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前巻はこちら新型出生前診断、認定遺伝カウンセラー、21トリソミー(ダウン症)『コウノドリ』23巻【ネタバレ注意】
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24巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
耳管開放症と突発性難聴
日本人の女性サックスプレイヤーで一番有名なミュージシャンのサリー(北川サリ)がベイビーとのライブで共演するために拠点のニューヨークから来日する。
産科医と言う正体を隠しながらベイビーとして共演したサクラは、楽屋でサリーが妊娠していることを知る。
「よく両方の耳がこもった感じになる」と違和感を訴えるサリー。
耳管開放症という妊婦がなりやすい病気を疑い、サクラはすぐに産院を受診するようにアドバイスするが、また別の日には「片側の耳だけ聞こえにくく、耳鳴りもある」とサリーが告げる。
サクラはすぐに突発性難聴を疑い、早く治療するためにそのまま病院に連れていくことを決意。
マネジャーの車に同乗して自分が勤める病院に送り届けると、偶然にもデートを終えて病院への出勤した小松と車で小松を送ってきた山下ジョージと遭遇。
産科医としての正体を知るのは小松だけであり、あわやベイビーと小松が知り合いであることがバレかけるハプニングがありながらも、ひとまずサリーを耳鼻科へ案内した。
サクラの見立て通り突発性難聴と診断されたサリーはしばらく安静にして音楽活動を休止し、早く治療に入れたことでベイビーに感謝する。
そしてサリーの復帰明け、だいぶ大きくなったお腹でベイビーと再びライブで共演することに。
お腹の赤ちゃんに演奏がどれだけ聞こえているかどうかはわからないが、母が楽しそうにしているのはきっと伝わっているのだった。
特別養子縁組
11回も体外受精をトライしたものの流産を繰り返す40代の夫婦。
5年にも及ぶ不妊治療で経済的にも精神的にも苦しい想いをしているが、妊娠には結びつかなかった。
落ち込む妻は街中やCMで子供を見かけるのも嫌になってしまうが、それでも子供を育てることを諦めることができない様子であり、病院のポスターから「特別養子縁組制度」について興味を持ち始める。
他方、サクラのもとには未受診の中学生の妊婦が受診。
両親が離婚し、仕事で忙殺される母の前では良い子でいようと優等生を演じていたが、SNSに慰めを求めて不特定多数の男性と遊ぶようになり妊娠してしまった。
そして誰にも相談できないまま時間が経ち、22週を超えて中絶することもできない状態。
産んだ後に育てられないとなれば、赤ちゃんは乳児院に入って里親や養子縁組を待つこととなる。
里親の場合はあくまで家庭で暮らせない子供たちを一時的に預かるという制度であるため、法律上の親子関係は無く遺産の相続や扶養義務も発生しない。
そして里親は以下の4つに分かれる。
①養育里親:0~18歳までの子供が実の家に帰るか自立するまで養育する制度。独身者でも基準を満たせば可能。
②専門里親:3年以上の養育里親や児童養護施設での勤務経験を持つ人が、障害や虐待を受けた子供を養育する制度。
③親族里親:両親等が死亡や行方不明で養育できなくなったとき、親族が里親として認定を受ける制度。
④養子縁組希望里親:実の親が養育していく見込みのない子供を我が子として迎え入れる制度。
里親と養子縁組の大きな違いは法的な親子関係を結ぶかどうかにあり、普通養子縁組の場合は実親と養親の両方と親子関係が発生することになる。
そして特別養子縁組の場合は実親との親子関係を解消し、新たに結び直すことに。
養子縁組希望里親のほとんどは特別養子縁組を前提としているが、養親にも年齢、犯罪歴の有無や家計状況などの基準をクリアする必要があるもの。
基準をクリアして里親認定となった後にも研修や乳児院での実習、児童相談所による面接などを経て里親名簿に登録される。
そこから子供と半年程度の同居生活で様子を見た後、家庭裁判所での審判を経てようやく特別養子縁組が成立するという、非常に長い期間を要する。
一方、上記の児童相談所とは別で、許可を受けた民間機関による支援を受けて特別養子縁組をした場合は費用が高くなる代わりに流れも多少変わることとなる。
流産に悩み続けた40代の夫婦も乳児院に足を運び、民間機関経由での特別養子縁組を希望する意志を固めた。
ソーシャルワーカーの向井がケアすることになった中学生の妊婦は出産するまで不登校の形をとることとなり、その母は特別養子縁組に出す前提で進めようとする。
しかしあくまでお腹の赤ちゃんをどうするかは産む妊婦自身の希望が最優先。
サクラたちは慎重に考えるように促し、中学生の妊婦は乳児院を見学しながら少しずつ自分の気持ちと向き合っていく。
親の意向で民間機関での特別養子縁組に出す準備を進めつつ、いよいよ出産の時。
産まれたあとは母子同室で過ごし、母乳をあげるなどするうちに「自分で育てたい」という本心に行き着いた。
しかし今の自分ではこの子を幸せにしてあげることができない―。
涙を飲んで中学生は我が子を特別養子縁組に出すことを決め、民間機関の手配で40代の夫婦が新たな親となることが決まった。
中学生は自分で名前を付けた赤ちゃんの幸せを願いながら、新たな親のもとでの幸せを願うのであった。
【24巻のまとめ】
24巻では耳管開放症と突発性難聴、そして里親や特別養子縁組についてのエピソードが収録されていました。
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