勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす地下格闘士たち。
しかしスカイツリーの地下研究施設で武蔵のクローンが作られ、霊媒師である徳川寒子によって武蔵が現代に蘇った。
蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
刃牙が2度敗れ、独歩も敗北を喫するなか、ボクシングに未練の無くなった烈が武蔵との対決に名乗りを上げた。
しかしあえなく武蔵に敗れて命を落としてしまう。
戦国時代の戦い方に精通する本部がいよいよ本気になり、刃牙をはじめ地下格闘士たちを守るために立ち上がった。
本部はジャックと、武蔵はピクルとの決闘を制し、両者が激突。
武蔵を相手に本部が持てる全てをぶつけ、見事勝利を勝ち取った。
しかし、武蔵が起こした烈の公開殺人やTVでのエア斬殺事件を重く見た警察が武蔵の制圧に乗り出す。
威信にかけて特殊部隊まで投入するが、それでも武蔵には歯が立たない。
警視総監直々の頼みを受けて、漢気を感じた花山が武蔵の討伐に立ち上がった。
武蔵の想像をはるかに上回る拳で殴りつけ、ダウンを奪う花山。
2人の激突の行方は―。
19巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
国の頼みを受けて花山が出陣
花山がさらに追い打ちをかけようとすると、武蔵が刀で拳を斬る。
しかし刃は花山の拳に食い込んで止まり、花山はそのままの拳で再度強烈な一撃を見舞った。
〈拳に刃を受けたままパンチ [刃牙道 19巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
時間を稼いで回復した武蔵は花山の拳から刀が取れないと知ると、もう1本の刀で花山の背中を斬る。
ここで花山はあえて刀を武蔵に返し、漢気を見せる。
以降、花山の拳は武蔵に届かず、背中の侠客立ちの入れ墨に刀傷が増えていく。
〈いいように斬られる花山 [刃牙道 19巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
それでも倒れない花山は武蔵に握力勝負を仕掛け、さらにアイアンクローで武蔵を追い詰める。
たまらず武蔵は煙幕で逃れ、反撃で花山の腹を斬った。
〈腹に致命的な一撃 [刃牙道 19巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
腹に巻いていたサラシのおかげでで大量出血や内臓の露出を免れた花山。
観戦していた刃牙が花山に喝を入れ、花山と武蔵の決着が近づく。
遊びを捨てた武蔵が花山の顔や背中を斬り、花山が座り込んで敗北を認めた。
〈花山、敗北 [刃牙道 19巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
怒る刃牙
幾多の斬撃を浴びながらも致命傷を免れている花山。
武蔵が花山にトドメを刺そうとすると、怒った刃牙が割って入るのだった。
〈刃牙が割って入る [刃牙道 19巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【19巻のまとめ】
花山が善戦するも、正々堂々さが裏目に出て武蔵の前に敗北を喫してしまう。
花山にトドメを刺そうとする武蔵の前に、2人の勝負を見ていた刃牙が割って入るのだった。
次巻へ続きます。
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