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前巻はこちら渡久地、ついに打たれる『ONE OUTS』18巻【ネタバレ注意】
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19巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
同率首位のままペナント終盤へ
渡久地が滅多打ちに遭ったことで首位リカオンズと2位マリナーズのゲーム差は1に。
勢いに乗るマリナーズは第2戦の先発にエース河中を投入。
しかしリカオンズの選手たちは渡久地に触発され、それぞれが恐れずにマリナーズに揺さぶりをかけていく。

〈勝負師となったリカオンズの選手たち [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
結局、リカオンズは第2戦も3-2で敗れてしまうが、大いにマリナーズを苦しめた。
続く第3戦でもリカオンズは奇襲奇策で翻弄し、引き分け。
苦戦を強いられたマリナーズはフラストレーションを溜めるなか、両チームが同率首位で並んだままペナントレースは終盤へ向かう。

〈同率首位に並ぶ [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
運命は直接対決5連戦に
優勝の可能性はもはやリカオンズかマリナーズのどちらかにしかなく、その他消化試合をすませば最終決戦は直接対決の5連戦。
田辺は少しでもリカオンズの戦力を疲弊させるため、個人タイトルの特別褒賞としてボーナスを発表し、リカオンズの相手球団のモチベーションを底上げしようとする。

〈個人タイトルにボーナスを発表 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
一方、マリナーズの残り試合の相手は個人タイトルを獲れそうな選手がいないチームばかり。
しかしリカオンズの勢いは止まらない。
全力で勝ちに来る相手をものともせずに粉砕し、余裕の連勝を続けるマリナーズとのゲーム差を広げさせない。
首位マリナーズとのゲーム差は1.5、両チームは運命の5連戦を迎えるのだった。

〈運命の5連戦へ [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
初戦で滅多打ちをくらう渡久地
第1戦、リカオンズの先発は渡久地。
対するマリナーズは渡久地攻略に自信を見せ、北大路が先頭打者ホームランを放つ。

〈またも滅多打ちをくらう渡久地 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
この日も渡久地は滅多打ちをくらい、6回には20失点を超えていた。
それでもリカオンズは慌てる気配はない。
結局、試合は完全なワンサイドゲームとなり、渡久地は完投しながらも36-1で初戦を落とす。

〈記録的大敗 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
マリナーズが優勝マジック1とし、リカオンズが優勝するには残り4連勝するしかなくなった。
マリナーズ打線が絶不調に
貴重な初戦を落としながらも、渡久地は大きな罠を仕掛けていた。

〈計画通り [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
マリナーズ先発はアンダースローの名手・吉田。
しかしマリナーズ自慢の打線は冷め、ピリピリした投手戦となるなかムルワカのホームランでリカオンズが均衡を破り、勝利。
まだマリナーズ優勢のまま、残る3連戦はマリナーズの本拠地に移っていく。
余裕を見せるマリナーズだが、第3戦でも打線はことごとく凡退。

〈マリナーズ打線が絶不調に [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
悪い流れは止まらず、この試合もリカオンズがモノにするのだった。
初戦で仕掛けていた罠
第4戦に入ってもマリナーズ打線の調子は上がらず、5回終了時点でリカオンズが8-0でリードする展開。
ようやく、全員の打撃フォームがおかしいことに高見が気づいた。
初戦で渡久地はわざと打者のインハイとアウトローの両極端の場所ばかりに打ちやすいボールを投げ込み、大舞台で気持ち良く打たせる代わりに打撃フォームを歪めていたのである。

〈渡久地が仕掛けていた罠 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
しかし気づいた時には時すでに遅し。
マリナーズは修正することができずに第4戦も惨敗を喫する。
これでリカオンズが単独首位に立ち、優勝に逆王手。

〈運命の優勝決定戦 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
運命は第5戦に委ねられるのだった。
優勝の行方
渡久地はもう1つ罠を仕掛けていた。
第5戦にエース河中を先発させたいマリナーズだが、渡久地が初戦で36失点したせいで河中が防御率ランキングで首位に立っていた。
田辺が個人タイトルに特別褒賞を出すと発表したせいで、マリナーズは優勝を取るために河中に投げさせるか、親心で河中の個人タイトルを守るかの選択を迫られる。

〈河中の個人タイトルは目前 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
結局、河中が志願したことで最終戦の先発マウンドに立ち、7回まで両チーム無得点の白熱した投手戦となる。
ところが極限まで集中した児島が河中のフォークをスタンドに放り込み、均衡を破った。

〈児島の本塁打で均衡を破る [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
河中は個人タイトルは捨てリカオンズと真っ向から対決することを望み、続投。
両チームが全力で真っ向からプレーし、最後は守護神の倉井が抑えてリカオンズが悲願の優勝を果たす。

〈悲願の優勝 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
全員がただ勝つことに全力を注いだ末の結末。
渡久地は最終戦の前に姿を消し、それ以降球界に関わることは無かったが、勝負師としてのメンタルを選手に植え付け、最高のチームを球史に残したのだった。

〈球界を去った渡久地 [ONE OUTS 19巻](c)集英社/甲斐谷忍〉
【19巻(完)のまとめ】
リカオンズとマリナーズの優勝争いは直接対決の5連戦の結果に委ねられる。
初戦で先発した渡久地は完投しながらも滅多打ちにあい、36-1と大敗でマリナーズが優勝に王手をかける。
しかし渡久地はこの初戦でマリナーズ打線のフォームを歪める罠を張っていた。
第2戦以降はマリナーズ打線が火を噴くことは無く、2~4戦を連勝したリカオンズが優勝に逆王手。
運命の最終戦、リカオンズは真っ向勝負でマリナーズのエース河中から勝利をもぎ取り、悲願の優勝を飾る。
渡久地は最終戦を前に球界から姿を消していたが、リカオンズに大きな影響を与え最高のチームを球史に残したのだった。
次の20巻は外伝です。
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