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前巻はこちらたまらずエース日高を投入、9回裏に帝都第一に肉薄され大ピンチを迎える…『ラストイニング』35巻【ネタバレ注意】
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36巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
何とか勝ち切ったが…
9回裏、2アウト。
ベンチが見守るなか、日高が気迫の投球で見逃し三振に仕留め、ゲームセット。
彩珠学院が何とか逃げ切りに成功し、ベスト8へ進出を果たした。
しかし試合後、日高は八潮にこっそりと「右腕が上がらない」とを打ち明ける。
勝ったとはいえ、日高が次投げられるかもわからない状況に鳩ヶ谷は頭を抱えるのだった。
整体師の堺に日高を託す
彩珠学院が勝ち進んだことで徐々に学校の買い取り先候補が見つかり始めるが、ゆり子が望むレベルからはまだお声がかからない。
次の試合まで中1日あるとはいえ、日高の主治医をいきなり関西まで呼ぶこともできず、またむやみに医者に見せれば日高が故障を抱えていることがバレてしまう。
そんなとき、ゆり子の父でもある聖母の桐生監督が信頼できる整体師、堺を派遣してきた。
堺は元聖母学苑のエースで、桐生監督のもとで肩を壊した過去があるようだ。
どんな状態でも投げたいと思うのがピッチャーであり、その背中を押した桐生監督も迷いな無かったと思う―。
鳩ヶ谷は投手の気持ちも理解できる堺に日高を託し、試合までの間に何度も施術を繰り返すのだった。
次の相手は雑草軍団・興洋学園
準々決勝の組み合わせ抽選が行われ、彩珠学院は翌日の第2試合で優勝候補の大本命、津軽明星と四国の雑草軍団、興洋学園の勝者とあたることに。
興洋の琴平監督は現役時代に甲子園でノーヒットノーランをくらい猛烈に悔しがる姿が今でも語り継がれる人物。
津軽明星と興洋の試合は炎天下のなか延長12回までいき、興洋のエース佐野が自ら劇的なサヨナラヒットで勝利を呼び寄せた。
興洋は琴平監督の言うことを全く聞かない問題児集団。
大阪で素行不良で高校に入るのが1年遅れたのがエースの佐野、4番で捕手の河内も東北の強豪から3日で出戻りになった身、そして3番のフェルナンデスは地元のオートバイ部品工場で働くブラジル人の子でまさに自由奔放。
チームをまとめるのは唯一監督に耳を傾け部員たちをうまく誘導する高松。
彩珠学院はベスト8で統率の取れていないチームを相手にすることになるのだった。
日高の保証はわずか70球
一方の鳩ヶ谷は堺から日高の状態を聞き、最終手段でもある鍼治療で「70球までは保証する」という言葉を取り付ける。
日高へのケアでかかりきりだった鳩ヶ谷は興洋の研究までは手が回らず、具体的な対策や指示を出せないまま試合を迎えた。
日高の負担を軽くするために打順を7番まで下げ、いよいよ試合が始まる。
準々決勝 彩珠学院vs興洋学園
日高に球数を投げさせたくない八潮は、相手が待球策に出ているのを逆手にとってテンポよく投げさせる。
3番のフェルナンデスだけはチーム方針を無視した天性のヒッティングでヒットを放つが、1回表の興洋の攻撃は8球で切り抜けた。
1回の裏、彩珠学院は早くもタイミングを合わせづらい興洋のエース佐野のピッチングに苦しむ。
佐野は1球ごとに間合いを自在に変えている…?
そのからくりにいち早く気づいた鳩ヶ谷は、いかにして先に点を取れるか悩むこととなるのだった。
【36巻のまとめ】
帝都第一の猛追を凌ぎ切りベスト8へ進出した彩珠学院だが、日高の右腕はいよいよ限界が近づいていた。
聖母学苑の桐生監督の厚意で信頼できる整体師の堺を紹介され、マッサージや鍼で日高を治療に専念させるものの、次の試合で本調子で投げられるのは70球まで。
準々決勝の相手は優勝の大本命を破った四国の雑草軍団・興洋学園。
監督の言うことを聞かない問題児集団が相手となり、彩珠学院はその筆頭であるエース佐野の神業的なタイミング外しの投法に早速苦しむこととなるのだった。
次巻へ続きます。
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