藤沼悟にはリバイバルというタイムリープ出来る不思議な能力がある。
悟は母佐知子が殺害された事件をきっかけに1988年へリバイバルする。
悟は1988年で起きた連続誘拐事件を防ぐことがこのリバイバルの意味だと考え、最初の被害者である雛月を救おうとするが失敗。
1度現代に戻ってしまうが、再び1988年にリバイバルし雛月を救うためケンヤと協力する。
悟の作戦は成功し、雛月は母と別れ祖母に引き取られることになった。
それでは5巻のあらすじを振り返ってみましょう。
リバイバルの目的
雛月と別れてから、悟はこのリバイバルの目的について考えていた。
雛月を救うことは出来たが、真犯人を探し出さない限り事件は続く。
真犯人の正体に辿り着くまで現代には戻れないのだろうか。
悟は愛梨のことを思い出していた。
八代の秘密
悟はクラスメイトの家を案内して欲しいと八代に頼まれ、一緒に車に乗った。
悟は八代を信用し、雛月を救ったバスの隠れ家のことを話した。
八代も車のダッシュボードに、禁煙のため大量の飴を隠していることを教えてくれた。
八代と話していると不思議と気持ちが落ち着く。
悟は八代をかなり信頼するようになっていたのだった。
犯人の共通点
ケンヤの父は弁護士で、別の市で起きた誘拐事件で無罪を主張する容疑者の弁護を担当しているという。
悟はそれを聞いてこれから市内で起こる事件と同一犯ではないかと疑う。
犯人の共通点は、自分以外に罪を着せる容疑者を用意してから犯行に及ぶこと。
つまり逮捕された人物は、現代の悟と同じように犯人に仕立て上げられただけの人物だ。
悟はケンヤとヒロミを連れて隠れ家へ行くが、既に犯人の証拠は無くなっていた。
それでも真犯人に行き着く突破口はどこかにあるはずー。
悟はどうにかして真犯人を探しだすことを胸に誓うのであった。
次のターゲット・中西彩
悟は次なる被害者・中西彩が1人になる時間をなくすため、ケンヤ達と彩に声を掛けるが相手にされない。
翌朝、雛月が祖母の家から登校してきた。
放課後みんなでアジトに行くと、彩がやってきた。
昨日カズから聞いたアジトのことが気になったと言うが、本当はカズに好意を持ったようだ。
それから放課後カズと彩は一緒に過ごすようになり、彩が1人でいることは無くなった。
新たな被害者候補
彩を救ってもなお、悟はまだ事件は終わっていないと考えていた。
雛月は美里がクラスで仲間外れにされていることが気にかかり、悟に相談する。
そんななか、悟の家に記者で佐知子と同僚の澤田がやってきた。
澤田も悟と同じく、次は市内で誘拐事件が起きると考えていた。
悟も改めて真犯人を突き止めることを決意する。
真犯人がついに正体を明かす
悟は孤立しがちな美里の周りで何かが起こるかもしれないと警戒し、美里を追いかけ体育館へやって来るが、途中で見失ってしまう。
すると、ちょうど体育館からユウキさんの家の車が走り去っていった。
悟はそこへ偶然来た八代の車に乗せてもらい、ユウキさんの車を追うように頼む。
悟は落ち着きがない様子の八代に飴を渡そうとダッシュボートを開けたが、そこにはなぜか八代が大量に抱えているはずの飴はなく、下剤が入っていた。
八代はこの車は自分の物ではない、と明かすと不敵な笑みを浮かべ、悟は頭が真っ白になるのだった。
【5巻のまとめ】
悟は2人目の被害者である彩が誘拐されるのを防ぐことに成功した。
犯人の次なるターゲットと思われる美里を尾行中、悟は美里を見失い八代の車に乗せてもらう。
八代の車から犯人の物と思われる下剤が見つかり、不敵な笑みを浮かべる八代に悟は頭が真っ白になった。
次巻へ続きます。
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参考過去に戻り自分と周囲の人々を襲う悲劇を回避するタイムリープサスペンス『僕だけがいない街』全9巻【ネタバレ注意】
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