友人らと乗っていた船が嵐に見舞われ、彼岸島に漂着した亮介は、この島で繰り広げられる人間と吸血鬼の戦いに巻き込まれる。
吸血鬼に襲われその恐怖を味わった亮介は、彼女の和美と共に明と出会い、この島の真実を知る。
雅という元凶の存在と、日本全土に吸血鬼の蚊を撒く計画。
明たちはその計画を阻止するため吸血鬼の蚊の育成所を破壊しにいく作戦を立てている一方、亮介は和美と共にボートで脱出を図ったが、邪鬼に阻まれて失敗。
和美は吸血鬼たちに囚われてしまい、食事場で監禁されてしまう。
和美を助けるため明に助けを求め突入した亮介だが、そこには吸血鬼ウイルスに感染した和美の姿があった。
それでも和美を守る為駆け落ちする亮介だが、明は吸血鬼は全て殺す決意のもと、2人を追ってくる。
明と刺し違える覚悟の亮介、明は「亮介を止められるのは和美だけだ」と呼びかけ、和美が明の前に姿を晒すのだった。
3巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
和美の死
明に殺される覚悟を固めた和美。
吸血鬼に囚われた際、自分の身を守るために自ら吸血鬼たちの性欲の処理を申し出ていた和美は、口淫のときに精液に混じった血液から感染したようだ。
追い詰められやむを得なかった判断とはいえ、汚れてしまったことに強い自己嫌悪を抱いた和美を亮介は優しく抱きしめるが、それでも吸血鬼を全員殺すという明の決意は変わらない。
せめて血が不足して理性がなくなる前に、亮介の見えないところで明が和美の首を切り落とすのだった。
いよいよ蚊の育成所襲撃へ
亮介を守るというのが明と和美に交わされた約束。
和美を殺され怒り狂う亮介だが、明は雅への憎しみを語り、また自分が吸血鬼になったら自分を殺すよう亮介に告げる。
この島で生き抜くための強い覚悟と共に、明たちは蚊の育成所に攻めこむため拠点へと戻るのだった。
斧神と再び対峙するが…
師匠たちが決起し、一気に攻めこむ。
外の警備は師匠たちが引きつける間、建物に侵入した明はついに斧神と対峙。
しかし斧神はあくまで明を殺さずに味方につけるため、増援で駆けつけた村人4人と共に罠にかけて無理矢理吸血鬼化させようとする。
落とし穴にかかった明たち、その下はまさに吸血鬼ウイルスを媒介する蚊が無数に養成されている血の池なのであった。
血の池の中を進め
いかに明と言えど、数億匹の蚊をすべて斬ることは不可能。
村人のうち1人があえなく蚊に刺され、吸血鬼化して明に殺される。
残り3人とともに近くにあった毛布に被って身を守りつつ、血の池の向こうにある梯子で外へ脱出することを目指す明。
血の池の水が身体に入れば吸血鬼化してしまう危険な道だが、これしかない。
明たちは毛布を被りながら慎重に池の中を進むのであった。
血の池から脱出、護衛隊長との再会
池の底にあった死体でバランスを崩した1人が池へと沈み、吸血鬼化。
なんとか明が殺して二次被害は避けられたが、味方はあと2人に。
梯子にたどり着き上り始めるが、途中で梯子が折れ、また1人が池に転落してしまった。
梯子を上りきった明は、休息をとりながら建物の中を進む。
外では師匠たちが邪鬼相手に持ちこたえる一方、まるで迷路のように張り巡らされた道に迷う明。
すると、道中の牢獄で監禁されていた護衛隊長と再会を果たす。
隊長はこの建物の設計にも関わっており、明は最適なガイド役を見つけたのだった。
【3巻のまとめ】
死ぬ覚悟を固めた和美が明の手によって命を落とした。
明たちは翌朝、ついに蚊の育成所の1つを襲撃する。
建物に侵入し斧神と対峙した明だが、落とし穴の罠にかかり血の池に落とされてしまった。
なんとか無事に脱出するが、その先はまるで迷路のような構造。
と、道中の牢獄で護衛隊長と再会を果たし、明は最適なガイド役を見つけたのだった。
次巻へ続きます。
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