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前巻はこちら演技力のなさに悩む野心家の女優・丹沢ニナとの協力関係、しかし恋の争いから思わぬ展開へ…『累』2巻【ネタバレ注意】
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3巻のあらすじを振り返ってみましょう。
ニナの目覚め
ニナが眠っている間にかさねは髪型や香水を変え垢抜けていた。
「かもめ」の舞台が成功したおかげで、次のオファーも多数来ているという。
鳥合との関係は終わっていた。
ニナはかさねから、ニナの母が残した留守電を聞かされる。
ニナの母は「かもめ」の舞台を鑑賞し、ニナが病を乗り越え女優として成長したことにとても喜んでいた。
ニナは両親を悲しませる訳にはいかないと思い、かさねに任せたことは正解だったのだと自分に言い聞かせる。
ニナの自殺未遂
突然ニナが失踪する。
ニナは徐々に精神を病んでおり、屋上から飛び降りてしまう。
かさねは助けようとするが、亡霊となったかさねの母の手が伸びてきて阻まれた。
転落したニナに駆け寄るかさね。
かさねの母の手は無理やりかさねとニナをキスさせる。
2人の顔は入れ替わり、ニナはかさねとして病院に運ばれた。
ニナの命は助かったが意識不明の状態となる。
かさねは叔母の峰世を脅し、ニナの治療に関する権限を手に入れる。
これでかさねは引き続きニナの顔を利用することが出来る。
しかしかさねは自分のした行いが正解だったのか、悩んでいた。
関 彩矢音
あれから1か月経ってもニナの意識は戻らない。
かさねはニナの顔で女優活動を続けた。
現場で偶然高校生の頃自分をいじめていた関 彩矢音と再会する。
かさねは彩矢音に復讐するため、彩矢音が好意を抱いている薊野(あざみの)に近づく。
かさねは薊野と顔を入れ替え、薊野のふりをして彩矢音を罵倒した。
このとき、薊野の顔はニナではなく元のかさねの顔に入れ替わったことから、口紅で新たな相手とキスをすると前の相手との顔の交換がキャンセルされることが判明。
そのまま彩矢音に自分と同じ苦しみを与えたが、かさねは釈然としなかった。
かさねはニナにひどいことをした自分と、自分をいじめていた彩矢音を重ねていた。
母からの疑い
ニナは3か月経っても意識が戻らないことから植物状態と認定され、かさねは家で介護することになった。
ニナの両親が訪ねてくるが、かさねはニナの眠る部屋を隠そうとして、ニナの母に怪しまれてしまう。
その後もかさねを疑うニナの母に、かさねは自分の顔で眠るニナを紹介する。
かさねは有名な舞台「サロメ」のオファーを受け稽古に励むが、ニナの母のことがあり集中出来ない。
かさねの弱音を聞いた羽生田に改めて自分の醜い顔を見せられ、やはりニナの顔で過ごす今の生活を手放せないと決心。
かさねはニナのふりをしてニナの実家を訪れた。
ニナの母はかさねの様子を見て、ニナが別人になっていると確信する。
ニナの父親はかさねがニナであると疑わず、ニナの母が精神の病気ではないかと指摘する。それはかさねと羽生田の仕組んだ罠だった。
かさねの決意
「サロメ」の本番まであと2日、かさねは集中を欠いていた。
相手役の雨野に指摘され、母親に導かれたからではなく、何があっても自分の意志で舞台に上がり続けることを誓う。
【3巻のまとめ】
自分の顔をした他人が名声を得ていく様子を見続けて精神的に病んだニナは自殺未遂を起こし、植物状態になってしまう。
かさねはニナを追い詰めたことに罪悪感を感じつつもニナの顔で活動を続けるが、ニナの母の目は欺けず、別人ではないかと疑われ始めた。
かさねはこのままで良いのか悩むが、羽生田や天野に自身の本当の気持ちを問われ、醜い顔を捨てた今の生活を死守することを誓うのだった。
次巻へ続きます。
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