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キセキの世代の過去回想:幻の6人目の契機、いち早く才能を開花させた青峰の危うさと苦悩『黒子のバスケ』24巻【ネタバレ注意】

~前巻までのあらすじ~

創設2年目の誠凛高校バスケットボール部は全国制覇を目標に掲げていた。

この部は去年、主将の日向順平、司令塔の伊月俊ら選手はもちろん、スポーツトレーナーを父に持つ監督の相田リコも含め全員が1年生だったが、IH(インターハイ)都予選決勝リーグにまで出場していた。

そこに超強豪校の帝光中学校で最強の伝説を作った「キセキの世代」の「幻の6人目」黒子テツヤとアメリカ帰りの大型新人火神大我が入部する。

実力が一目瞭然の火神とは対照的に、身体能力で劣る黒子は普段から存在に気付かないほど影の薄い選手だが、視線誘導の能力を存分に発揮し、存在感のなさを逆手に取った見えないパス回しが武器。

やがて2人は黒子を影、火神を光とするプレイスタイルを確立していく。そして共にキセキの世代を倒し、日本一になることを約束する。

海常との練習試合ではキセキの世代の1人である黄瀬を相手に激しい点の取り合いを制し、間もなくしてインターハイの東京都予選が開幕。

誠凛はキセキの世代の1人で異常なまでの正確さと射程を持つ緑間のいる秀徳を破って決勝リーグに進出するも、天性の敏捷性と変幻自在のプレーで孤高の道を歩む青峰と、帝光中学時代のマネージャーで恐るべき諜報能力で的確な作戦を立てる桃井擁する桐皇に大敗し、そのまま敗退してしまった。

インターハイ後チームには誠凛には部の創設者にして大黒柱の木吉が合流し、秀徳との合同合宿でそれぞれがレベルアップし、ウィンターカップの予選では緑間擁する秀徳と引き分け、霧崎第一との因縁の試合を制して全国大会出場を勝ち取った。

同じく秀徳も全国大会出場を決め、これでウィンターカップには黒子を含むキセキの世代6人全員が出揃う全面戦争となるのであった。

リコの父のもとで合宿を敢行し、それぞれが特訓でレベルアップした誠凛はウィンターカップの初戦から桐皇と激突。

極限の集中状態である「ゾーン」の扉を青峰が開き、もはや誰にも止められない域に達するが、火神も覚醒してゾーンに突入し、誠凛が大逆転勝利で桐皇との死闘を制した。

試合後には火神のアメリカ時代の師匠である元女子プロ選手・アレックスが登場し、火神は特訓する一方、黒子は自ら青峰に弟子入りしてシュートを教わることとなる。

その後桐皇との激戦の反動で誠凛はリズムを崩しかけたものの準々決勝へ進出し、紫原と氷室擁する陽泉と激突。

陽線の圧倒的なフィジカルと鉄壁の守備に大苦戦しながらも、火神がゾーンに突入、終盤には木吉の再投入もあり、激しい点の取り合いを制して準決勝へ進出した。

準決勝の第一試合ではキセキの世代の主将だった赤司率いる絶対王者・洛山が緑間擁する秀徳を下して先に決勝進出を決めた。

準決勝の第二試合では誠凛と覚醒してキセキの世代の技をも真似るようになった黄瀬擁する海常が激突。

大接戦の末、残り4秒からのカウンターで誠凛が激戦を制した。

これで決勝の相手は赤司擁する洛山。

そして今、キセキの世代の過去から赤司の秘密が明かされようとしているのであった。

 

24巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

「幻の6人目」の噂が立った日

交流戦の初戦は灰崎が仮病で欠場したことで黒子がいきなりスタメンで出場することに。

黒子は緊張しすぎて初っ端に転倒し鼻血を出し即交代となってしまうが、代わりに出場した主将の虹村がチームを牽引。

しかし時間を置いて再びコートに立った黒子はまだチームにフィットしきれていないのか、ミスを連発してしまう。

その試合後にコーチは黒子を即降格させようとするが、割って入った青峰が自分の降格もかけて黒子にもう1試合チャンスを与えるよう直談判したことで首の皮1枚つながった。

同日の2試合目には灰崎も合流するが、まだ身体が出来上がっていない1年生たちにとっては体力が課題であり、動きが重い。

後半から最後のチャンスを与えられた黒子は、動きのスピードの調整や存在感を意図的に薄くするという赤司からのアドバイスを実践し、見事にチームを支えて見せた。

この日以来、「帝光には幻の6人目がいる」という噂が立つことになるのであった。

青峰がいち早く才能を開花させ、退屈と悩みを抱えるように

キセキの世代が2年に上がると、黒子は正式にユニフォームと背番号を与えられて1軍に定着し、入部してきた黄瀬の教育係となる。

それぞれが成長するなか、家庭事情もあって虹村が主将の座を赤司に譲り、キセキの世代が部の中心となった。

驚くべき速度で成長する黄瀬を見た赤司は、実力はあるものの素行不良が目立つ灰崎に対して退部を勧告。

そして全中の予選に向けて監督である白金が直接指揮を執り始め、いっそうハードな練習に打ち込むことに。

緑間や紫原が上達していくなか、青峰の才能がいち早く開花し、誰にも止められないレベルへと上り詰めた。

帝光は予選の全ての試合で圧勝を収め、全中出場を決める。

しかし青峰はいつしか本気で戦えるライバルの不在に退屈と悩みを抱えていたのだった。

不穏な空気を纏いつつ決勝へ

全中大会が開幕し、親友の荻原と再会した黒子は互いに決勝で会うことを誓いあう。

観客やマスコミが注目するプレッシャーのなか、やや動きが固いものの帝光は順当に予選リーグ戦を突破。

決勝トーナメントの初戦では青峰がかつてライバルだった井上のいる上崎中と対戦することとなり、久々に青峰は期待に胸を膨らませていた。

ところが青峰の才能は井上でも全く歯が立たないほどになっており、途中で井上が戦意を喪失してしまったことで青峰も「オレに勝てるのはオレだけ」と考えるようになってしまう。

また荻原も決勝トーナメントで敗退し、黒子との約束も果たすことができなくなってしまった。

その後は青峰が投げやりに見えながらも得点を量産し、不穏な空気を纏いつつも帝光が決勝へ進出。

相手は荻原たちを破った鎌田西中、そして帝光は双子のプレーヤーに思わぬ苦戦を強いられることになるのであった。

初めての苦戦に黒子が投入される

双子のプレーヤーは絶妙な間合いとポジショニングでファウルを誘発し、慎重な戦いを強いられたことでリズムが狂った帝光は今大会で初めてリードを許す展開となる。

青峰も前半だけでファウル4つと追い込まれ、白金監督が青峰の頭を上手く冷ました。

青峰は後半からも出場を継続、そして攻めるために黒子も出場することになるのであった。

【24巻のまとめ】

キセキの世代の過去回想編がスタート。

黒子が「幻の6人目」と呼ばれるきっかけとなった試合や、いち早く才能を開花させ退屈さと危うさを抱えながらプレーする青峰の苦悩が描かれた。

次巻へ続きます。

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