藤沼悟にはリバイバルというタイムリープ出来る不思議な能力がある。
悟の母・佐知子は過去に起きた連続誘拐殺人事件の真犯人と思わしき男が子供を誘拐しようとしているところに気が付き阻止するが、佐知子がその男に殺害されてしまう。
犯人を取り逃がしてしまった悟は逆に警察から容疑をかけられ追われるが、犯人を探るためリバイバルすることを決める。
目を開けるとそこは1988年、悟は小学生に戻っていた。
それでは2巻のあらすじを振り返ってみましょう。
母との時間
1988年2月15日。
悟が教室に入ると、そこには18年前と同じ友達や先生がいた。
悟は急いで家に帰り、佐知子がまだ生きていることを確かめる。
悟は母と過ごす時間の大切さを実感し、このリバイバルで必ず佐知子を救うことを決意する。
雛月加代
連続誘拐事件はまだ起こっていない。
最初の被害者である雛月も学校に来ていた。
悟は雛月の脚にある打撲傷を見て、雛月が虐待されていることに気が付く。
悟は過去を変えるため雛月と親しくなり、自分の誕生日会に招待する。
雛月は誘われたことに驚くが、嬉しく思い承諾する。
母からの虐待
現代の雑誌には、事件は雛月が10歳の時に起きたと書いてあった。
雛月は今10歳、次の誕生日を迎えるまでに事件は起きる。
悟は担任教師の八代から雛月の誕生日が悟と同じ3月2日だと聞き、事件は3月1日に起こると確信する。
悟が雛月の家を訪れると、倉庫の中でたくさんの打撲傷を負った雛月が倒れていた。
雛月の母親は、誤魔化すように雛月を家の中へ連れて行く。
雛月が月曜日にいつも休むのは、土曜日に殴られた顔の傷を治すためだったのだ。
悟は八代に相談し、児童相談所に雛月を保護してもらうよう頼む。
2人の時間
それから悟は雛月と山に登って星を見たり、一緒に科学センターに行ったりして距離を縮めた。
虐待を防ぐため土曜日も一緒に出かけた。
悟は過去と異なる行動を意識していたが、時々18年前と同じ場面に遭遇することがあり焦る。
事件当日
2月29日、悟はユウキさんに会いに行った。
ユウキさんの部屋には少女を性的対象とした写真集があったが、貰い物だと誤魔化された。
3月1日、今日は事件が起こるはずの日だ。
悟は放課後も雛月を連れまわし、家まで無事送り届けた。
起こるはずの事件を防ぐことができたと確信した悟は安心するのだった。
誕生日会
3月2日、安心した悟はケンヤ、オサム、カズ、ヒロミ、そして雛月と誕生日会を開催した。
ケンヤたちがサプライズで悟と雛月の合同誕生日会にしてくれた。
雛月も喜んでおり、18年前とは違いとてもにぎやかな誕生日になった。
雛月は悟へのプレゼントの準備が間に合わなったと言う。
また明日渡すことを約束し、2人は別れた。
雛月失踪
翌日、雛月は学校に来なかった。
雛月は失踪し、約束が果たされることは無かった。
【2巻のまとめ】
悟は1988年で起きた連続誘拐事件を防ぐことがこのリバイバルの意味だと考え、最初の被害者である雛月と親しくなる。
雛月を誘拐、そして母親からの虐待から守るため奮闘する悟。
事件が起こったはずの3月1日を雛月と無事に過ごし安堵する悟だったが、3日になり雛月が失踪してしまうのだった。
次巻へ続きます。
この漫画をもう一度読みたい方はこちら
全巻まとめに戻る
-
-
参考過去に戻り自分と周囲の人々を襲う悲劇を回避するタイムリープサスペンス『僕だけがいない街』全9巻【ネタバレ注意】
続きを見る
\こちらも併せてチェック!/
\無料体験期間もあります!/
(※2024/03/16現在の情報です。最新の配信状況等は各公式HPをご覧ください)
\無料体験期間もあります!/
(※2024/03/16現在の情報です。最新の配信状況等は各公式HPをご覧ください)