全国高校野球選手権大会決勝。のちに伝説として語られる一戦で相対すのは、“神の子”天城雄大と“怪物”佐藤さとる。野球史に残るエース同士の戦いは、正気の沙汰では終わらない――!!己が人生全てを懸けて、互いの野球を”殺す”ために戦う。血よりも深い因縁が、死よりも激しい宿命が絡み合う。勝つのは努力か、才能か!!ヤングマガジンの新鋭が放つ異常激情野球大河、ここに開幕!!
(U-NEXT作品紹介より引用)
登場人物紹介
<主要人物>
天城雄大
本作の主人公。プロ野球選手を父に持ち、幼少期から野球のスパルタ教育を施されて育つ。才能にも恵まれ、中学1年生にして150kmのストレートや鋭い変化球を駆使。その後「神の子」の異名を持つまでに育つ。
佐藤さとる
自分の尊敬する相手に狂気を感じさせるほど執着し、その手で相手を倒すまで努力を止めない少年。雄大に憧れたのを機にひたすら雄大の後を追い続け、甲子園では「怪物」の異名を得る。
<両神殿中野球部>
東堂仁
ショート。通称「三振しない男」。中学以降の公式戦で彼が三振した姿を見た者はいない。
佐々木龍太郎
エース。通称「最高傑作」。150kmのストレートと多彩な変化球を自在に操り、そのずば抜けたコントロールにより捕手はミットを動かす必要がない。出身はアメリカであり、野球以外にも勉学その他すべてにおいて何でもできる男。
真田景虎
主砲。通称「悪童」。野球歴7ヵ月あまりで中学通算本塁打の全国記録を塗り替えた生粋のホームランアーチスト。初めてバットを握ったのはDVをする父親を殴るため。
紫藤瑛二
2年生ながら背番号20を背負う天才投手。
飯島理央
リトル時代から雄大とバッテリーを組み全国制覇を果たした先輩キャッチャー。
豊田たすく
飯島の控え捕手。リトル時代に2度もベストナインを獲った。
高岡祐二
両神殿中野球部の監督。
<その他>
天城雄一郎
雄大の父。プロ野球選手で、日本代表のエース。
山崎武弥
5年前の甲子園優勝投手。現在はプロ野球で最年少三冠王となった。
東堂ゆめ
東堂の妹。家族で交通事故に巻き込まれた際に意識不明の重体となる。
奈良原
宝王シニアのエースで1番打者。本来はU-15日本代表のレギュラーだった実力者。
150kmのストレートと多彩な変化球を駆使する。
一打席勝負で負けた方が一本ずつ指を詰める「ツメ野球」を楽しむ異常者でもある。
殿山、仲村、幸村
宝王シニアの選手。それぞれ投手もできる。
本来はU-15日本代表のレギュラーだった実力者。奈良原と共に「ツメ野球」を流行らせた。
雨野はな
星秀高校3年。
涼宮ひなの
白王学院マネージャー。