勇次郎との決闘を終え、欠伸の止まらない日々を過ごす刃牙。
しかしスカイツリーの地下研究施設で武蔵のクローンが作られ、霊媒師である徳川寒子によって武蔵が現代に蘇った。
蘇った武蔵の実力は相手を意識の上でさえも斬ることができる程。
ご老公に呼ばれて刃牙と対面すると、2人は互いにその実力を悟る。
そのまま立ち会いとなるが、2度の敗北を喫した刃牙。
地下格闘士たちにも武蔵の存在が伝わり、なかでも本部が誰よりも強く対戦する決意を固めるのだった。
5巻のあらすじを振り返ってみましょう。以下ネタバレ注意です。
独歩 vs 武蔵
警察が武蔵を徹底マーク。
しかし武蔵はご老公の公邸へと帰っていき、ご老公が警察へ手を出さないよう通達する。
時を同じくしてご老公のもとを独歩が訪れていた。
武蔵は独歩の実力を見抜き、独歩と武蔵の立ち合いが実現する。
〈独歩vs武蔵 [刃牙道 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
意識の上で斬られ一度はダウンを喫するが、「斬る真似」として決着を認めない。
独歩に応じるように、武蔵はご老公から伝家の宝刀である真剣を借り、仕切り直しへ。
独歩は辛うじて武蔵の顔に傷を負わせるも、あわや正面から真っ二つというところで寸止めをくらい、完全に敗北を喫した。
〈あわや真っ二つ [刃牙道 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
烈と武蔵が激突へ
エキシビションながら、最強の王者ウィルバー・ボルトにもボクシングで勝利した烈。
ボクシングに思い残すことがなくなった烈はボクサーとしての活動を終了し、武蔵と戦うために日本へ渡る。
烈の強い希望により、武器の使用が解禁されることとなった。
事前の顔合わせでは、武蔵の闘気にあてられた烈が仕掛けるが、武蔵は烈の義足を掴んで易々と折る。
〈武蔵に仕掛ける烈 [刃牙道 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
互いに決闘の日を楽しみに待つのだった。
本部の真意
烈お武蔵が武器使用可のルールで激突することを知った本部は、ご老公にマシンガンの用意を薦める。
本部の真意は武蔵と闘うことではなく、地下格闘士を含めた仲間たちを武蔵から守ることにあった。
〈本部の真意 [刃牙道 5巻](c)秋田書店/板垣恵介〉
武芸百般を修める自分にしかできない、と自負する本部。
一方、武器の修業に励む烈。
その腕は郭も認めるほど確かなものだった。
【5巻のまとめ】
独歩も武蔵に敗れてしまう。
そしてボクシングに未練の無くなった烈が武蔵との対決に名乗りを上げた。
ルールは武器あり。
中国四千年の武術は武蔵に通用するのか-。
次巻へ続きます。
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