格闘漫画界の巨塔であるバキシリーズの第5作。
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
相撲の起源となった古代の決闘
古代において當麻蹴速と野見宿禰という2人の剛力による決闘が相撲の起源。
その決闘は土俵も行司も反則もなく、どちらかの戦闘不能をもって決着というルールだった。
両雄は激しく蹴り合い、宿禰が蹴速の肋骨と腰骨を蹴り砕いて絶命させて勝利。
そしてその宿禰と同じ名を名乗る規格外の若者が現代に登場するのであった。
野見宿禰を名乗る若者が規格外の身体を見せつける
ボルダリングの世界チャンピオンであるスコット・ハリスによる街頭イベントが開催され、力自慢のチャレンジャーが世界チャンピオンに挑む。
そこに姿を見せた刃牙は、世界チャンピオンに勝ったら徳川のご老公と二代目野見宿禰に会わせてもらうことを条件に飛び入り参加。
世界チャンピオンが意表を突かれたのもあるが、刃牙が圧倒的なバネとスピードで勝利する。
すると観客の中からまた1人、巨漢の若者が名乗りを上げた。
2mを超える身長と、相撲の力士を彷彿とさせるような体格の若者は太い腕による規格外のパワーであっという間に壁を登頂。
その若者こそ二代目の野見宿禰であり、素人の観客たちにもハッキリと見えるような相撲のシャドーイングでは横綱をも軽々と投げて見せるのであった。
宿禰とオリバが対峙へ…
神心会本部では未だ健在の愚地独歩のもとを刃牙が訪ね、相撲観について意見交換する。
武神と呼ばれるほど空手を極めた独歩にとっても相撲は洗練された武術であり、反則技が無くなったと言えど、相撲の決まり手は無駄が淘汰された有効な技術だけが残ったもの。
一方、徳川の屋敷でお節介になっている宿禰は、強き者との力比べを望み、その相手として受刑者でありながら何者にも縛られない力自慢のミスター・アンチェインことビスケット・オリバに声がかかるのであった。
【1巻のまとめ】
古代において當麻蹴速と野見宿禰という2人の剛力による決闘が相撲の起源。
同じ名前を持つ野見宿禰という若者が現代に姿を現し、規格外の体格とパワーを見せつける。
強き者との力比べを望む宿禰は、ご老公の差配によってオリバとの対決へと臨むのであった。
次巻へ続きます。
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