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裁判所が証拠保全手続きを開始しあわや医療訴訟、そして産科医と助産師としてゴローとサオリに喧嘩が勃発『コウノドリ』28巻【ネタバレ注意】

 

~前巻までのあらすじ~

医師でありジャズピアニストでもある産科医の鴻鳥サクラは自身も孤児として育ちながら、赤ちゃんが無事に生まれることを最優先し家族の幸せを願いながら常にベストを尽くす。

同僚として働くのはサクラの研修医時代からの付き合いであるベテラン助産師の小松、サクラの同期で無愛想な四宮たち。

1巻では飛び込みでの出産受け入れ、望まぬ妊娠で赤ちゃんを育てられない母親、切迫流産による緊急の帝王切開、浮気した夫から淋病を移された妊婦、身体に傷をつけたくないと帝王切開を拒むストリッパーの妊婦のエピソードが収録。

2巻では妊娠に悩む高校生妊婦、無脳症で一度は赤ちゃんを諦めた妊婦のエピソードを収録。

3巻では四宮を変える原因となった妊婦の喫煙リスク、日本でのライブツアー中に出産することとなったジャズ歌手のエピソード、助産院で産むことのメリットとデメリットが収録。

4巻では交通事故に巻き込まれて緊急搬送され母体と赤ちゃんのどちらの命を優先させるかという究極の選択を迫られる夫の苦悩、妊娠中に夫のDVという呪縛から逃れることができた妊婦、ワクチンさえ打てば防げる風疹の啓蒙エピソードを収録。

5巻では双子のお産と、体外受精・卵子提供による高齢出産のエピソードを収録。

6巻では子宮外妊娠、性感染症のクラミジア、口唇口蓋裂と、サクラも自身の幼い頃に通っていた乳児院のエピソードを収録。

7巻では新生児治療室(NICU)に焦点を当て、助けられるかどうかの瀬戸際で精神的に摩耗してしまった女医と、18トリソミーという染色体異常で長く生きられない赤ちゃんのエピソードを収録。

8巻ではつわり、マタニティブルー、自宅での破水と出産、臍帯脱出のエピソードを収録。そして研修医の赤西ゴローが加わり、サクラたちのもとで産科医としての第一歩を歩み始めます。

9巻では死戦期帝王切開、インフルエンザワクチン接種、出産予定日や赤ちゃんの大きさの捉え方についてのエピソードが収録。新生児科や救急救命科との連携から刺激を受けたゴローは、個人の産科医院を営む父の偉大さを改めて知ることとなり、医師としての自分の進路も決意したようです。

10巻では無痛分娩と、突然の管理入院生活による不安と苦悩を夫婦双方の観点から描いたエピソードが収録。

11巻では子宮内胎児死亡という悲運に見舞われた夫婦、妊娠にまつわる迷信、NICUを支えるのに不可欠な医師たちに関するエピソードが収録。

12巻では産後クライシス、アナフィラキシーショックのエピソードを収録。そして仲のいい妊婦を母子共に助けることができず挫折を味わった下屋が救急救命科へ転科しました。

13巻ではサクラの実の母の回想を含め、子宮頸がんのエピソードを収録。救急救命科へ転科した下屋の代役として、シングルマザーとして子育てと仕事の両立を図る倉崎が登場しています。

14巻では子宮頸がんの続きで広汎子宮全摘出をすることとなった妊婦、ノロウイルス、時間外受診に駆け込み帝王切開になった妊婦のエピソードが収録。

15巻では胎便吸引症候群、双胎一児死亡で出産届と死産届を同時に出すこととなった妊婦のエピソードを収録。さらにNICUには神経質だが仕事は丁寧な工藤が加わり、小松は友人の結婚式でピアニストの山下ジョージと運命的な出会いを果たします。

16巻では帝王切開後の自然分娩(VBAC)、離婚後300日問題、シングルマザーの仕事と育児の両立、子宮筋腫のエピソードを収録。また小松と山下が初デートするまでに接近します。

17巻ではゴローの離島研修のエピソードを収録。離島で地域医療を支える総合医に刺激を受け、医師として成長することをゴローは胸に誓います。

18巻では不育症、1か月健診、稽留流産、聴覚障害の妊婦のエピソードを収録。

19巻では早産で自分を責める妊婦と羊水塞栓症のエピソードを収録。自分の力を過信するあまり赤ちゃんが心臓に先天異常を抱えていることを見抜けず診断ミスをしてしまった白川は、小児循環器科医を目指して新たな道を進むことになりました。

20巻では母子感染症、妊婦の鬱と自殺、お産の記念撮影、栄養指導のエピソードを収録。ゴローも産科医として頼もしく成長しています。

21巻では子宮内膜症、羊水にまつわる知識、夫が父になる自覚のエピソードを収録。そして四宮の実家がある都市で大地震が発生し、災害派遣医療チームとして救命医の加瀬らが出動、被災地での救助や医療編が始まりました。

22巻では被災地医療の続きでクラッシュ症候群やエコノミークラス症候群、そして支援者自身へのメンタルケアのエピソードと腰痛にまつわるエピソードを収録。被災地で父の勤める病院に応援に入った四宮は、故郷の復興に尽力するためにサクラに別れを告げて病院を退職することになりました。

23巻では新型出生前診断にまつわるエピソードを収録。

24巻では耳管開放症と突発性難聴、そして里親や特別養子縁組についてのエピソードが収録。

25巻では子供が欲しいと願うLGBT、性分化疾患、梅毒のエピソードが収録。

26巻では里帰り出産、子宮頚管無力症、胎盤ポリープ、骨粗しょう症のエピソードが収録されていました。

27巻では病院内での安全管理やクレーム処理に追われる医療安全管理者が登場。そしててんかん合併症の妊婦が突然死する事故が起きてしまい、夫はやり場のない怒りと悲しみを、サクラは母子共に救えなかった無念さを抱えることとなりました。

 

28巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

妻の突然死に納得のいかない夫が弁護士をたて、証拠保全が執行される

てんかん合併症妊婦の突然死から1か月、夫はまだ妻と子の死を受け入れることができないが、病院側の死因究明は依然として進まない。

妊婦を死なせてしまった無念さからサクラは気落ちして仕事にもベイビーとしてのライブにも手が付かない。

他方、やり場のない恨みを抱え続ける夫は友人のアドバイスで弁護士に相談し、医療訴訟に強いと評判の仲川カナンを頼る。

話を聞いたカナンはすぐに裁判所への申立書と陳述書を作成し、病院のカルテなどの資料に対する証拠保全手続きに出た。

カナンの見立てでは今回のケースでは病院側に勝つことは難しそうではあるが、依頼者には伝えずに訴訟する流れに。

証拠保全の当日は執行の1時間前に病院側に報せが入ることとなり、連絡を受けた磯野たちは慌てて対応に追われることとなる。

病院の中で今回の主治医だったサクラを見つけたカナンはうまく身分を隠しながらサクラに接触するなど動き回っていく。

そして証拠保全が執行され、関連する資料が全て裁判所によって保全された。

院長は「逆に病院側に過失が無かったことが明らかになる」とポジティブに考えるが、患者との信頼関係を大事にしてきたサクラはその信頼が壊れた今回の1件にすっかり気落ちし、産科医を辞めるかどうか悩みを抱える。

サクラの異変を院長から相談された四宮がサクラの胸の内を引き出すことに。

「少しの間お産から離れようと思うんだ」

そうこぼすサクラに、四宮は

「辛い経験が理由でお産から一度逃げた産科医は二度と戻って来ることは無い。オレにはお前がお産から離れた姿が想像できない」

と返すのだった。

結果として病院に非が無かったことが明らかに

カナンは保全された資料を同業のドクターに見せて分析を依頼した。

夫は「絶対に病院側にミスがあったはず」と自分に言い聞かせていたが、その分析の結果は「病院側に非は無い」というものだった。

結局、妊婦の死因は特定できず不明であり、病院側の対応にも問題は無かった―。

「今回裁判を起こしても勝てない」と告げるカナン。

納得できない夫はそれでも訴えを起こしたいと依頼するが、突然のくも膜下出血で母を亡くしていたカナンは「病院にミスが無いということは、誰に診てもらっていても救えなかったということが確認できたということ」と説得。

時間をおいてこれからどうするかを冷静に考え直す夫。

「義両親も訴訟に固執せずに前を向いて」と説得し、夫もようやく妻の死を受け入れ始めた。

結果として訴訟は回避され、サクラにも少しずつ元気を取り戻していくのだった。

医師と助産師の意見の食い違い

産科医と助産師として一端に成長したゴローとサオリだが、ある日ストレスを抱えてお酒が断ち切れない妊婦への指導を巡って喧嘩が起きてしまう。

妊婦にストレスが溜まりがちな状況を考慮して「夫も交えて話をして酒を飲まなくてもいい状況を作るべき」とサオリにゴローが「状況うんぬんより赤ちゃんのためにお酒を飲むなと指導すべき」と返し、これが喧嘩の発端に。

その妊婦は夫とともに禁酒することに成功するが、ゴローとサオリの険悪な関係がしばらく続いていく。

別の妊婦のお産では自然分娩で粘るか帝王切開に切り替えるかで再び意見が割れ、見かねたサクラが仲裁に入る。

サクラは「2人の意見がぶつかるのは判断が偏らないという意味でもいいこと」としながらも、言い争いは妊婦やその家族がいないところでするように注意。

それからもゴローとサオリの言い争いは続くが、少なくとも助産師が意思に対して気を使わずに意見を言うことができるというのも良い職場である証なのであった。

【28巻のまとめ】

28巻ではてんかん合併症妊婦の突然死の続きから。亡くなった妊婦の夫が弁護士を立てて病院を訴える準備に入ったことからサクラは産科医を辞めるかどうか悩むまでになるが、結果として裁判所の証拠保全が執行され、第三者の医師が検証した結果でも病院に非が無く誰にも救えなかった不幸な事故だったことが判明、医療訴訟は回避されることとなった。

産科医と助産師としてそれぞれ一人前に成長したゴローとサオリが妊婦への指導を巡って意見が割れ、しばらく険悪な空気になる。

妊婦やその家族がいるところでは避けた方がいいものの、医師と助産師の意見の食い違いがあることで判断が偏らず、また助産師が医師に気を使わずに意見を言うのは良い職場である証でもあるのであった。

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