを何とか助け出すが、その拍子に鍵を落としてしまった。
道連れにして落ちようとする誘拐犯を蹴り飛ばし、落ちそうになる車体から何とか脱出した2人は、そのままライブラのアジトに帰還する。
しかし手錠を作った会社は社員もろとも消失しており、2人はその後20時間繋がれたままになった。
食いしん坊の魔獣
堕落王フェムトは退屈しのぎのため新魔獣を生み出し、レオを含む一部市民の頭部に装着させたカプセルに入れてヘルサレムズ・ロッドに放った。
魔獣は6時間ほどで消滅するが、それまでは全ての生物を捕食してどんどん成長する。
ヘルサレムズ・ロッドの街はパニックに陥ったが、ライブラの活躍により魔獣は鎮圧され、あっという間に危機は去った。
弱点はネズミ
なんでもスマートにこなすギルベルトの弱点が「ネズミ」だと知ったザップは、巨大なネズミの人形を投げつけた。
ギルベルトはスマートに人形を処理したが内心慌てていたようで、その後淹れたコーヒーの味に多大なる影響が出た。
【1巻のまとめ】
内通者や首狩り公に狙われたアメリカ大統領特使の首を無事届けるため、レオはヘルサレムズ・ロッドを駆け回る。
犬猿の仲のザップとチェインは手錠に繋がれて拉致されるが、機転をきかせて脱出する。
フェムトが放った魔獣騒動はライブラによってあっという間に鎮圧された。
【1巻の見どころ】
この巻の見どころは、レオが「喋る生首」を抱えて奔走する逃走劇と、犬猿の仲のザップとチェインが協力して危機を乗り越えるバディエピソードです。
特使の首を届けるために、レオがトラブルに巻き込まれながらも仲間とともに奮闘する姿は、笑いと緊張が絶妙に交錯します。
また、制約だらけの状態で脱出劇を演じるザップとチェインの掛け合いも痛快です。

次巻へ続きます。
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