将来の夢も目標もない令菜はボーイズバーの店長に背中を押され、夢について考え始めた。
自分の夢を叶える過程で結婚が必要だと考えた令菜は、婚活を始めようと決意。
ボーイズバースタッフとのデートを通じ、恋をするためにはまず自分自身に恋をしなければならないと気づいた令菜の前に、タイプの男性「2号」が現れる。
店長の反対をよそに令菜は2号との距離を縮め、完全に恋に落ちてしまう。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。
よしお君と2号
令菜は森田に居酒屋での出来事を報告するが、すっかり呆れられてしまう。
森田は目標を忘れず自分を磨くよう助言するが、恋に翻弄されている令菜には届かない。
2人で騒いでいると図書館常連の小学生「よしお君」に咎められた。
ひょんなことからよしお君にタピオカミルクティーをごちそうすることになった令菜は、配達員である2号に連絡し届けてもらう。
2号とよしお君の姿に心を動かされた令菜は、自分が2号に恋をしていることと自分の結婚願望を自覚した。
お試し交際、阻止
町で偶然よしお君に出会った令菜は、どうやって2号にアプローチしていくかの相談を持ちかける。
小学生ながら博識なよしお君のアドバイスに感動した令菜は、彼の夢を尋ねる。
よしお君は「自分の本を1冊でいいから出して、図書館に並べたい」と答えた。
感銘を受けた令菜は、自分も夢に向かって頑張ろうと再び2号をデートに誘う。
デートに訪れた居酒屋で、令菜は「試しに自分と付き合ってみないか」と2号に提案する。
2号もそれを受け入れるが、店長によって阻止された。
夢を食う男
居酒屋での出来事を聞いた森田は店長に、2号との間に何があったのか尋ねる。
2号が働いていた頃、彼に恋をする女性は何人もいた。
彼女らはそれぞれ夢を持っていたが、2号と距離を縮めていくうちに夢より2号との楽な生活を選びたいと思うようになってしまった。
店長は「2号は客の夢を食ってしまう」とクビを言い渡し、2号も夢を見つけるよう諭した。
子どものころから夢を持てず、フリーターになってからも多くの夢追い人たちが夢破れていく姿を見てきた2号は「夢をもってもほとんどの人は叶わないのだから、夢はない方が良い」と店長に反論し、ボーイズバーを辞めた。
店長のキス
令菜は「むやみに追いかけず餌を巻いて食いつくのを待つべし」というよしお君のアドバイスに従い、彼に勧められた本を読み切るまでは2号に会わない決意をする。
しかし、よしお君にごちそうするために注文したフルーツサンドを、2号が配達に来てしまった。
慌てて隠れた令菜のもとに店長が現れる。
2号と令菜の交際に大反対の店長は、隠れている令菜に気づいた2号にわざと見せつけるように、彼の目の前で令菜にキスをした。
【3巻のまとめ】
2号を好きになってしまった令菜はお試し交際を提案するが、店長に阻止された。
自分の夢を持たず他人の夢を潰してしまう2号と令菜の交際に大反対の店長は、2号の目の前で令菜にキスをする。
次巻へ続きます。
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