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第三勢力に拉致された燕姫、神を恨む亜人との共闘へ『神殺』2巻【ネタバレ注意】

~前巻までのあらすじ~

今から1年前、突如として神々が各地の「妖(あやかし)」を率いて人間の国を侵攻し、その超大な力の前に成すすべなく多くの国が滅ぼされていった。

聖国(ひじりのくに)も例外ではなく、第一王女にして剣の腕前が立つ燕姫は側近の義武と共に神による襲撃から逃れ、反撃と再興を模索していたところで神を殺す力を持つ男・神殺と出会う。

神殺は魂を引き裂かれて心を殺された妹・ヒルコの敵討ちのために神々を皆殺しにするのが目的である。

神殺たちは霊峰の頂上で日蝕の時を迎え、元凶であるアマテラスが地上に顕現。

運命の決戦が始まるのだった。

 

2巻のあらすじを振り返ってみましょう。

全滅の未来を回避

アマテラスによって神殺が瞬殺され、燕姫が代わりにヒルコを抱えて最後まで抵抗しようとする。

と、突如としてそこに天上を追放されていたタケスサノオノカミが姿を現し、燕姫らに味方した。

タケスサノオノカミは時空の扉を開いて燕姫らをタイムスリップさせ、全滅の未来を回避するのであった。

「神殺-かみそぎ-」2巻©講談社/爾弥餡丸

過去をやり直せ

燕姫たちは神の侵攻によって滅ぶ前の聖国で目を覚まし、そこには蘇った神殺の姿もあった。

自分がアマテラスに敗北したことを知った神殺は、自分たちの完全な力を覚醒させるため、神々に砕かれたヒルコの魂を取り戻しに行くことを決める。

「神殺-かみそぎ-」2巻©講談社/爾弥餡丸

燕姫の父にして国王の聖狼涎国綱は燕姫から事情を説明され、燕姫と義武を神殺に同行させることに。

そして神殺たちは、ヒルコの魂の欠片を持つ神・イシコリトベを狙い、滅ぼされた隣の国・儡渦国(らいかのくに)へと出立するのであった。

神殺とヒルコの過去

神殺にとってすべてが始まったのは、ヒルコが生まれた日。

神を殺す力を宿して生まれたヒルコは生まれる前から呪いの子とされていたが、母は周囲の猛反対を押し切ってヒルコを生み、出産後に命を落とした。

ヒルコは村の掟によって七歳になるまで外に出てはならないとされ、神殿で隔離されたまま育つ。

村人たちからの迫害に耐えながら、兄として妹を守ることだけを考え、ようやく迎えたヒルコの七歳の誕生日。

神々はそのタイミングを狙っていたかのようにヒルコに宿った力を封印するため、ヒルコの肉体と魂を引き裂いた。

だがその場にいた兄が力の代行者となり、それ以来ヒルコに仇なす存在を八つ裂きにする戦いが始まったのだった。

妖たちの組織「咎組」と接敵

儡渦国へと向かう道中、野営していたところを妖の群れに囲まれてしまう燕姫たち。

リーダーである龍人の菫(ギン)は投降を呼びかけるが、聞き耳を持たずに神殺が仕掛ける。

霧に包まれるなか、相手、そして動揺している側近の義武を斬ると、相手の姿も義武の姿も全て妖である雫赴音(ダフネ)が作ったが作り出した幻影だったことがわかった。

しかし燕姫は敵に拉致されてしまう。

相手は神にも人間にも味方しない妖たちの組織「咎組」であり、近隣諸国の高貴な人間ばかりを狙う集団なのであった。

「神殺-かみそぎ-」2巻©講談社/爾弥餡丸

燕姫の救出へ

燕姫に懐いているヒルコにのためにも、燕姫の救出に力を貸すこととした神殺。

他方、咎組の組頭は高貴な人間の肉体と魂を喰うことで神にかけられた呪いを断ち切るのが狙いのようだ。

ダフネが燕姫の肉体の管理を任される一方、燕姫が残した血痕を追って神殺らが咎組のアジトへ侵入。

「神殺-かみそぎ-」2巻©講談社/爾弥餡丸

神殺はヒルコを背負いながら単身で乗り込み、ヒルコが疲れて武器である刀が使えなくなりそうなアクシデントを抱え、妖獣・鵺から毒を食らいながらもなんとか撃破するのだった。

ダフネの過去と仇敵

ダフネの両親はもともと神に仕える妖狐一族の筆頭だったが、はぐれ者の男の妖狐・禦狐(ギョコ)に殺されたことで神への信仰を捨てたのだという。

妖狐は尾に宿る力で神への信仰の序列を決めていたが、ギョコは尾が無いながらも神への行き過ぎた愛からダフネの両親を殺して尾を奪い、里の筆頭の座を強奪。

納得のいかないダフネは里の守り神であるウブスナガミを頼りギョコに神罰が下ることを願うが、ウブスナガミは妖狐のことを玩具程度にしか思っておらず、笑い飛ばして楽しむばかり。

そのまま里を追放されたダフネは神への信仰心を捨て、ギョコと神への復讐を胸に誓った。

「神殺-かみそぎ-」2巻©講談社/爾弥餡丸

そして今、ダフネは同じく神へ背く者として捕らえた燕姫を咎組の同志に誘うのであった。

アメノホヒ

アジトの奥へと侵入した神殺は、ギンと対峙。

組頭へ忠誠を誓い、組頭に呪いをかけた神への復讐を目的とするギンに対し、ヒルコの能力で全てを看破した神殺は「その組頭の正体こそが神」だと告げる。

「神殺-かみそぎ-」2巻©講談社/爾弥餡丸

すると正体をバラされた天ツ神の一柱・アメノホヒが姿を見せた。

アメノホヒは呪いを解こうとして自分を頼ってきた咎組の組頭を騙して殺し、成り代わって咎組を利用していたのである。

真相を知ったギンはアメノホヒと闘う構えを見せ、そこにダフネも加勢。

これまでに捧げられてきた人間の魂でアメノホヒが強大な力を振るうが、そこに神殺も割って入る。

だが神殺は鵺からもらった毒でまだ本調子ではない。

ギンとダフネがアメノホヒと対峙して時間を稼ぐなか、義武が持っていた毒消しを燕姫に託し、神殺へと届ける。

そして復活した神殺の一撃がアメノホヒを襲うのであった。

「神殺-かみそぎ-」2巻©講談社/爾弥餡丸

【2巻のまとめ】

最高神・アマテラスに敗北した神殺だが、助けに入ったタケスサノオノカミの力によって神々の侵攻で国が亡ぶ前にタイムスリップする。

完全な力を覚醒させるため、バラバラに引き裂かれたヒルコの魂の欠片を集めに隣国の儡渦国を目指す神殺たち。

しかし相手は神にも人間にも味方しない妖たちの組織「咎組」と接敵し、燕姫が拉致されてしまった。

救出を急ぐ神殺たちは咎組のアジトへ攻め入ると、咎組の組長の正体は咎組にとっても敵である神・アメノホヒだったことが判明。

咎組の幹部で神を憎む幻術使いの妖狐・ダフネ、龍人のギンと共闘し、アメノホヒとの戦いが激化するのであった。

次巻へ続きます。

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