偶然にも世界各地で死刑囚5人が「敗北を知りたい」という言葉を残して脱獄し、東京へ向かう。
徳川のご老公は地下格闘士たちを集め、死刑囚たちとの全面戦争が始まった。
5人の死刑囚が後楽園に揃い、刃牙・独歩・花山・烈・渋川の5人と対決することに。
独歩はドリアンの仕込んだ特殊繊維で左手首を切り落とされ、勝負は持ち越しに。
そして復讐に燃える猪狩も用心棒を連れてシコルスキーを拉致するも、復讐は失敗に終わり、返討ちに会った。
一方、花山がスペックと決闘し、重傷を負いながらもスペックを打ち破る。
刃牙は渋川とタッグを組んで戦うが、柳の前にまさかの敗北。取り逃がしてしまう。
刃牙の敗北により重苦しい空気に包まれるご老公と地下格闘士たち。
そこにドリアンが侵入する。
ドリアンに恨みのある克己や加藤清澄も乱入し襲撃を阻むが、ドリアンは隠し持っていた手榴弾で徳川邸に大爆発を起こすのだった。
7巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
逃走するドリアン
爆発を受け、警察がかけつける徳川邸。
ご老公は誰かに瞬時に庭へ投げられたおかげで無事だった。
ご老公が気づいた時にはドリアンを含め、みな姿をくらましていた。
当のドリアンは裏路地のマンホールから地下へ入り、秘密裏に築いていた拠点に戻る。
と、後をつけていた加藤がドリアンの秘密基地に足を踏み入れ、第二ラウンドが始まる。
〈加藤vsドリアン 第二ラウンド [バキ 7巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
加藤 vs ドリアン 第二ラウンド
空手で仕掛ける加藤に対し、ドリアンが見せたのは中国拳法。
さらにドリアンは両方の拳をグリースで包み、そこにガラスの破片をまぶす。
臆せず立ち向かう加藤だったが、ドリアンとの実力の差は歴然。
武術の差に加え、催眠術すらも駆使するドリアンにより加藤は敗れ、瀕死の重傷を負ってしまう。
〈加藤が惨敗 [バキ 7巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
神心会を敵に回したドリアン
翌日。神心会の本部で鍛錬する烈がサンドバッグに詰められた加藤の姿を発見し、神心会に激震が走った。
〈神心会総出で復讐へ [バキ 7巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
全国の門下生100万人がドリアンに復讐するため、行方を追う。
ホテルのウェイターなど、至る所に張り巡らされた神心会の門下生のネットワークによりすぐにドリアンは見つかった。
〈神心会の情報網にすぐ捕まる [バキ 7巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
そしてドリアンが乗り込んだタクシーの運転手も門下生。
ドリアンは自らが巨大な包囲網にかかったことを悟るのだった。
【7巻のまとめ】
ご老公邸を爆破し、地下のアジトへ逃げたドリアン。
その後を追っていた加藤がアジトを突き止め勝負を挑むも、圧倒的な実力差を前に完敗。
瀕死の重傷を負った加藤の仇をとるべく、神心会が総出でドリアンへの復讐に動くのだった。
次巻へ続きます。
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