空手の大会に颯爽と現れ、あっさりと優勝した範馬刃牙。
その正体は東京ドームの地下に存在する禁じ手なしの裏闘技場のチャンピオンだった。
地下の闘技場では現役横綱やプロレスラーをはじめ、様々な闘技者が禁じ手なしの異種格闘技戦を繰り広げる。
チャンピオンである刃牙はこの日、”紐切り”を得意とする鎬昂昇と対戦。
刃牙は右腕や右目の神経を切られながらも逆転勝利を飾る。
観客を沸かせ、試合を終えた後、キャプテンストライダムが刃牙の前に現れた。
ストライダムが告げたこととは…?
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
何かを告げるストライダム
刃牙の前に現れたキャプテンストライダム。
2人は顔見知りのようだが、ストライダムが刃牙に何かを告げて去っていく。
刃牙の表情が明らかに変わった。
天才レスラー、花田純一
その頃、ご老公の元には5人の闘技者が抗議に集まっていた。
レスリングフリースタイルの内藤、中国拳法の張、柔道の佐藤、格闘カラテの高田、バトルサンボの黒川。
5人は花田純一が刃牙への次の挑戦者となったのを快く思っていない様子。
花田は前座のレスラーながら、その強さはかなりのもの。
ちょうどそこに花田が現れ、怒る5人と立ち会うことに。

〈5人を相手にする花田 [グラップラー刃牙 4巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
花田は頑丈さとけた外れのパワーを武器に5人を一蹴。
対する刃牙は本部のもとを訪れ、対花田戦のヒントを探る。
花田は本部流の唯一の免許皆伝者とあって、本部のもつ合気の技術も使える。

〈本部から受け継いだ合気 [グラップラー刃牙 4巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
しかし、鎬や花田に苦戦しているようでは刃牙の父である範馬勇次郎には到底勝つことはできない。
ストライダムにも同じことを言われ、花田戦への闘志を燃やす刃牙。
本部もその熱にあてられたかのように、刃牙に指導を施す。
刃牙との闘いに備える花田
対する花田はプロレスの八百長であえて負けながらも、ロッカールームでは無敵の存在。
プロレスをナメきり、やりたい放題の花田だったが、逆らえる者はいなかった。
刃牙戦に対する準備にも余念がなく、3日後の試合に向けて備える。
が、そんな花田にある人物が立ちはだかる。
襲われる花田
本部の合気を身体で教わる刃牙。
そんな2人が稽古していた道場に、ぐちゃぐちゃにされた自転車とボロボロにされた花田が投げこまれる。

〈ボロボロになった花田 [グラップラー刃牙 4巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
花田を無残な姿にしたのは身長2メートル以上の巨人と推測される。
花田を襲ったのはご老公公認のプロレス界の大物。
その大物が花田に代わる刃牙への挑戦者に決定した。
登場したのはマウント斗羽
試合当日。
挑戦者として現れたのはプロレス界の首領、マウント斗羽。

〈超大物の登場に沸く会場 [グラップラー刃牙 4巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
刃牙への挑戦権を狙っていたテコンドーの金田が斗羽にケンカをしかけるが、斗羽の十六文回し蹴りで一発KO。
そして刃牙も登場。
2人の男の本気の喧嘩が始まる。

〈刃牙vs斗羽 [グラップラー刃牙 4巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
勇次郎も会場に到着し、刃牙の戦いを見守る。
刃牙vsマウント斗羽 試合開始
序盤は斗羽のペース。
戦後のプロレスを支えるために鍛えぬいた暴力的なパワーで刃牙を子ども扱い。

〈刃牙が子ども扱いされる [グラップラー刃牙 4巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
ようやくエンジンが温まってきた刃牙は斗羽の顔面の急所に狙いを絞ってラッシュをしかける。
しかしその狙いは判断ミス。
打撃や出血に対する免疫が並みのプロレスラーよりも段違いにある斗羽には効かず、十六文の飛び後ろ蹴りで手痛い反撃を受けてしまった。
果たして斗羽を倒すにはどうすればいいのか―。
【4巻のまとめ】
鎬昂昇に苦戦しているようでは目標とする父には到底及ばない。
より高みを目指す刃牙の次の相手は天才レスラー花田純一に決まる。
しかし花田はプロレスをナメきったことで制裁を受け、代わりにプロレス界の首領であるマウント斗羽が刃牙の相手に。
圧倒的なパワーとタフネスを相手に刃牙はどう闘うのか。
次巻へ続きます。
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