赤髪の不良、桜木花道が同級生の赤木晴子に一目ぼれし、彼女目当てでバスケ部に入部。
しかしバスケ初心者の花道に待っていたのは地味すぎる基礎練習。
不満を募らせた花道は一度は部を辞めかけますが、晴子への思いが勝って思いとどまります。
安西監督の指導のもと行われた部内の紅白戦では流川がスーパープレイを披露。
一方の花道も将来に期待を持たせる身体能力を発揮します。
立派なスポーツマンとして歩み始めた花道。
湘北は陵南との練習試合に向け、練習に熱が入ります。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
初めてのシュート練習
花道が柔道部の入部を拒否したことで、心なしか嬉しそうなゴリ。
ついに花道にシュート練習をさせることになります。
超初歩的なランニングシュート(レイアップシュート)から。
しかし基本を軽視する花道は「庶民のシュート」と甘くみていました。
流川が完璧なお手本を見せる一方で自分は全くできないことに苛立ちを隠せません。
〈レイアップシュートの練習 [スラムダンク3巻](c)集英社/井上雄彦〉
そんな花道に手を差し伸べたのは晴子。
晴子は元女バスで、運動音痴ながらレイアップのコツを花道に教え、花道は見事レイアップシュートを成功させます。
陵南高校との練習試合に向けて
陵南との練習試合が近づいてきました。
花道は夜の体育館でスラムダンクの練習をしていたところを、偵察に来た陵南の相田彦一に見られ、彦一をシメつつ逆に情報を引き出します。
陵南の主将は赤木のライバルで2m越えのセンター、魚住。また仙道という大エースもおり、花道は仙道に対抗心を燃やします。
試合前日の夜。ゴリは花道を居残りさせ、リバウンドの極意を教えます。
ここで出た名言が「リバウンドを制する者はゲームを制す」。
〈今後の花道を支えるゴリの格言 [スラムダンク3巻](c)集英社/井上雄彦〉
この言葉が、後のバスケットマン桜木の礎となっていきます。
練習試合 湘北vs陵南 スタメン発表
試合当日。
湘北のスタメンは、赤木(C)、安田(PG)、潮崎(SG)、小暮(SF)、流川(PF)です。
スタメンどころかベンチ外だった花道は安西監督に詰め寄り、「秘密兵器」ということで無理矢理ベンチ入りを果たしました。
【3巻のまとめ】
花道は超初歩的なレイアップシュートを練習し、リバウンドの極意をゴリから教わります。
そしていよいよ陵南との練習試合。
花道はベンチ外でしたが、安西監督に詰め寄って無理矢理ベンチ入りしました。
次巻へ続きます。
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