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前巻はこちら貘が500億を巻き上げ、梶が殺人犯の暴露に迫る!しかし番組は中断、立会人同士の戦いが勃発…『嘘喰い』18巻【ネタバレ注意】
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19巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
目次
賭郎でさえも妨害できず、番組は再開
弥鱈が巳虎を退け、番組への介入を阻止。
しかしスタジオの運営室を守り抜いたものの、放送はブラックアウトしたまま。
賭郎は地下を通る光ファイバーを切断し、バックアップとなる電波塔への地下送電ケーブルと非常用自家発電システムも破壊することで物理的に放送を止めていたのである。
放送中断に安堵する緒島と鴉山、だがその期待や賭郎の目論見を裏切るように放送は再開した。
パネルCの事件の真犯人が鴉山であることが暴露され、合わせて既に服役中の被告の新アリバイも立証されたことで冤罪も明るみに。
作戦が上手くいった貘は、個人的に妃古壱と連絡を取り、共にある場所へ向かうのだった。
緒島と金子も罪を告白し、生放送が終了
殺人事件が暴かれて番組は最高潮を迎え、貘もスタジオから姿を消したことで番組はエンディングへと向かう。
だが悔いを残さないと決心した緒島は、パネルが暴かれていないにも関わらず、自分がひき逃げ事件に関与したことをカメラの前で告白。
そしてその最中にある違和感が頭をよぎり、緒島は梶にカードを使ってパネルEを開けてくれと依頼する。
あの日の事故の記憶が全くないこと、チーフプロデューサーの金子の言動に疑念があることから、緒島は真実を番組に暴かせることを選択したのである。
貘の代わりにみーちゃんが総合演出家のパッドを使ってパネルを暴くと、ひき逃げ事件の真犯人は緒島ではなく金子だったことが判明。
金子は酔いつぶれた緒島から車を借りて送る際に事故を起こし、緒島の記憶がないことをいいことに罪を着せていたのである。
それでも親友である金子を見捨てなかった緒島は、事件の隠蔽に加担した自分の罪も認め、金子と二人で1から出直すことを宣言。
こうしてテレビ史上類を見ない生放送が終わり、インフラの切断によりテレビはしばらく空白の時間が流れるのであった。
次の戦いの舞台は旧電波塔の帝国タワー
その頃、貘は妃古壱と共に次の勝負の舞台となる旧電波塔の帝国タワーへと向かっていた。
貘は賭郎が社会インフラにまで手を出すことを見越して、マルコとカールに予め取り壊しが決まっていた旧電波塔に放送用の機材を持ち込んで復旧させ、番組を再開させていたのである。
さらに貘は電波をジャックしたまま、番組の続きとして21個のアルファベットが表示されたルーレットを放映する。
アルファベットは何れも、貘が厳選したLファイルの利用者たちの闇。
先ほどの番組で隠蔽されたはずの犯罪が暴かれたことにより、ファイルの利用者たちは戦々恐々とすることとなる。
この電波ジャックを止めるには帝国タワーに突入するしかないが、貘が帝国タワーで賭郎勝負を行うと賭郎が封鎖するため、警察やSATは介入できず、自衛隊を出動させたとしても鎮圧までに2時間かかる。
他方、貘と共に帝国タワーに向かう妃古壱は賭郎の一員として貘にナイフを突き付け、貘を試す。
対する貘は手りゅう弾を使った駆け引きでこのピンチを切り抜け、妃古壱に「いつの日かそのチャンスが来たら、零號を奪ってほしい」と発破をかける。
貘の命懸けの覚悟に動かされた妃古壱も、決意を固めるのであった。
屋形越えの条件に手をかける
相手の裏を突き、敵やライバルの内側にスパイを潜り込ませて秘かに支配する戦法を搦手(からめて)といい、賭郎は江戸時代から子の搦手を各所に送り込むことによって権力に根を張ってきた。
貘は、電波ジャックにより新たに映し出した21のアルファベットに該当する組織に対してKY宣言を見せることによって脅迫を信じ込ませ、暴露を逃れる条件として「搦手の人員を受け入れること」を提示。
どの組織もわが身を守る為にはその提案を受け入れるしかなく、貘は勝ち取った500億とは別にこの搦手の人員枠を賭郎に献上することによって屋形越えを申し入れていた。
異例の数の搦手を献上した貘に対し、お屋形様も帝国タワーでこれから始まる戦いを貘が生き延びて全てを手中に収めることができれば屋形越えを受け入れる考えを示すのだった。
立ちはだかるのは捨隈と零號立会人の切間撻器
貘はLファイルの闇を持つ1人である政治家の猫 登も脅迫しており、猫議員に対して「帝国タワーで賭郎勝負に勝てば見逃す」というメッセージを送っていた。
帝国タワーに姿を現した猫議員は、連れの2人のうち片方の捨隈 悟という男による代打ちを申し入れ、貘も了承する。
捨隈は貘が500億を得たこと、賭郎へ搦手を貢ごうとしていること、表示しているルーレットはブラフであること、そして帝国タワーで賭郎勝負をすることによって外部の妨害から時間を稼ごうとしていることを看破していた。
只者ではない捨隈の申し出を貘が受けたことで賭郎勝負は成立。
捨隈は用済みとなった猫議員をその場で殺し、自分も賭郎会員であることを明かす。
捨隈はポーカー達人の梟という男に連勝を重ねて賭郎会員権を奪った凄腕のギャンブラー。
貘との勝負は賭郎会員同士の勝負となるが、捨隈の専属立会人は別件があったために来ることができず、たまたま捨隈が梟との勝負の際に立ち会っていた零號立会人の切間 撻器が立ち会うこととなる。
零號の奪取を目指す貘と妃古壱にとっては、予想外のチャンス。
撻器の立ち会いのもと、500億と搦手の功績を賭け、自衛隊が鎮圧に乗り出す2時間をタイムリミットとして貘と捨隈の勝負が始まるのであった。
警視庁ではお屋形様と棟耶が副総監と対峙
電波ジャックの発信源が帝国タワーであることを突き止めた警察では、Lファイルの総指揮も執っていた笹岡副総監が独断でSATの出動を指示する。
この件を謎のテロリストの犯行として全てを闇に葬り、放送も捏造だったということで終わらせるのが狙いである。
対する賭郎はお屋形様が棟耶立会人と共に警視庁の笹岡副総監のもとへ。
笹岡副総監はLファイル関連を南方に任せることを腹に決めており、南方も傍に仕えるなか、お屋形様と棟耶立会人が笹岡副総監と対峙するのだった。
ゲームのルールは互いが持つ珠の数当て
帝国タワーではゲームのルール説明が行われる。
準備として貘・マルコ・捨隈・もう1人の連れに網膜パターンのスキャンを行い、貘と捨隈は中央に設置されたボックスに手を入れて小さな珠を10個のなかから好きな数だけ取り出すように促される。
賞金の500億は口座に入れられ、2人の持つ珠の合計数となる2桁の数字が口座のパスワードとなるように設定された。
今から行われるのは、互いの握った珠の数を暴き合い、タワーの最上階に設置された端末に正しいパスワードを入力した者が勝ちというゲーム。
貘にとってこれまでで最強の敵が立ちはだかることになるのであった。
【19巻のまとめ】
放送市場類を見ない番組を終えた貘は、500億に続いて屋形越えの権利を得るため、次の手としてLファイルに残る犯罪者たちに賭郎が用意した搦手の人員を受け入れさせることを目的に電波ジャックを継続する。
旧電波塔である帝国タワーで賭郎勝負をすることで、電波ジャックの発信源に何者も邪魔させない構え。
ところが放送を阻止しようと警視庁の副総監が独断でSAT出動を指示、そこにお屋形様と棟耶立会人が対峙する。
帝国タワーでの勝負の相手は零號立会人の切間撻器を連れた謎の男・捨隈。
貘にとってこれまでで最強の敵が立ちはだかることになるのであった。
次巻へ続きます。
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