ウイルスによって巨大化した昆虫が街を襲うパニックホラー漫画『インセクツ』の続編です。
さっそく、1巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
プロローグ
2008年12月。前作の混乱の最中。異様な飛行型巨大昆虫が隔離区域から東京湾沖へ向かって飛んでいるのを戦闘機が補足します。
IRSは既に効かず、戦闘機は東京湾沖で撃墜するべく、昆虫に狙いを定めます。
パニックと化す横浜みなとみらい
2011年7月。永岡麻実をはじめとしたクラスの男女8人グループは、夏休みの課題のため横浜のみなとみらいで開催されている日本最大のロボット展示会に来ていました。
ひととおり見終わり、観光も兼ねてランドマークタワーの展望台に向かった頃、すぐ傍の海中で異変が起きます。海中から、枝のような触手が伸び始めていました。
まもなくして、ロボット展示会に中型の虫が出現。ロボットかと思い近づいた観客が襲われます。そして次々と小・中型の昆虫の群れがなだれ込んで人を襲い始め、展示会は大パニックとなりました。

〈展示会を襲う虫の群れ[インセクツR1巻](c)幻冬舎/杉山敏〉
ランドマークの展望台にいた麻美たちはエレベーターが止まりちょっとした騒ぎが起きているのと、妙な地鳴りを耳にします。街を見下ろすと、海中から伸び出た巨大な触手と、地中から這い出てきた虫たちが次々と市民を襲っています。3年前の昆虫災害が再び起こったのです。
ようやくエレベーターが来ましたが、中には既に息絶えた人の死体と小型の虫たち。展望台に入ってきた虫たちが襲い掛かってきますが、麻美と同じ映画研究部の野崎登や、体格のいい豊島直也を中心に近くのものを武器にして虫を撃退していきます。
ひとまず展望台内の虫を撃退し、安心する一同でしたが、海から伸びた巨大触手がビルや観覧車をなぎ倒しながらランドマークタワーへ近づき、タワーを登り始めていました。

〈観覧車をなぎ倒して近づいてくる巨大触手[インセクツR1巻](c)幻冬舎/杉山敏〉
触手は下の階に侵入しつつ、どんどん外壁をつたって登ってきます。タワーのすぐ近くでは、バードストライクならぬインセクツストライクで、飛行機が墜落。被害が拡大していきます。
政府の対応
昆虫災害が再び発生したことを知った政府は早急に対応を取ります。前回同様、再び隔離区域が構築され、自衛隊が出動することとなりました。また政府は前回の教訓として昆虫対策の武器を開発しており、無人戦闘機「ビーハンター」の半数、3機の投入を決定します。小型の飛行型昆虫を撃墜しながら、録画で情報収集もできる最新型無人戦闘機です。

〈新型の無人戦闘機「ビーハンター」[インセクツR1巻](c)幻冬舎/杉山敏〉
触手に飲み込まれる展望台
麻実たちは野崎主導のもと、まだ生きている人たちと共に脱出経路を探し、非常階段に目をつけます。
そうこうしているうちに触手が展望台の外壁に届いてしまいます。強化ガラス越しに見える触手のところどころ丸まった部分から、大量の虫が出てきていました。前回とは発生源が異なるようです。
オタクの江口が証拠映像を残そうとカメラを回し始めたとき、ビーハンターが到着。小型の虫を撃墜していきます。
きっと他にも対策があり、すぐに収まるはず…!そんな期待も虚しく触手によって窓は破られ、江口が犠牲になってしまいました。
野崎はせめて江口の遺志を継ごうとカメラを回収し、他のみんなとともに非常階段に避難。階下から人々の悲鳴が聞こえる中、一行は階段を下って脱出を目指します。

〈江口の遺志を継いでカメラを回収する野崎[インセクツR1巻](c)幻冬舎/杉山敏〉
政府からの召集
昆虫災害の発生を受けて、政府は前回の昆虫災害に深く関与した森宮辰彦、昆虫の脳研究学者である日暮重則、昆虫写真家の牧野清七の3人を有識者として招集します。ビーハンターの映像によれば、ランドマークタワーの上部には球体が形成されつつあります。

〈ランドマークの上部に謎の球体が形成[インセクツR1巻](c)幻冬舎/杉山敏〉
対策を立てようにも、まだまだ情報もサンプルも足りない。またも、自衛隊に頼ることとなりました。
一方、自衛隊は固定型IRSの設置やIRS車の準備を着々と進めていきます。部隊を指揮する曹長は、前回の昆虫災害を生き延びた桐谷です。

〈前作に続いて救助を担当する自衛隊の桐谷[インセクツR1巻](c)幻冬舎/杉山敏〉
ランドマークタワーからの脱出
麻実たち一行は非常階段を降り続けますが、上階から巨大触手が迫ってきていました。なんとかしてタワーを脱出するため下へ急ぐ一行ですが、下からも中・小型の虫たちが階段から登ってきます。挟み撃ちになりますが、5階フロアからショッピングモールをつたって逃げ道を探すことにします。
虫を振り払いつつ走る一行。ショッピングモールの吹き抜けの部分には巨大触手が方々に伸び、フロア一面に虫がいます。
と、ここで心が折れそうになった鴨志田美代が諦めて足を止めてしまいました。美代をかばった柳晋二が体長3mほどのカマキリに襲われ、命を落としてしまいました。

〈美代をかばった柳が犠牲に[インセクツR1巻](c)幻冬舎/杉山敏〉
【1巻のまとめ】
みなとみらいで昆虫災害が再び発生。今回は巨大な触手から昆虫が発生しているようです。
触手はビルや観覧車をなぎ倒し、昆虫による被害は甚大です。
果たして麻実ら一行はランドマークタワーから無事脱出できるのでしょうか。
また、前作からの登場人物森宮辰彦や自衛隊の桐谷らも登場しました。彼らの活躍はいかに。
次巻へ続きます。
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