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【管理人厳選】こんなはずじゃなかったのに…活躍の場を奪われた残念なライバルキャラ4選【ネタバレ注意】

主人公の成長やストーリーの引き立て役として必ずと言っていいほど登場する、主人公のライバルキャラ。

しかし中には本来の方針とは異なった扱いを受け、活躍の出番を奪われてしまったキャラも存在します。

今回はそんな残念なライバルキャラを管理人の独断でご紹介します。

「ブルーロック」吉良亮介

現在も連載中のサッカー漫画「ブルーロック」は、世界に通用するエースストライカーを育てるため、“ブルーロック(青い監獄)”で共同生活をしながら様々な試練に立ち向かうサッカー少年たちを描く人気作です。

ゴールを奪うためにひたすら「エゴイスト」になることが求められ、300人の強化指定選手によるサバイバルを最後まで生き残ったら世界一のストライカーになれる、という設定で物語は進みます。

選手たちの強さはランキング化され、上位に入ればU-20W杯日本代表に選手登録される一方で、敗れ去った者はこの先一生、日本代表に入る権利を失うという厳しい条件でのサバイバル。

主人公の潔をはじめ、全国の高校生の有望株が集められるなか、U-18日本代表召集が噂され「日本サッカーの宝」と呼ばれる逸材として参加することとなったのがこの吉良です。

「ブルーロック」1巻©講談社/金城宗幸・ノ村優介

「エゴイスト」という裏を返せば自分勝手とも解せる理念に反発し、性格もまさに好青年。

しかし彼の挑戦は、「ボールを当てられたら鬼(=負け)」というルールの入寮テスト「おにごっこ」で狙われ、タイムアップ寸前に潔のダイレクトシュートが顔面に直撃して鼻血を出しながら負けとなってしまいます。

実力者であるがゆえに狙われてしまった側面もあり、失格に納得いかずに猛抗議する吉良でしたが、最後まで動いていれば他の者にボールを当てられていたのにそのチャンスを見逃したことなどを突き付けられ、そのまま脱落。

「ブルーロック」1巻©講談社/金城宗幸・ノ村優介

日本サッカーの宝が入寮すらできずに日本代表にも一生入れなくなるという残念な結果に終わりました。

その後、物語では「敗者復活枠」なるものがあったことが判りますが、結果としてその枠で復活したのは別の選手であり、吉良の再登場は叶っていません。(そもそも吉良が敗者復活に挑戦したかどうかも定かではありません)

再び彼が出てくるとすれば、別のプログラムや敗者復活枠の方に回って参戦するか、外国など敵チームの一員として現れるのか、はたまたサッカーを諦めて潔たちの活躍を外から見守るガヤ枠となるか―。

まだ完結していませんので、今後の再登場に期待しましょう。
管理人
講談社/金城宗幸・ノ村優介

「高校鉄拳伝タフ」黒田光秀

言わずと知れた主人公・宮沢熹一(キー坊)の成長を描く格闘漫画。

キー坊が使う武術「灘神陰流」と対を成す「灘心陽流」の達人として登場したのがこの黒田です。

「高校鉄拳伝タフ」1巻©集英社/猿渡哲也

かつて空手の退会で親友を死に追いやってしまったことから本気を出せずにいたものの、キー坊との交流で考えを改め、「阿修羅」と称されるほどの圧倒的な戦闘力を披露。

使う武術の名前もいい感じに対照的で、どう見ても生涯のライバルの座は安泰…と思っていた時期が私にもありました。

しかしその後、鉄心館空手の使い手による破壊力の前に敗北を喫し、その後はキー坊のコーチのような立ち位置となりますが、それもまたいつの間にか存在ごと消えていってしまいました。

「高校鉄拳伝タフ」7巻©集英社/猿渡哲也

タフシリーズでは突如としてキャラが存在ごといなくなる現象「猿空間送り」が発生しがちですが、その後も続編の『TOUGH』『TOUGH 龍を継ぐ男』などでふと思い出したかのように顔をチョイ見せもしています。

相変わらず戦闘力は高めであるものの、闇落ちした弟子に負けて脳に障害を負うなど、けっこう悲惨な目に逢っており残念さが増しています。

「TOUGH-タフ-龍を継ぐ男」7巻©集英社/猿渡哲也

再登場後に残念さが増してから再び姿を消してしまった黒田。果たして彼が威厳を放つときは来るのでしょうか…
管理人
参考これぞリアル系長寿格闘漫画の原点!『高校鉄拳伝タフ』全42巻【ネタバレ注意】

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「odds」藤沢悠

競輪漫画として金字塔を打ち立てた本シリーズ。

主人公・辻堂麟太郎の高校時代、ライバルにして親友という立ち位置で共にロードレースで切磋琢磨していたのがこの藤沢です。

「Odds」1巻©小学館/石渡治

その後、麟太郎は交通事故で母と妹を亡くし、意識不明で植物状態となったダメ親父の高額な医療費を稼ぐためにロードレースの道をいったん諦め、一攫千金を狙える競輪界に身を投じる…というのが物語の展開。

麟太郎ははじめ、まず競輪で大金を稼ぎ、そのあとロードレースに再転向して藤沢と表舞台で対決することを夢見ていました。

しかしそれは、陸上競技で例えるなら、高校までマラソンで活躍していた選手が、まず陸上短距離走に転向して頂点を掴み、そこから再びマラソンランナーに転向して頂点を目指すようなもの。

さすがに現実世界でも無謀すぎたのか、物語はその後「競輪の世界は甘くない」と言わんばかりに麟太郎は競輪で頂点を掴むのに集中せざるを得なくなりました。

「Odds」1巻©小学館/石渡治

結果として藤沢は、世界のロードレースを舞台にそこそこ活躍しているらしい、という情報のほか、主な出番は麟太郎が臨む競輪のレースにわざわざ駆けつけて応援するか、麟太郎の脳内映像(幻像)として発破をかける程度

麟太郎と藤沢の直接対決はエピローグで2人の引退後の余暇としてしか描かれることはありませんでした。

「Odds VS!」31巻©双葉社/石渡治

大人の事情による路線変更の犠牲になってしまった、残念なライバルキャラです。
管理人
参考S級のカベを乗り越え、ライバルや先輩たちと高め合いながら競輪界最高峰の舞台へ!『Odds VS!』全31巻【ネタバレ注意】

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「孤高の人」原渓人

パーティを組まず1人で世界最高峰クラスの山に登頂し、「単独行」の異名を取った登山家・加藤文太郎(旧姓:森)を描いた本作品。

コミュ障のような空気を醸し出しながらも登山家としての才能の片鱗を見せる高校生時代の文太郎の前に姿を現し、ソロクライマーとしての矜持を見せつけた人物がこの原くんです。

ボルダリング大会に挑戦する文太郎に興味を示しつつ、ロープ無しで会場の屋根からぶら下がったりしながら、後の文太郎の生き様にも大きな影響を与えることとなります。

「孤高の人」2巻©集英社/ 坂本眞一・鍋田吉郎・新田次郎

意味深な登場からこのまま文太郎の生涯のライバル、はたまた心の底で通じ合えるよき理解者に…と思いきや、原くんの登場はここでしばらくストップ。

次の登場は文太郎が大人になり、世界有数のクライマーとして最高峰のK2東壁に挑む物語の終盤。

しかも原くんは先に同じルートで登頂を試みたものの失敗し、凍死体となって文太郎に発見されることとなりました。

「孤高の人」15巻©集英社/ 坂本眞一・鍋田吉郎・新田次郎

あまりに久しぶりかつロクな活躍も描かれないままの退場シーンに「そもそも誰だっけこいつ」という印象を抱いた読者も多かったのではないでしょうか。
管理人
参考孤独を愛し、山に魅せられた男の青春と切迫したドラマを描く山岳漫画の金字塔『孤高の人』全17巻【ネタバレ注意】

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【おわりに】

さて、いかがでしたでしょうか。

ライバルなはずだったのに不遇な扱いを受けた残念なキャラたち。

展開としてはレアなので、もし他にもご存じなキャラがいればコメント等で教えていただければ幸いです。

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