関東大会が近づくなか、静央シニアは2年前に文吾が滅多打ちにあった因縁の相手・宮松シニアとの練習試合を迎える。
軟式野球の天才打者・河村を迎えたダークホース・富士ヶ丘シニアやライバルの上本牧シニア、全国覇者の流山シニアなどライバルやスカウトらも注目する一戦。
1点リードを許して2番手として登板した文吾は覚えたてのカーブが強打者相手に通用せずホームランを打たれてしまうが、なぜか笑みを浮かべているのであった。
11巻のあらすじを振り返ってみましょう。
カーブの実験
宮松シニアに再び滅多打ちにあい、一挙に5点を失った文吾。
だが本番の日本選手権で勝つため、文吾は袴田にも相談のうえ、結果は二の次にして実戦でカーブがどこまで通用するかを宮松シニア相手に実験していた。
結果、うまくいったカーブの後のストレートには真生すらも反応できないことがわかり、収穫を得ていたのである。
また試合を通じてライバルたちにカーブを印象付けたことで、さらに進化した「ど真ん中のストレート」という必殺の切り札を隠したまま関東大会本番に臨めるのだった。
ガチンコの紅白戦へ
文吾の成長に危機感を募らせる瑛太は、真琴から「もっと自分に自信を持っていい」という言葉をかけられて真琴がさらに好きになる。
瑛太は真琴の汚れたユニフォームを完璧に選択することを提案し、真琴の肩を抱き寄せる。
その光景を遠くから目にした文吾は、練習中に雑念が生じた。
他方、1年生の尾野は隅々まで気が利く世話係として瑛太と間瀬に気に入られ、小谷野と米村は文吾に憧れて一緒にトレーニングするように。
なかでも米村は捕手のレギュラーの座を狙い、文吾の投球練習の相手をすることに。
チームとして成長していくなか、注目はやはり文吾と瑛太のどちらがエースナンバーをつけるのか。
その直接対決は、静央シニアの紅白戦で実現することになる。
A組には瑛太を先発としてレギュラーメンバーで構成され、B組には文吾を先発として控えメンバーで構成。
紅白戦は文吾対レギュラー陣という構図となり、監督は文吾に不利な状況でB組を勝利に導くことを求めた。
袴田のアドバイスにより、袴田への競争心を煽られつつも文吾の球をなんとか捕球できるようになった米村がB組の捕手を務める。
さらに米村は軟式野球でベストナインにも選ばれており、バッティング技術もかなりのもの。
そして対外練習試合を重ねてチームとして最高の仕上がりを見せるなか、いよいよ紅白戦が近づく。
野田や袴田、真琴らレギュラー陣は文吾との真剣勝負を望み、また文吾も下剋上を実現するつもりの様子。
文吾は試合に勝った時にのお願いとして「真琴のユニフォームを自分にも洗わせてほしい」と切り出すが、女子として自分の汗が染みこんだユニフォームを意中の相手に渡すことは考えられず、真琴は頑なに拒否。
相変わらず女心がわからない文吾なのだった。
B組が貴重な先制点
スカウトの荒深や冨士ヶ丘シニアの河村も視察に訪れるなか、紅白戦が開始。
瑛太が先頭打者を3球で三振に取る最高の立ち上がりを見せるが、2番の米村が瑛太の失投を完璧に捉えてホームラン。
数少ないチャンスをモノにしてB組に貴重な先制点をもたらす。
3番の文吾も豪快なスイングでプレッシャーを与えるが、瑛太は新たな武器のチェンジアップを解禁し、4番打者も併せて連続で見逃し三振を奪った。
そして1回の裏、先発マウンドに上がった文吾が静央シニアのレギュラー陣の打線に挑む。
まずは文吾のことを知り尽くす袴田を打席に迎えるのであった。
【11巻のまとめ】
本番の夏に確実に勝つための布石として、宮松シニアを相手に新たな変化球であるカーブを実験していた文吾。
関東大会が近づきチームとして仕上がっていく中、瑛太と文吾のエースナンバーの争奪戦はガチンコの紅白戦の結果に委ねられることに。
瑛太をはじめレギュラー陣が勢ぞろいするA組に、文吾はほぼたった1人でB組を率いる形で挑む。
だが初回に文吾を慕う後輩の米村が瑛太の失投を捕らえ、ホームランで貴重な先制点をもたらすのだった。
【11巻の見どころ】
この巻の見どころは、宮松シニアとの再戦でカーブの手応えを掴む文吾と、エースナンバーを懸けた紅白戦での激突です。
文吾は本番に向けた成長のため、結果を恐れず実戦でカーブを試し、大きな収穫を得ます。
そして迎えた紅白戦では、強豪揃いのA組に対して文吾率いるB組が挑む展開に。

次巻へ続きます。
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