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被災した東北での悪行を阻止せよ『ギャングース』13巻【ネタバレ注意】

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講談社/肥谷圭介・鈴木大介
~前巻までのあらすじ~

デブでオタクのカズキ、イケメンで情報収集担当のサイケ、運転・機動担当のタケオの3人は被害届の出せない悪党だけを狙う窃盗団、通称「バックスカーズ」。

サイケの同窓で振り込め詐欺グループに属していた洋介との内通を皮切りに次々と熟練したテクニックと連携で金を盗み出していく。

親から虐待され、少年院でも酷いイジメを受けながらも強く生きてきたカズキの夢は、犯罪集団の金を横取りしていつか日本を買収し、恵まれない子供たちの将来を守ることにあった。

一攫千金を狙うカズキ達は裏稼業界の頂点に立つ六龍天の1人である安達を狙い、ヤクザの宮島や道具屋の高田、ヤン達チャイニーズマフィア、安達系列の裏稼業番頭である加藤やマルコス山田率いる走り屋集団を味方に引き入れ、全員で安達を潰す作戦を練る。

しかし安達とコネのある刑事から情報が漏れ、作戦は失敗。

カズキ達は一転して全員安達から追われる身となり、加藤はひき逃げに見せかけて殺されてしまった。

高田が安達サイドに寝返り、安達はますます勢いづいていく一方、それでもカズキ達は再び安達潰しの作戦を練り直す。

そして洋介や宮島の弟分に当たる祐二の協力のもと、安達が開設した新しい詐欺店舗の金の流れを特定した。

しかし順調に金を追い続けていたところに突如として東日本大震災が起こる。

事態は一変し、大きな壁にぶち当たるのだった。

13巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。

ついに来栖と接触、しかし…

混乱のなか、金の追跡を続行するカズキたち。

一方の詐欺店舗側も混乱のなか確実に受け渡しを行うため、番頭である来栖がリスクを負って自ら乗り出した。

〈リスクを負う来栖[ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

死に物狂いで金の受け渡し場所となる駅のコインロッカーを特定し、人ごみでごった返すなか張りこむ。

慎重派で頭の切れる来栖は、そんななか一般人の囮を使って張り込みの目線を逸らし、まんまとコインロッカーから金を受け取った。

唯一、来栖を視認したカズキが追跡を開始。

〈来栖と接触を果たす[ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

住宅街で来栖を追い詰め、カズキは抵抗する来栖を相手に加藤の死や自分たちの計画を話す。

一瞬心が揺らぐ来栖だったが、自分が裏切ったころによる部下たちへの制裁を考えて再び逃走。

追いかけたいカズキだが、原因不明の体調不良で突然倒れ、意識を失ってしまうのだった。

 

〈突然倒れるカズキ[ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

倒れたカズキ、舞台は東北へ

カズキの脳裏には幼い頃虐待を受けていた生活や少年院での思い出など、これまでの記憶が走馬灯のように流れていく。

 

意識のないカズキを見つけたタケオは背負いながら病院へ。

仲間たちの呼びかけで何とかカズキは一命をとりとめたが、目が覚めたのは翌日、それも病床のベッドの上。

〈カズキが意識を取り戻す[ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

来栖には逃げられ、ニュースでは日本各地での被災状況が大きく報道され、安達潰しどころではなくなっていた。

しかしカズキが寝ている間に張本らが詐欺店舗の張り込みを続け、安達が他の六龍天など裏稼業の幹部たちを集め、この震災に乗じて大規模な何かを計画しているという情報を掴む。

こうして戦いの場は被害の大きい東北に移っていくこととなる。

〈安達が何かを企んでいる[ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

必需品の窃盗に頭を抱える被災地

支援物資の素早い供給は人気商売であるヤクザの腕の見せ所とあり、安達たちは既に東北に向かう手配を進めている。

 

その頃、宮島も安達たちに復讐するために東北に行くことを決め、カズキたちも被災地支援を装いながら現地へ向かう。

〈被災地の状況[ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

現地では既に治安が悪化しており、地元の不良たちが自警団を結成してはいるものの、燃料や機材の窃盗に頭を抱えていた。

その話を聞いたカズキたちは盗まれたものを奪い返すことを決意し、代わりに安達たちの計画に関する情報を求めて網を張るのだった。

相手はプロの窃盗団

盗まれたものの置き場を特定したカズキ達だが、犯人はフル装備のプロの窃盗団。

〈相手は完全武装のプロ[ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

なんとか尾行し、盗品が大量に保管されている倉庫に行き着く。

警察に通報すれば様々な事務手続きでモノが元の持ち主に返ってくるまで時間がかかるため、カズキたちは自力で奪い返すしかない。

そして作戦も思いつかないうちに、カズキ達は犯人グループに見つかり取り囲まれてしまうのだった。

〈相手に囲まれるピンチ [ギャングース 13巻](c)講談社/肥谷圭介・鈴木大介〉

【13巻のまとめ】

震災直後の混乱のなか、カズキは番頭が来栖であることを特定し、味方に引き入れようとする。

しかし来栖は部下たちへの制裁を恐れて逃亡、カズキも急病で倒れ意識不明に。

意識を取り戻した頃には機会を逸してしまっていたが、安達が被災地の東北で何かを企んでいるという情報を得てカズキ達も東北へ。

必需品の重機や燃料の窃盗被害に頭を抱える現地の自警団と協力し、情報を引き出すためにプロの窃盗団との対決に臨むのだった。

次巻へ続きます。

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