テニスの名門校・青春学園中等部にアメリカジュニア大会4連覇を成し遂げた天才少年・越前リョーマが入部。
並みの高校生すらも圧倒する実力を見せつけ、レギュラーの座を賭けた部内ランキング戦に特例での出場が認められる。
最初に立ちはだかるのは2年生レギュラーで海堂。
部内ランキング戦で「マムシ」の異名をとる2年レギュラーの海堂とデータ分析が得意な3年レギュラーの乾から見事に勝利を挙げたリョーマは、レギュラーの座を獲得。
8人のレギュラーが確定し、地区予選を1位通過した青学は都大会へ。
優勝候補筆頭の氷帝が油断してダークホース・不動峰に足をすくわれ5位決定戦に回る一方、青学は曲者のマネージャー・観月率いる聖ルドルフらを下して決勝進出。
決勝は青学とJr選抜の千石や異常なまでの筋肉の柔軟性とバネを持ち手の付けられない亜久津擁する山吹中との激戦を制し、青学が都大会優勝を飾った。
氷帝も5位に入り関東大会出場を決めるなか、青学では関東大会のレギュラーの座を賭けて部内ランキング戦が開催されることに。
そこではレギュラーを逃している間にデータ分析と自分の身体能力向上によって強くなった乾が躍動し、桃城に勝利。
乾は手塚からもリードを奪うが、手塚も乾にも見せたことのない新たな技を解禁し、反撃に出るのであった。
14巻のあらすじを振り返ってみましょう。
目次
手塚ゾーンと零式ドロップ
打球の回転を自在に操り、相手の打球を自らのいる場所に吸い寄せていく「手塚ゾーン」、そして全くバウンドしないためノーバウンド以外返球不能な「零式ドロップ」を解禁した手塚。
2つの本当の武器によって手塚が乾を圧倒し、部内ランキング戦のグループ首位を守った。
乾は2位でレギュラーに返り咲くが、3位となった桃城はレギュラーからはずれ、そのまま練習に顔を出さなくなってしまうのだった。
レギュラー落ちした桃城
練習をさぼってストリートテニス場に来ていた桃城は、杏と再会。
2人でテニスしているうちにモヤモヤしていた気持ちも晴れ、立ち直る。
ちょうどそこに氷帝学園の跡部率いるレギュラーたちも姿を現し、ダブルスのペアである忍足と向日が桃城を挑発してきた。
すると桃城を探しに来たリョーマも登場。
リョーマはダブルスではなくいきなり跡部にシングルスを挑もうとするが、跡部は関東大会で相手をすることにして去っていった。
ともあれ、練習をサボった罰を食らうことになったものの、立ち直った桃城が無事に練習に復帰するのだった。
関東大会の組み合わせが決定、初戦から氷帝とのライバル対決に
関東大会にはいよいよ神奈川県代表で全国2連覇中の王者・立海大附属も出場する。
2年エースの赤也に加え、OB相手でも寄せ付けない副部長の真田も強敵。
そして関東大会の組み合わせ抽選が行われ、青学は立海とは決勝まで当たらないブロックとなった。
しかし初戦の相手は都大会5位でシード権のない氷帝になってしまう。
毎年関東大会からレギュラー陣勢揃いでくる氷帝。
さらに一度レギュラー落ちしていた宍戸も死に物狂いでダブルスのパートナーの鳳と練習を重ね、レギュラーに復帰を果たす。
いきなり激戦必至となるのであった。
乾と海堂がダブルスペアに
関東大会に向け、ブーメランスネイクの完成を目指して練習に余念のない海堂。
そこに乾が接触し、練習の仕方をアドバイスするとともにあることを提案する。
それは、自分とダブルスを組むこと。
一方、大石と菊丸の黄金ペアも新しいフォーメーションの練習を開始する。
そのほかの面々も練習に熱が入るが、関東大会初日にアクシデントが起きてしまうのだった。
関東大会開幕、大石がアクシデントで急きょ欠場
関東大会初日。
大石が道で妊婦を助けて病院まで付き添った際に右腕を怪我してしまい、出場が叶わなくなってしまった。
そのため桃城が大石の代わりにダブルスで出ることとなり、氷帝のシングルスでは怪力の樺地が出てくることも考慮してリョーマは補欠に。
青学と氷帝戦のオーダーは次に決まった。
ダブルス2:桃城・菊丸 vs 忍足・向日
ダブルス1:乾・海堂 vs 宍戸・鳳
シングルス3:河村 vs 樺地
シングルス2:不二 vs ジロー
シングルス1:手塚 vs 跡部
氷帝の応援団がコートを囲むアウェーの雰囲気のなか、まずはダブルス2。
忍足と身軽な向日のペアの前に、桃城・菊丸の急造ペアが挑むのであった。
【14巻のまとめ】
関東大会が開幕し、青学は初戦からライバルの氷帝と激突することとなる。
大石がアクシデントにより急きょ欠場することとなり、桃城が菊丸と、そして乾が海堂とダブルスペアを組んで戦うこととなる。
まずはダブルス2、忍足と身軽な向日の氷帝ペアの前に、桃城・菊丸の急造ペアが挑むのであった。
次巻へ続きます。
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