古代ローマのテルマエ技師ルシウスは、何故か何度も現代日本の様々な風呂に迷い込む。
迷い込むたび文明レベルの差にショックを受けるが、そのアイディアをローマに持ち帰り再現することで、皇帝からも頼りにされるほどの大人気テルマエ技師となっていく。
皇帝お抱えのテルマエ技師となったルシウスだったが、頑張りすぎたことにより各方面で摩擦が生じ、次期皇帝の失脚を画策する元老院に命を狙われ始める。
しかし計画は失敗し、ルシウスはさらなる成功をおさめた。
彼の活躍はローマだけに留まらず、ついには現代日本の青年と協力して温泉旅館のリニューアルまでも成功させてしまう。
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。
皇帝の依頼
ケイオニウスが病気で亡くなってしまった。
後継者を失った皇帝は自暴自棄になるが、ルシウスの勧めでテルマエに入り平静さを取り戻す。
ルシウスはこれからも皇帝を支える決意を伝えると、皇帝はまだ16歳のマルクスが皇帝の座に着くまでの間、別の次期皇帝を据える考えを明かす。
そしてルシウスにはマルクスを見守りつつその人物が方針を全うするか見守ってほしいという。
「テルマエ・ロマエ」4巻©KADOKAWA/ヤマザキマリ
新たな次期皇帝には、一大事業としてパイアエの壮大な温泉保養地の改修工事を義務として課す考えを明かし、予めルシウスに依頼する皇帝。
しかしルシウスの返答を聞く前に彼の姿は湯気に飲み込まれ、皇帝はルシウスの姿を見失ってしまうのだった。
さつきとの出会い
大量の湯気で視界を奪われたルシウスは、伊藤の温泉宿にある露天風呂に迷い込み、月の女神のように美しい女性、さつきと出会った。
「テルマエ・ロマエ」4巻©KADOKAWA/ヤマザキマリ
さつきが去ったあとで皇帝との会談を思い出したルシウスはローマに帰るため何度も湯に潜るが、一向に帰れない。
ついには風呂で倒れてしまった。
目を覚ましてもローマに戻っていないことに気づいたルシウスは、従業員の制止を振り切って風呂へ向かい溺れようとする。
そこへさつきが現れ、ルシウスを落ち着かせようとラテン語で話しかける。
「テルマエ・ロマエ」4巻©KADOKAWA/ヤマザキマリ
古代ローマの研究者であるさつきは興味津々でルシウスを質問攻めにするが、彼はさつきの目をかいくぐって温泉宿を抜け出した。
町中のあらゆる湯に浸かってローマに帰ろうとするルシウスだが、その様子は不審者そのものだ。
通報される直前のルシウスを見つけて説得し連れ出したさつきは、ローマに帰れるまで伊藤で働くことを提案するのだった。
「テルマエ・ロマエ」4巻©KADOKAWA/ヤマザキマリ
ルシウス、温泉宿ではたらく
さつきの提案で、ルシウスは温泉宿の従業員として働き始めた。
初めて見る日本文化や接客に衝撃を受けながらも、持前の体力と真面目さで順調に業務をこなしていく。
初めて見た家電とその仕組みにルシウスが愕然としていると、亡くなったケイオニウスにそっくりの男、圭介がやってきた。
「テルマエ・ロマエ」4巻©KADOKAWA/ヤマザキマリ
軽薄な態度でさつきを口説き宿の売却を迫る圭介だったが、ルシウスにたしなめられ帰っていく。
ケイオニウスに似た男と出会ったことで不安を覚えたルシウスがローマに思いを馳せていると、馬車馬のハナコと飼い主に出会う。
手入れをしてもらったハナコはルシウスにとても懐いてしまい、彼を追いかけて牧場を脱走し、温泉宿に乱入してしまうのだった。
【4巻のまとめ】
次期皇帝候補だったケイオニウスが亡くなり、皇帝から一大事業を依頼されるルシウスだったが、その返答をする前に伊藤の温泉宿に迷い込んでしまう。
どうやっても帰れず絶望するルシウスだったが、ラテン語が話せる女性研究者さつきの提案を受け、ローマに帰る日まで温泉宿で働き始める。
次巻へ続きます。
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参考古代ローマと現代日本の“風呂”を巡るタイムスリップ冒険ギャグ漫画『テルマエ・ロマエ』全6巻【ネタバレ注意】
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