ヒトのなかにはその正体を隠しながらヒトを狩り、その死肉を食べる喰種が潜んでいる。
平凡な大学生カネキはリゼという喰種の臓器を移植されてしまい、ヒトから喰種になってしまった。
ヒトと喰種の違いに苦しむカネキだが、街の喰種たちが運営する喫茶店「あんていく」の助けを借りながら喰種の世界を学び始める。
カネキは「あんていく」で働きながら、店長や店員であるトーカたちから人間社会に溶け込む術を学び始めた。
だが知人の喰種が容赦なく喰種対策局「CCG」の捜査官である真戸に殺され、怒ったトーカが個人的な復讐を断行、結果としてCCG捜査官にマークされることとなる。
トーカの判断は必ずしも正しくないと知りながらも、カネキはトーカの力となるため、自分も喰種としての特殊能力である赫子の使い方を学び強くなろうと決意。
トーカとカネキはヒナミへの捜査をかく乱するためCCGに偽情報を流すが、それを逆手に取った真戸の罠によりヒナミが誘き出されてしまう。
トーカはヒナミと協力して真戸を倒し、カネキは亜門と対峙して足止め。
喰種の本能に抗ってまで亜門を殺したがらないカネキの言葉に、亜門は今まで抱いていた喰種への考えを疑い始めるのだった。
4巻のあらすじを振り返ってみましょう。
日常
病院での検査も何故か異常なしで突破してしまったカネキは、担当医師に疑念を抱きつつも日常に戻っていく。
大学ではヒデが喰種に興味をもち、持ち前の勘の良さと推理力で捜査官殺し事件の真相に迫っていた。
一方「あんていく」でのカネキは、捜査官を追い払ったことで喰種たちにとって有名人になっていた。
カネキは忠告を聞かず事件に首を突っ込んだことを謝罪するが、四方からすべてを聞いていた店長は逆にカネキに感謝した。
トーカの親友
トーカは人間として高校に通っているが、授業中に事件のことを思い出してボーっとしていた。
その様子を心配した親友の依子が弁当のおかずを分けてくれるが、喰種であるトーカは人間の食べ物を食べることができない。
しかしトーカは依子が作ってくれたおかずを吐き出さず、必死に飲み込んだ。
下校したトーカはヒナミを訪ねてきたカネキを家に招くが、そこへトーカを心配した依子が肉じゃがを持って訪ねてくる。
カネキはあまりの不味さに一皿分すら食べることができなかったが、トーカは体調を崩しながらも親友の料理を食べきった。
美食家の喰種
20区の厄介者で美食家と言われる「月山」が「あんていく」を訪れた。
月山は独特の匂いをもつカネキに目をつけ、大学にまで姿を現す。
どこか胡散臭い月山を警戒していたカネキだが、本好きのマスターが営む喫茶店を紹介するという話につい乗ってしまい、2人で出かける約束をしてしまった。
ヘルタースケルター
カネキは四方に連れられ「ヘルタースケルター」というバーに来ていた。
店主の「イトリ」は四方とウタと親交のある情報通の喰種で、カネキ以外の「隻眼の喰種」の噂も知っていた。
人間と喰種の間にできた子供は大半が産まれるまでの間に死んでしまうが、ごく稀に人間と喰種の優れた形質を兼ね備えたハーフとして産まれることがあり、その場合はカネキのように片目だけが喰種のような赫眼の状態、つまり隻眼の喰種になるという。
イトリによれば、隻眼の喰種が話題になったのは随分前のことであり、その正体もよくわかっておらず都市伝説のようなものらしい。
他の情報としてリゼが死んだ事故が仕組まれたものだった可能性があると知ったカネキはイトリに更なる情報を求めるが、その対価として「喰種のレストラン」について月山から探るよう依頼されるのだった。
共存
バーからの帰り道、カネキは同種であるはずの喰種に襲われているニシキを見つけ、彼を助けた。
ニシキを家まで送り届けると、ニシキの恋人である「貴未」が現れる。
彼女ははニシキが喰種であると知りながら彼を匿っていた。
2人の在り方がヒトと喰種の共存の1つかもしれないと感じたカネキは、そのままニシキたちの家を後にする。
喰種のレストラン
カネキと月山が一緒に遊びに行く約束の日、案内した喫茶店でカネキの血の匂いを嗅いだ月山は、カネキが今までに出会ったことのない「新しいご馳走」であると確信する。
そして喫茶店を後にすると、月山は「招待制のレストラン」へカネキを誘った。
情報収集のチャンスが舞い込んだカネキは付いていくことを決める。
1人だけ別室に通されたカネキはシャワーを浴びて着替え、先に来ていた2人のヒトと共にさらに別室へ案内される。
だが、そこでは空腹の喰種たちが3人を待ち構えていた。
月山はカネキたちを「ディナー」としてそれぞれ紹介。
1人はグルメ雑誌の編集者、もう1人は会員の喰種に騙された女、そしてカネキは「ヒトの匂いがする喰種」と紹介し、新しい美食として喰種たちの興味をかきたてる。
解体屋の「タロ」は2人のヒトを処理し、月山から与えられたクインケを持って喰種であるカネキに迫った。
カネキはレストランから逃げるためタロの無力化を図るが、ガスによって体の自由を奪われる。
ピンチに陥ったカネキが隻眼になると、カネキを独り占めしたくなった月山が突如として乱入し、タロを始末してカネキを助けた。
月山は代わりにタロを食べる提案をし、カネキを連れてレストランを後にするのだった。
【4巻のまとめ】
カネキは美食家と呼ばれる喰種「月山」に目をつけられた。
自分が喰種になるきっかけとなった事故が仕組まれたものだった可能性があると知ったカネキは、情報の対価として月山が通う「喰種のレストラン」に潜入し、情報を集めようとする。
次巻へ続きます。
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