勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす地下格闘士たち。
しかしスカイツリーの地下研究施設で武蔵のクローンが作られ、霊媒師である徳川寒子によって武蔵が現代に蘇った。
蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
刃牙が2度敗れ、独歩も敗北を喫するなか、ボクシングに未練の無くなった烈が武蔵との対決に名乗りを上げた。
しかしあえなく武蔵に敗れて命を落としてしまう。
戦国時代の戦い方に精通する本部がいよいよ本気になり、刃牙をはじめ地下格闘士たちを守るために立ち上がる。
公開殺人を重く見た警察も動き出すなか、本部は勇次郎を相手にしても「守る」という覚悟を貫く。
勇次郎が先に武蔵に接触するが決着がつく寸前で本部が戦いに水を差し、2人の勝負は流れてしまった。
その本部はご老公に直談判し、ジャックとの決闘を経て武蔵との闘いへ近づいていく。
一方の武蔵はピクルとの真剣勝負を制した。
そして本部が武蔵に挑むことに。
奇襲を仕掛けて武蔵からダウンを奪うと、武蔵にもスイッチが入るのだった。
15巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
本部 vs 武蔵
武蔵を油断させるために酒とタバコを勧める本部。
しかし酒ビンとタバコに盛った毒を容易に見抜かれてしまい、本部の思惑は不発に終わる。
〈毒は見破られた [刃牙道 15巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
それでも本部は自らの培った技術すべてをぶつけようと、今度は爆薬などを使って立て続けに奇襲をしかける。
分銅やメリケンによるパンチで武蔵にダメージを負わせることに成功したが、まだまだ決定的とは言えない。
〈善戦する本部 [刃牙道 15巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
対する武蔵の反撃が本部の腹部を襲うが、着込んでいた鎖帷子が致命傷を防いだ。
とはいえ、本気になった武蔵の斬撃を完全に防ぐことはできない。
手首や足首を次々に斬られ、ピンチに陥る本部。
隙を見てタックルを仕掛け、残る力をすべて賭けた裸締めに移る。
〈決死の裸締め [刃牙道 15巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武蔵は抵抗するが本部の気力が上回り、本部が奇跡的な勝利を挙げた。
地下格闘士たちはこぞって本部のことを見直して拍手を贈る。
この勝負が武蔵にとっては命を懸けるほど全力のものではなかったとはいえ、意識を取り戻した武蔵は素直に敗北を受け入れるのだった。
〈敗北を認めた武蔵 [刃牙道 15巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
【15巻のまとめ】
武蔵を相手に本部が持てる全てをぶつけ、見事勝利を勝ち取った。
武蔵の心の奥には油断があったとはいえ、ジャイアントキリングを成し遂げた本部には祝福が贈られるのだった。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考伝説の剣豪 宮本武蔵が現代に蘇り大暴れ!地下格闘士たちは止められるか『刃牙道』全22巻【ネタバレ注意】
続きを見る