偏執王アリギュラは、宝物である「ブローディー&ハマー」を取り戻そうと、モンスタートラックに乗って街を暴走するが、ライブラの連携によって撃退された。
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。
地下闘技場
ザップからクラウスへ助けを求める映像が届いた。
レオは裏があると確信するが、クラウスはザップを心配し助けに向かう。
ザップの目的は「クラウスを地下闘技場で戦わせて自分の借金をチャラにすること」だった。
まんまと嵌められたクラウスは、体格も種族も関係ないステゴロのデスマッチに参加することになる。
闘技場の看板ファイターを瞬殺して観客の心に火をつけてしまったクラウスは、ついに闘技場の現チャンピオンまで倒してしまった。
オーナーとの戦い
クラウスの戦いぶりを見て、元チャンピオンのオーナーまでもがリングに上がった。
オーナーはクラウスを圧倒しているように見えたが、不意をつかれて渾身のパンチを喰らう。
オーナーの頭部は吹き飛び、そこから細身のBBが現れた。
下位存在とステゴロを楽しむためオーナーの死体に潜り込んでいたというBBは、クラウスを吹き飛ばし、混乱に乗じて姿を消した。
若執事のフィリップ
ケガをした執事「ギルベルト」の補佐として、クラウスの実家から「フィリップ」がやってきた。
フィリップは執事としての技量だけでなく腕っぷしの強さも兼ね備えた、有能な人材だった。
ギルベルトは多くの業務をフィリップに任せたが、彼を守るためライブラの仕事だけは任せなかった。
自分が信頼されていないと感じたフィリップはギルベルトに反感をもち、憂さ晴らしに訪れたバーで酩酊させられた結果、「脳抜き」に遭ってしまう。
フィリップの脳にあるライブラの情報が狙われているのだった。
再生者
フィリップの異変に気づいたギルベルトは、レオの能力を使って犯人のアジトを特定しアジトへ向かう。
怒り心頭のギルベルトは普段の穏やかさからは想像できない気迫で、武器が満載された改造車とザップの斗星血法を連携させ大暴れしていたが、犯人によって頭から真っ二つにされてしまった。
しかし「再生者」であるギルベルトは死なず、犯人を吹き飛ばしてフィリップの脳を奪還した。
自分の力不足を痛感したフィリップは、勧誘を断りライブラから去っていった。
K・Kはお母さん
息子のバースデーカードを買うため、K・Kはレオを連れて店に急いでいたが、その店は武装集団に占拠されており2人は攻撃されてしまう。
敵を一掃したK・Kだったが、彼女の弾丸でせっかく見つけたバースデーカードにも穴を開けてしまった。
落ち込むK・Kを見たレオは機転をきかせ、カードの穴にキーホルダーをつけてみせた。
K・Kは喜んで帰宅していったが、めちゃくちゃになった店にいるところを見つかったレオは、事情聴取のため連行された。
【4巻のまとめ】
ザップに嵌められたクラウスは地下闘技場でのデスマッチに参加する。
「再生者」であるギルベルトは仲間の仇を取るため、普段からは想像できない気迫で暴れまわる。
息子のためにバースデーカードを買おうとするK・Kは、強襲してきた武装集団を一掃した。
【4巻の見どころ】
この巻の見どころは、クラウスの圧倒的な格闘センスと、ギルベルトの底知れぬ実力が発揮される点です。
ザップの策略で地下闘技場に引きずり込まれたクラウスが、チャンピオンを含めた猛者たちを次々となぎ倒す姿は圧巻です。
さらに、謎めいたBBが姿を現し、混乱を引き起こす展開も見逃せません。
また、普段は穏やかなギルベルトが、フィリップの脳を奪還するため激昂し、改造車を駆使して暴れ回るシーンは迫力満点。
驚異的な再生能力で敵を打ち倒す姿はまさに「執事の本気」です。

次巻へ続きます。
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