舞台はジャズの聖地へ!アメリカ編開幕!!「世界一のジャズプレーヤーになる」日本で運転免許を取得し、テナーサックスだけを手に、アメリカに旅立つ宮本大。その耳に飛び込んできたのは、かつての仲間・雪祈もアメリカにいるという情報――――大が降り立つ地は、西海岸のシアトル。全米の街と土地と人を知り、新しい音を生み出そうとする大の実験的冒険が始まる…!!
(U-NEXT作品紹介より引用)
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登場人物紹介
<主人公たち>
宮本 大(みやもと だい)
主人公。「世界一のジャズプレーヤーになる」という夢に向かって日々テナーサックスの練習に励む。
アントニオ・ソト
メキシコで出会ったピアニスト。ラテン系の明るさで物事をズバズバ話す。
大やゾッドとは時折言い合いになる場面が多い。
Dai Miyamoto Momentumメンバー。
ゾッド
ヒューストン在住の大柄の黒人ドラマー。アントニオとは正反対で沈着冷静なタイプ。
本名はアリエル・アルドリッジ。
以前はニューヨークでドラムの技術を学んだものの音楽は金にならないとポーカーで生計をたて、プレイヤーとしては呼ばれたら助っ人で入る程度であった。
母親と二人暮らし。Dai Miyamoto Momentumメンバー。
ジョー・ハーディング
マイアミ在住のベーシスト。ゾッドの紹介で出会ったが、かなりのアルコール依存症のため大とアントニオは難色を示す。
ジョーは「酒を飲むなと言うな」、大は「酒でリズムを外さない、ステージを飛ばさない」と双方の条件を出しライブで合わせる。
しかしその演奏力から大は「天才」と確信することになり、Dai Miyamoto Momentumメンバーとなる。
<シアトル>
ジャック・アダムズ
自動車整備工場の工場長。ぶっきらぼうな職人気質。
エディ・ドブソン
ジャックの工場の従業員。もともとロックバンド「Floppy Irons」ギタリストで、バンド解散後も音楽を諦めきれずにいる。
ダグラス・ドブソン
エディの父。シアトル郊外のライブハウスのハウスピアニストとして20年間、毎日ステージに立ち続けるプレイヤー。
マーティ・ウィンガー
エディが組んでいたバンド「Floppy Irons」のベース担当。
現在は「グラナイツ」のメンバーで、プロとして活躍している。
アダム・メイヨール
エディが組んでいたバンド「Floppy Irons」のボーカル&ギター担当。
スティーブ・ジャッド
エディが組んでいたバンド「Floppy Irons」のドラム担当。
サンディ
老舗のライブハウス「サンディーズ」の店主。ライブハウスを閉店することとなり、そのイベントに大も参加する。
ジェイソン
ヒッチハイクで出会った青年。スケーターで日々好きなことをしながら生きるのがモットー。
ジャズに興味はなかったが、大と旅を共にするうちに大に感嘆し、しばらくの間大のマネージャーを買って出る。
<ポートランド>
シェリル・ハント
ポートランドのカフェの店員。女性。大を尊敬すると共に異性としても惹かれ、デートする仲となる。
<サンフランシスコ>
アレックス・リュウ
中国系アメリカ人のドラマー。ジャズが好きだが、アメリカのジャズ界における人種の壁を感じている。
<ロサンゼルス>
カルロス・エスカンドン
コロンビア出身のダンサー。無名だが、世界一を目指して努力を積み重ねている大に共感し、大の背中を押す。
<アルバカーキ>
ジェシー
街一番のジャズバーの店主。
スティーブ
ジャズバーの常連。老年のテナープレイヤーで、一般人向けにサックスのレッスンをしている先生。
ハリー・アンダーソン
スティーブ先生の生徒。大きな音を出したい男の子。
キャロル・ジェンキンス
スティーブ先生の生徒。優しいジャズが好きな熟年女性。
アクセル・バイス
スティーブ先生の生徒。面倒くさがりやで、ゆっくり成長したい中年男性。
ニーラ・デクルーズ
スティーブ先生の生徒。美しい音楽は数学的という言葉を信条としている聡明な女の子。
<ヒューストン>
ギル
ポーカーハウスの常連の老年弾性。ゾッドとはポーカー仲間。
<ニューオーリンズ>
ペイトン
ゾッドと親交のあるトランペットのレジェンドプレーヤー。
デレク・マーティン
ジャズ界のトップを走る超一流のピアニスト。
<ボストン>
沢辺 雪折(さわべ ゆきのり)
日本でバンドを組んでいた天才ピアニスト。
So Blue Tokyoでのライブ直前の交通事故で右手が動かなくなり、大のためにバンドの解散を申し出た。
現在はバークリー音楽大学の作曲科で音楽の道を歩み続けている。
オーウェン・ユン
バークリー音楽大学の生徒。韓国人。