行き場のない怒りと孤独を抱える高校生のマコトが持ってしまった驚異の「力」とは…!? 理不尽な社会を相手に、破壊という名の革命が始まる! 最凶のSFテロルストーリー!!
(U-NEXT作品紹介より引用)
登場人物紹介
田中マコト
18歳。高校を2年留年している。校内であまり目立たない存在。
父親は経営していた工場が潰れその工場で首吊り自殺、母親は工場の借金に追われながら働いていたがマコトが中学になる前に失踪した。
その後祖母とアパートで二人暮らしをしていたが、その祖母も他界し、天涯孤独の身となる。両親が残した数百万の借金がある。
小中生の頃からいじめを受け続け、鬱と偏頭痛で不登校になり、フリースクールと精神科の病院を行き来する毎日を送った。
その不登校時に診療所で出会った謎の男に接触した際に「ワンネス」の能力に目覚める。
その後自身の能力についてユウキに打ち明ける。
前述の過去によって、社会を憎んでいたことも相まって、ユウキの考えに同調し、共にテロ組織「問う者」を結成し、ワンネスの能力による破壊活動の役割を担う。
ユウキ
マコトの友人で同級生。マコトと同じく高校を2年留年している。
校内で知らない人間がいないほどの有名人で男女に関わらず友達も多い。
校内全員の個人情報を把握している。留年した理由は色々な噂があるが詳細は不明。
裕福な家に生まれ何不自由なく育っており、実家から離れたマンションで一人暮らしをしている。
母親は他界しており、父親とはうまくいっていない。
政治や経済等、世界が抱えている山積した問題に対して憂い、マコトにテロ思想を打ち明ける。
マコトもまた能力について打ち明け、テロ組織「問う者」を結成する。
マコトに頼みワンネスの能力を得ようと試みるも失敗し3日間の昏睡状態に陥るが、大槻との一件を機に、自身も気づきを経て能力を駆使するようになる。
問う者の具体的な活動を決めるリーダー的役割を担っている。
小島ナオコ
マコトの同級生。父親が酒屋を経営している。「問う者」の活動を快く思っていない。
母親は既に他界している。不幸ごとが重なっても明るく生きようとする姿勢はマコトの考えに影響を与えた。
工藤陽子
「問う者」の一員。母親がヤクザの愛人であり、そのことがきっかけで周囲から蔑まれる。
男に会った際に怒りをぶつけるつもりでいたが、普通の優しい中年の男性であったことから、怒りの矛先を失い、やがて自身の境遇は社会が悪いと考えるようになり、後にユウキと出会い、問う者の一員となった。
ワンネスの能力は持たず、補佐的な役割を担う。
大槻純一郎
「問う者」の一員。眼鏡をかけた理性的な青年。物理学を専攻している。
マコトによる「気づき」の儀式によってワンネスの能力に目覚める。
中村
警察官。国家公務員一種をトップの成績で通過し、他国で犯罪心理学の学位をいくつも修めているエリートキャリア。
新人という理由で周りからは見下されているが、刑事部から出向してきた岩木からは一目置かれている。
岩木
警察官。刑事部から出向している。中村に一目置き、彼女と行動を共にする良きパートナーとなる。