大吉は祖父の隠し子であるりんを引き取り、一緒に暮らし始める。
りんを育てるため自分の生活も見直す大吉。
りんと打ち解けるにつれ、りんの母親についても気になるようになり調べ始める。
大吉は祖父の遺書に残されていた電話番号からりんの母親である正子に連絡し会うことになるが、正子はりんを育てるつもりは毛頭無かった。
正子に苛立ちを覚えた大吉はりんを自分が育てていくことを決意し、りんの幸せを願うようになっていくのだった。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。
記念樹
大吉はりんの小学校入学の記念樹を植えることを提案する。
大吉が生まれた時に母がキンモクセイの樹を植えてくれたように、りんの樹も植えようと考えたのだ。
庭にりんの希望でびわの種を植えた。
しかし、もしかしたら祖父がりんが生まれた時に記念樹を既に植えているかもしれないと考える。
一方、大吉は正子に記念樹の存在について尋ねると、正子は祖父がキンモクセイの樹を植えていたと答えた。
大吉は自分と同じキンモクセイの樹であったことに驚く。
大吉は祖父の家に行き、りんのキンモクセイを自分の実家の庭へ植え替えた。
大吉はりんが自分の家族の一員であることを改めて感じる。
新年度
入学式を終え、りんの小学校登校が始まった。
コウキが迎えに来てくれるが、大吉は無事に子供たちだけで登校出来るのか心配でたまらない。
大吉の会社でも新年度になり新入社員を迎えた。
大吉も研修に参加するうちに新入社員の織田から告白されるが、りんがいることを伝えると逃げられてしまった。
大吉は子供と暮らしていることが自分の恋愛の障害になることを実感する。
しかし今はりんといるのが楽しいことも改めて実感するのだった。
家庭訪問
りんの担任の先生が家庭訪問にやってくる。
りんはしっかりしているためすぐに終わったが、コウキは学校で先生に反抗することが多く、コウキの母は色々小言を言われたようだ。
コウキの提案で大吉の家で、コウキの母も一緒に4人で夕食を食べることになる。
楽しそうに遊ぶコウキの姿を見てコウキの母は喜ぶ。
大吉もコウキの母と一緒に料理をするりんの姿を見て微笑ましく感じた。
墓参り
夏休みに入り、りんと祖父の墓参りに来た大吉は、供えられたばかりのりんどうの花を見つける。
りんからその花瓶は正子の物であると聞き、大吉はまだ近くにいるであろう正子を追いかけ声をかける。
大吉は正子のことを母親としては無責任だと感じていた。
しかし母親であることに変わりはない。
正子に、りんの姿をこっそり見て行かないかと提案する。
正子は驚くが承諾し、りんの姿を隙間から覗いた。
正子はりんの成長を感じ嬉しくなる。
しかし自分は仕事のためにりんを捨てた身であることも再認識し、仕事にもっと没頭することを誓う。
りんどうの花
りんの希望で大吉は久しぶりに祖父の家へ行くことにした。
庭にかつてあったりんどうの花はもう処分され無くなっていた。
りんの名前の由来でもあり、祖父が大切にしていたりんどうの花が無くなっていることに驚くりん。
しかしもう自分の家は大吉と住む家であると話す。
大吉とりんが出会ってもうすぐ1年。
2人の関係は少しずつ本当の家族のようになっていた。
【3巻のまとめ】
大吉はりんが生まれた時に祖父が記念樹を植えていたことを知る。
それが自分の記念樹と同じキンモクセイであると気が付き、りんとの家族の絆を改めて感じる大吉。
そしてりんは小学生になり、出会いから1年が経とうとしていたのだった。
次巻へ続きます。
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